右旋性大血管転位とは? わかりやすく解説

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右旋性大血管転位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 02:23 UTC 版)

右旋性大血管転位(うせんせいだいけっかんてんい、: dextro-transposition of the great arteriesd-TGA[注釈 1])または完全大血管転位(かんぜんだいけっかんてんい、: complete transposition of the great arteries, cTGA)とは大血管転位の一つ。D型大血管転位とも言われる[1]


注釈

  1. ^ 内臓正位の場合、Van Praaghの記述法(区分診断)では{S,D,D}となるのがd-TGAと呼ばれる所以である。しかし内臓逆位の場合は{I,L,L}となるため、d-TGAと呼ぶのは不適当である。従って、より適切にはcomplete TGAと呼ぶべきである。
  2. ^ 一応IV型も存在し「心室中隔欠損は合併してないが肺動脈狭窄が合併している」ものが該当する。((永井2005)p.254「完全大血管転位症の病型分類」
  3. ^ 大部分が新生児期に強いチアノーゼを呈し、緊急の治療が必要となる。((黒澤2012)p.97欄外
  4. ^ 「Jatene(ジャテーネ)」はブラジルの心臓外科医の名前。((#高橋2015)p.171

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