《昊》の正しい読み方
「昊」の正しい読み方
「昊」は人名用漢字であり、主に音読みで「コウ」、もしくは訓読みで「そら」と読まれることが多い。「昊」の意味解説
「昊」は空を意味する言葉である。特に、大空について用いられることが多い。頭上に空が壮大に広がっているのが、「昊」のイメージである。そこから派生して、宇宙を「昊」と表現することもある。ただし、現代では「昊」と単体で使う機会はほぼない。「昊天(こうてん)」のように、熟語の一角として用いられるケースが大半だ。さらに、「昊」は人名漢字でもある。「そら」と読む際には、人の名前の一部になっているパターンが非常に多い。なぜ「昊(そら)」と読むのか・理由
かつて、日本では頭上の景色をまとめて「そら」と呼んでいた。しかし、中国から漢字が入ってきて、「そら」という読みは複数の漢字に振り分けられたと考えられている。「昊」は壮大な景色を意味する漢字であり、日本の「そら」という言葉があてはめられた。「昊」の類語・用例・例文
同じ発音の「空」「天」、あるいは「青空」などは「昊」の類語だといえるだろう。ただし、微妙に意味は異なる。まず、「昊」とは「大空」の同義語だ。広々と見える空について形容する言葉である。それに対し、「空」は目に見える空、すべてに用いる。さらに、「天」は概念としての「空」も含む。「人知を超えた領域」や「天国」を意味する言葉としても使われてきた。そして、「青空」は文字通り、青く澄んだ空だけを指す。- 《昊》の正しい読み方のページへのリンク