ニコチンガムは、スウェーデン海軍の潜水艦乗組員の禁煙離脱症状緩和のために、1967年、オベ・フェルノにより考案され、1978年にスウェーデンのファルマシア社により、世界初のニコチン製剤として開発されました。ニコチンガムは、通常のガムとは違い、15回ほど噛んだ後頬の裏に貼り付け、口腔粘膜からニコチンを吸収させ離脱症状を緩和させます。30分から1時間かけて使うお薬です。わが国では1994年に、医療用医薬品として承認・発売され、医療機関での処方が可能となり、2001年から薬局での対面販売が開始されています。ニコチンガムの利点は、ご自分でニコチンの調整ができること、急な喫煙欲求に対応できることですが、仕事中に噛むことができない、胃がもたれるなどの欠点もあります。
ニコチンガム
禁煙グッズ
ニコチンガム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/01 02:16 UTC 版)
「日本における禁煙治療薬および禁煙用のたばこ代替品の一覧」の記事における「ニコチンガム」の解説
ニコチンガムは、ニコチン含有のガム。たばこを吸いたくなったら噛む。 ニコチネル・ガムタイプ ニコレット・ガム
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ニコチンガム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 07:41 UTC 版)
ニコチンガムはニコチンが含まれたガムである。スウェーデン海軍潜水艦乗組員の航海中の禁煙による離脱症状に対処すべく、1967年にオベ・フェルノにより考案された。服用方法は噛みタバコとは異なり、柔らかくなるまで噛んだ後に頬と歯茎の間に挿み、粘膜経由でニコチンを摂取する。離脱症状を一時的に抑えられる。依存物質のニコチンを摂取しているという面ではタバコと同じではあるが、タバコのタールによる健康被害はない。皮膚に貼りニコチンを摂取するパッチタイプもある。これらは、禁煙治療におけるニコチン置換療法に用いられており、徐々に摂取量を減らす事でニコチン依存症を解消して完全禁煙を達成する。 日本では、2001年9月より、医薬品の一般用禁煙補助剤として認可された商品「ニコレット」として、ニコチンガムが製造販売されており、薬局での購入が可能となっている。
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