流体の作動による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 10:11 UTC 版)
衝動タービン - ノズル(静翼)で流体の圧力を速度に変換し膨張・減圧して動翼は何も変換せず、ノズルからの流出ガスの衝動力で動翼を回転させるもの。 反動タービン - ノズル(静翼)と動翼で流体の圧力を速度に変換し膨張・減圧して、ノズルからの流出ガスの衝撃力と動翼内で膨張したガスの反動力で動翼を回転させるもの。 衝動反動タービン - 動翼において根元から先端にかけて通過するガスの速度と膨張・減圧を均一にする為(動翼の周速度は半径に比例して増加する為、先端を流れるガスの相対速度が減少し膨張・減圧が減少する)に動翼にひねりを与え根元を衝動タービンとし徐々に先端を反動タービンとしたもの、主にジェットエンジンのタービンに用いられる。
※この「流体の作動による分類」の解説は、「タービン」の解説の一部です。
「流体の作動による分類」を含む「タービン」の記事については、「タービン」の概要を参照ください。
- 流体の作動による分類のページへのリンク