【ラムエアタービン】(らむえあたーびん)
Ram Air Turbine(RAT).
主として大型の貨物機・旅客機に装備されている、風車型の非常動力源。
全てのエンジン・APUが停止した時に自動的に機外に飛び出し、機体に当たる気流で風車を回転させてトルクを発生させ、最低限の油圧ポンプの駆動と発電を行う。
以上は原則的な使われ方だが、例外もいくつかある。
ラムエア・タービン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/16 07:22 UTC 版)
ラムエア・タービン (ram-air turbine, RAT) とは、航空機に補助動力装置として装備される風力原動機である。最も多い用途は非常用で、一次動力源(主エンジン等)および補助動力源(APU等)の両方が機能しなくなった際に、操縦のための最低限必要な動力(操縦系統、関連する油圧系統)および電力(計器類等)を得るために、小型のプロペラを機外に展開し油圧ポンプ、もしくは発電機を駆動するように装備される。一部の RAT では油圧発生機構のみを持ち、この油圧を用いて発電を行うタイプも存在する。
- 1 ラムエア・タービンとは
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