グレード名としての「カスタム」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 13:34 UTC 版)
「カスタム」の記事における「グレード名としての「カスタム」」の解説
1950年代初頭、トヨタ自動車が同社のトヨペット・スーパーの廉価版として「トヨペット・カストム」(ローマ字読み)として発売したのが日本では最初だといわれている[誰によって?]。 1997年から、ダイハツ工業が製造・販売する自動車の一部車種では、趣味性の高いパーツを組み合わせたスポーティモデルを「○○カスタム」として銘打ち発売している。当初はムーヴ及びパイザーの2車種のみであったが、2021年4月現在は、ムーヴのほかタント、アトレー、トールと計4車種に設定されている(このうち、アトレーワゴンはカスタムのみの設定であり、現行モデルとなる5代目に関しては標準タイプは最初から未設定)。 ホンダにおいても、N BOXを皮切りにカスタム設定がなされており、ホンダ・カブでは1983年にスーパーカスタムを発売、1986年にはカスタムに名称を統一し2008年まで生産されていた。 2013年から、三菱においても、3代目eK及び初代eKスペースにカスタム設定がなされていたが、2019年にeKのフルモデルチェンジ、2020年にはeKスペースのフルモデルチェンジで、両車ともに新グレードのクロスが登場したことにより、eKシリーズ内におけるカスタム設定は一旦廃止された。 OEM供給車によるカスタム設定においても、トヨタでは、ルーミー(ダイハツ・トールのOEM車)。SUBARU(旧・富士重工業)でも同様に、ダイハツOEM供給車の2代目・3代目ステラ(5代目・6代目ムーヴOEM車)、2代目ディアスワゴン(5代目アトレーOEM車)、初代・2代目シフォン(3代目・4代目タントOEM車)にカスタム設定がなされている。三菱においても、デリカD:2(スズキ・ソリオのOEM車でバンディットに相当)に、カスタム設定がなされている。 なお、スズキにおいては、スペーシアにカスタム設定がなされており、OEMモデルに相当するマツダにおいても、2代目以降のフレアワゴンにもカスタムスタイルとしてカスタム設定がなされている。
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