グレード体系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 08:37 UTC 版)
「ホンダ・アコードエアロデッキ」の記事における「グレード体系」の解説
日本国内向け トップモデルのB20A型搭載車はセダン同様「2.0Si」と呼ばれたが、他のグレードでは、頭文字が「E」か豪華版を表す「L」が付くセダンに対し、「R」とされた。B18A型搭載車は「LXR-S」(セダン「EXL-S」相当)と「LX-S」(セダン「EX-S」相当)、A18A型は「LXR」(セダン「EXL」相当)と「LX」(セダン「EX」相当)であった。いずれのモデルにも4w-A.L.B.と電動サンルーフがオプション装着可能であったが、「2.0Si」以外は両者を同時装着出来なかった。電動格納式ミラー・パワーウインドー・4スピーカーオーディオは「2.0Si」またはRが付くグレードのみの装備で、これらグレードのみオートエアコンのオプション装備も可能だった。 欧州市場向け 欧州モデルにはB20Aは投入されず、シングルカムのA20Aのみの設定である。また、車体色は日本国内モデルにあるツートーンカラーは採用されず、単色のみである。トップモデルの「EXi」(E-CA5:A20A4型)には、4w-A.L.B.と電動サンルーフ、ヘッドランプウォッシャーなどが標準装備。「EX」(E-CA5:A20A2型)には電動サンルーフが標準装備。外観上の違いは、「EXi」がボディー同色バンパーの他は大きな違いはない。欧州モデルには、日本国内モデルのいわゆる後期型は存在しないが、1989年以降「EXi」のフロントブレーキが見直され、大径ディスクと大型キャリパーに変更された。ドイツでは1988年頃、限定モデルとしてスペシャルエディションが販売された。スペシャルエディションは、「EXi」モデルに、黒革張りの内装、シートヒーターを追加した豪華版であり、欧州ではそれまで設定の無かったブラックの車体色となる。日本国内で販売されたアクセサリーオプションパーツ(ホンダアクセス製)は、欧州には輸出されなかった。
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