マツダ・大気とは? わかりやすく解説

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マツダ・大気

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 03:33 UTC 版)

マツダ・大気
概要
製造国 日本
デザイン ヴァン・デン・アッカー
ボディ
乗車定員 2
エンジン位置 フロントエンジン
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 16Xロータリーエンジン(800 cc×2)
車両寸法
ホイールベース 3,000mm
全長 4,620mm
全幅 1,950mm
全高 1,240mm
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マツダ・大気(マツダ・たいき)は、日本自動車メーカーのマツダが開発したコンセプトカーである。

概要

2007年東京モーターショーで世界初公開[1]

(ながれ)」、「流雅(りゅうが)」、「葉風(はかぜ)」に続く、マツダのデザインテーマ「Nagare(流れ)」デザインの第4作目。Nagareデザインとは、「静止しているときも動きを感じさせるような表現方法」をテーマとしたマツダのデザインコンセプトであり、今までにも自然が持つ「動き」を表現したデザインを発表してきている。

この大気は、その名の通り地球を覆う大気をイメージしたデザインである。「空気の流れが目に見えるデザイン」を表現すべく、デザインは天から舞い降りた2枚の羽衣をイメージしている。スタイルは2シーターのライトウエイトクーペで、伸びやかなフォルム、フロントからリアへとのびていく曲線など、今までのNagareデザインより存在感あるものとなっている。特にリアのデザインは特徴的で、空力性能を重視して前面投影面積を薄くしてある。そのおかげでこのボディはCd値0.25という高い空力性能を備えている。

エンジンは新世代ロータリーエンジンRENESIS(16Xロータリーエンジン)」をフロントエンジン・後輪駆動(FR)レイアウトで搭載する。この新開発ロータリーエンジンは直噴システム、アルミサイドハウジングを採用しており、排気量は現行RENESISの650 cc×2から800 cc×2に拡大、熱効率やトルクも向上されている[2]

インテリアはこいのぼりにインスピレーションを受け、「エアチューブ」をコンセプトにデザインされた。ダッシュボードやシートやドアトリムは、風の動きを表現したデザインとなっている[3]

参照

外部リンク




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