マツダ・B360とは? わかりやすく解説

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マツダ・B360

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 03:12 UTC 版)

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B360(ビーさんびゃくろくじゅう)は、マツダがかつて製造していた四輪の軽商用車。登場はオート三輪K360の後であるが、互いの特徴を生かし、両車は併売されていた。

ボンネット型のトラックライトバンがあり、ライトバンには「ビーバン」という愛称が付与された。

1960年代には海外への輸出も行われた。日本国内と同じ360ccのB360の他、600ccにボアアップされたマツダ・B600が海外市場での主力車種であった。

歴史

ミャンマーでの現地生産

V型2気筒エンジンのB360とB600、及びオート三輪のK360/T600は1960年代にミャンマー(当時のビルマ)にも輸出されていた。

当時ミャンマー国内には日野自動車製3.5t/6.5tトラックをノックダウン生産する為の国営企業である「MYANMAR Automobile and Diesel Engine Industries(MADI)」が設立されていたが、このMADIがB360国内販売終了後の1973年にマツダの生産設備の委譲を受け、B360/K360の現地生産に着手した。[1]

その後は1990年代頃までMADIでの現地生産が行われていたため、ミャンマーでは現在でもK360シリーズと共に現役の車両が多数見られるという。

ロータリーエンジン走行実験

マツダのロータリーエンジンによる初の走行実験は、B360への搭載で行われた。

関連項目

脚注

  1. ^ Myanmar Times & Business Reviews - Miniscule auto industry,but numbers on the rise




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