動脈と静脈とは? わかりやすく解説

動脈と静脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 04:01 UTC 版)

血管」の記事における「動脈と静脈」の解説

詳細は「動脈」および「静脈」を参照 心臓から送り出される血液が通るのが動脈心臓へ戻る血液が通るのが静脈である。また、動脈には弾性型動脈筋型動脈存在する。動脈と静脈は、基本的に同じよう構造であるが、動脈には心臓からの強い圧力がかかるため、壁が非常に厚くなっている。静脈では、そのような圧力かからないので、壁が薄くなっているほか、逆流しないように弁が付いている。太い動脈には大き圧力かかっているため、仮に傷によって体外開いた場合出血量が非常に多くなり、失血死の危険が大きい。そのため、大抵の場合静脈体表側を通り動脈はより内側を通る。 動脈を通る血液動脈血静脈を通る血液静脈血という。例外心臓から肺への肺動脈と肺から心臓へはいる肺静脈場合肺循環)であり、肺動脈静脈血通り肺静脈動脈血が通る。陸上脊椎動物においてこの二つ違いは、主にお酸素含有量の差であり、動脈血酸素多く含み酸素ヘモグロビンの率が高く)、血液鮮やかな赤色をしている。静脈血酸素失っているため、限りなく黒に近い赤色になっている

※この「動脈と静脈」の解説は、「血管」の解説の一部です。
「動脈と静脈」を含む「血管」の記事については、「血管」の概要を参照ください。

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