2代目「TANTO」L375S/L385S型とは? わかりやすく解説

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2代目「TANTO」L375S/L385S型(2007年 - 2013年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:11 UTC 版)

ダイハツ・タント」の記事における「2代目「TANTO」L375S/L385S型(2007年 - 2013年)」の解説

2007年秋東京モーターショーでの参考出品経て2007年12月17日2代目発表発売された。月間販売目標8000台と発表されている。ロゴは「Tanto」から全て大文字の「TANTO」に変更機に右側90近く開くドアからスライドドア変更されピラー廃止キャッチフレーズは、標準系が「祝子育て満開」、カスタム系は「アニキタント。」で、CMキャラクター標準系がユースケ・サンタマリア小池栄子カスタム伊藤英明長澤まさみカスタムCMソングにはEXILEの「変わらないモノ」が起用された。 基本的に外観デザインキープコンセプトであるものの、タント従来型ファニー雰囲気をさらに昇華させたようなルックスで、より女性向け印象強めた一方タントカスタムムーヴカスタム洗練されたデザインとなっているため、本来のカスタムコンセプトである攻撃的なデザイン踏襲している。 従来型同様、90近く開く各ドア加え助手席側に軽自動車初となるセンターピラーレスとスライドドア組み合わせた「ミラクルオープンドア」が採用された(「X Limited」・「X Limited スペシャル」・「カスタムX Limited」・「カスタムRS」はパワースライドドア装備ちなみに運転席側は通常のヒンジドアとなる)。加えて4代目ムーヴプラットフォーム流用しホイールベースさらなる延長(2,440mm → 2,490mm)やフラットフロア化(FF)を行ったことで、初代上の広い室内空間利便性生まれたエンジンは、43kW(58馬力)を発揮する自然吸気仕様KF-VEエンジン直列3気筒DOHCDVVT付き)のほか、47kW(64馬力)を発揮するKF-DET型ターボエンジン搭載後者初代ではタントおよびタントカスタム共に設定されていたが、2代目では「カスタムRS」のみの設定となる。 トランスミッション先代同様、ガングリップ式のインパネシフト基本で、「X Limited」・「X Limited スペシャル」・「カスタムX Limited」・「カスタムRS」はCVTとなる。同時に自然吸気4WD車のATは従来3速から4速変更され静粛性燃費の向上が図られた。全車先代引き続きセンターメーター採用インテリアでは「X Limited スペシャル」に軽自動車初のフローリングフロアを採用し高級感と(清掃面など)使い勝手両立をも実現したグレード体系タントターボ車「RS」を廃止し、「X Limitedの上仕様である「X Limitedスペシャル追加カスタムにも「X Limited」を追加した(「X Limited」及び「X Limited スペシャル」は2WDのみの設定)。 2008年5月21日 - 車いす仕様車タント スローパー」をフルモデルチェンジラインナップは「リアシート仕様」と「リアシートレス仕様」の2グレード整理された。9月1日 - 福祉車両「フレンドシップシリーズ」の新ラインナップとして「タント ウェルカムシート」を発売前述東京モーターショー参考出品され仕様市販化したもので、軽自動車助手席昇降シート車で初めて、2モード昇降機能を搭載。ミラクルオープンドアを開放した状態で助手席後方スライドさせて足元スペース広げた状態で回転昇降するモード助手席ドアのみを開放した状態で回転昇降するモードがあり、シーンに応じて使い分けることができる。また、操作時の利便性高め大型ワイヤレスリモコンを標準装備している。助手席シートはからだをしっかりサポートするために大きめにし、大型フットレスト備えた専用仕様となっており、こちらも軽自動車助手席昇降シート車では初となるベルトインシートを採用。これにより車外でのシートベルト脱着が可能となり介護する側の負担軽減されるまた、助手席シートバックには後席の乗り降り便利な大型アシストグリップを装備している。 12月17日 - 特別仕様車「ワンダフルセレクション」・「カスタムVセレクション」・「カスタムVセレクションターボ」の3車種発売。「ワンダフルセレクション」は「L」をベースブラウン専用シート色を採用するとともに、イージークローザー付パワースライドドア撥水ドアガラス(フロント)、IR&UVカットガラス(フロントウインドゥ)、チルトステアリング運転席シートリフター、アジャスタブルショルダーベルトアンカー、イモビライザー機能キーフリーシステム電動格納式カラードドアミラーを装備した充実仕様。「カスタムVセレクション」・「カスタムVセレクションターボ」は「カスタムL」・「カスタムRS」をベースに、専用アルミホイール、トップシェイドガラス、専用革巻ステアリングホイール(プレミアムシャインブラックベゼル付、「RS」に装備MOMO製から内製変更)、専用フルファブリックシート等を装備しており、オーディオレス仕様としたことで購入しやすい価格設定にした。併せて、カタロググレードもクリーンエアフィルター標準装備するなどの一部改良行った2009年9月1日 - 特別仕様車「X Limited セレクション」・「X 4WDセレクション」を発売前者CVT搭載した上級グレード「X Limited」をベースブラウン専用シート色、ドアミラーターンランプ、シルバードアアウターハンドル、IR&UVカットガラス装備しながら、エアコンプッシュ式オートタイプからダイヤル式マニュアルタイプに変更し価格抑えた後者は「X」の4WD車をベースに、前者特別装備マニュアルエアコンへの変更を除く)に加えパワースライドドアとアジャスタブルパックを装備した充実仕様である。12月25日 - 一部改良エンジン制御改良行い新たな排出ガス測定モードであるJC08コールドモードに対応。タントシート色をブラウン変更したグレード体系大幅な変更行いタントは「X」をCVT変更すると共にCVT搭載しながらもお買い得価格設定した「X Special」や4WD車の「X 4WD Special」を追加、「X 4WD Selection」をカタロググレード化(カスタム含め、他の特別仕様車廃止)して6グレード体制に。カスタムは「L」を廃止して3グレード体制となり、全車にトップシェードフロントガラスを装着し装備充実図った2010年10月1日 - マイナーチェンジカスタムキャッチフレーズは「新しいねぇ」に、CMキャラクターには豊川悦司変更された。CVT搭載グレード4WD車を含めたグレード拡大したことで燃費改善し、「カスタムRS」を除く4WD車が「平成17年排出ガス基準75%低減レベル☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+15%」を同時に達成機能面では「X」・「G」・「カスタムX」・「カスタムRS」に「ミラクルオープンドア」開口部足元を照らすスライドドアステップランプを追加し夜間や暗い場所での乗り降り安心感高めた他、13インチタイヤ装着車廃止して14インチタイヤに置換した。「G」・「X」には前席にもオーバーヘッドコンソール追加また、カスタムではフロント周りやバックドアガーニッシュのデザイン一新し迫力高級感高めたボディカラータント専用色の「マスカットグリーンメタリック」とカスタム専用色の「ブロンズオリーブパールメタリック(オプションカラー)」を追加したグレード体系変更となり、タント2WD専用グレードの「X Limited」と4WD専用グレードの「X 4WD Special」・「X 4WD Selection」を廃止最上級グレード「G」の新設、「X Special」に4WD車の追加行い、4グレード整理し、「X」のエアコンオートからマニュアルにグレードダウン。カスタムは「X Limited」に替わり2009年12月で一旦廃止していた「L」を廉価グレードとして復活した2011年6月6日 - 一部改良NA車の全グレードエンジンを「第2世代KFエンジン」に置換し燃費を向上。これにより、「平成22年度燃費基準+25%」を達成。このほか、「L」を除く全グレード標準装備されているキーフリーシステムには運転席リクエストスイッチを追加し、「カスタムL」には平均燃費計、「カスタムRS」にはリヤオーバーヘッドコンソール(ルーフイルミネーション付)を追加するなど装備充実化が図られ一方で、全グレード4WD車からアジャスタブルパックのメーカーオプション設定抹消された。11月29日 - タントエグゼと共に一部改良NA車全グレード(「カスタムRS」を除く全グレード)において、ミライース開発された「e:Sテクノロジー」のうち、新エンジン改良型CVT組み合わせたパワートレーン停車アイドリングストップ機能新型eco IDLE(エコアイドル)」、エコ発電制御減速エネルギー回生機能)を採用したことで燃費大幅に向上(JC08モード2WD車は24.8km/L、4WD車は24.0km/L)。また、全車でルーフアンテナやLEDリアコンビランプを採用し、「カスタムX」・「カスタムRS」ですでに採用されていたマルチインフォメーションディスプレイ全車拡大適合された。さらに、「G」はメッキフロントグリル、エアロバンパーリアスポイラーフォグランプなどのエアロパーツやカスタムシリーズと同型大型3眼メータータコメーター付)、ブラック基調としたインテリア採用し高級感スポーティー感を高めた他、以前設定されていた「X Limited」がバックモニター付きナビゲーション標準装備して復活した(これに伴って、「X Special」は廃止)。なお、NA車は「平成27年度燃費基準+10%」を達成している。 2012年5月21日 - ターボ車の「カスタムRS」を一部改良NA同様に「e:Sテクノロジー」の一部採用したことで燃費を向上(JC08モード2WD車は22.2km/L、4WD車は20.8km/L)。これにより、2WD車・4WD車共に「平成27年度燃費基準」を達成するとともに、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル☆☆☆☆)」認定同時に取得した5月 - タントシリーズ累計販売台数100万達成9月10日 - 一部改良NA2WD車において、エンジン制御最適化により燃費を向上(JC08モードで24.8km/L → 25.0km/L)したことで「平成27年度燃費基準+20%」を達成したまた、グレードとして「G Special」・「カスタムX Special」を追加前者既存の「G」をベースに、フロントオーバーヘッドコンソールを非装備に、サンバイザー仕様照明大型バニティミラー(運転席/助手席)&チケットホルダー(運転席)からカード&チケットホルダー(運転席)にグレードダウン、オーディオレス化したことで車両本体価格10万円安設定した仕様後者は「カスタムX」をベースに、スライドドアステップランプを省きステアリングホイール仕様を革巻からウレタン3本スポーク(メッキオーナメント付)にグレードダウンしたことで車両本体価格を6万円安く設定した2013年9月 - 生産終了在庫応分のみの販売となる。10月 - 3代目交代して販売終了2018年12月5日 - (参考)既販車用の後付け安全装置つくつく防止」が発売され2代目タントCVT車)用に設定された。「つくつく防止」はソナーセンサーやコントローラーインジケーターなどで構成されており、装着することでペダル踏み間違いによる急発進抑制機能パーキングセンサー機能が備わるようになる。「つくつく防止」は2代目タント用の発売皮切りに、他の車種にも順次拡大される予定である。 前期型2007年12月 - 2010年9月前期型 リア 後期型 リア タントカスタム前期型タントカスタム前期型リアタントカスタム RS(後期型リヤ) 室内タント室内タントカスタム

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