かみまき‐タバコ【紙巻(き)タバコ】
紙巻きたばこ
(紙巻き煙草 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 18:10 UTC 版)
紙巻たばこ(かみまきたばこ、シガレット:英: cigarette)とは、刻んだタバコ葉を紙で巻いてある、使い捨てのたばこ製品のことである。たいていフィルターがついており、また様々なフレイバーを添加しているものもある。パイプなどと違い、他の喫煙器具を要せず、着火装置さえあればたばこ単体でそのまま喫煙できるよう加工されているため、広く普及している。日本では単にたばこといえば、この紙巻きたばこを指すことがほとんどである。
- ^ 紙巻たばこの太さは直径ではなく円周で表示するのが一般的 -出典 日本専売公社『たばこの話あれこれ』p.100
- ^ a b Sweanor, David; Nutt, David J.; Phillips, Lawrence D.; Balfour, David; Curran, H. Valerie; Dockrell, Martin; Foulds, Jonathan; Fagerstrom, Karl et al. (2014). “Estimating the Harms of Nicotine-Containing Products Using the MCDA Approach”. European Addiction Research 20 (5): 218–225. doi:10.1159/000360220. PMID 24714502 .
- ^ a b コロンビア大学嗜癖物質乱用国立センター (2012-06). Addiction Medicine: Closing the Gap between Science and Practice. p. 56
- ^ a b Thun, Michael J.; Carter, Brian D.; Feskanich, Diane; Freedman, Neal D.; Prentice, Ross; Lopez, Alan D.; Hartge, Patricia; Gapstur, Susan M. (2013). “50-Year Trends in Smoking-Related Mortality in the United States”. New England Journal of Medicine 368 (4): 351–364. doi:10.1056/NEJMsa1211127. PMC 3632080. PMID 23343064 .
- ^ a b Hughes, John R. (2008). “Smoking and suicide: A brief overview”. Drug and Alcohol Dependence 98 (3): 169–178. doi:10.1016/j.drugalcdep.2008.06.003. PMC 2585177. PMID 18676099 .
- ^ a b Hooman, Sharifi; Zahra, Hessami; Safa, Mitra; et al. (2013). “Association between cigarette smoking and suicide in psychiatric inpatients”. Tobacco Induced Diseases 11 (1): 5. doi:10.1186/1617-9625-11-5. PMC 3586371. PMID 23419005 .
- ^ a b c d e f g JTたばこワールド・たばこの構造 2012.8.30閲覧
- ^ a b c 日本専売公社『たばこの話あれこれ』日本専売公社、1976年、p.100
- ^ フィリップ・J・ヒルツ 著、小林薫 訳「10章 宣誓の上で」『タバコ・ウォーズ: 米タバコ帝国の栄光と崩壊』早川書房、1998年。ISBN 978-4-15-208183-4。(元B&W社研究部長ウィガンド博士の証言)
- ^ Connolly, G. N (2000). “How cigarette additives are used to mask environmental tobacco smoke”. Tobacco Control 9 (3): 283–291. doi:10.1136/tc.9.3.283. PMC 1748381. PMID 10982572 .
- ^ a b c d 第6章 煙草消費の変容と煙草専売の運営 戦間期日本の家計消費 世帯の対応とその限界、西川邦夫、東京大学社会科学研究所研究シリーズ No. 57、東京大学社会科学研究所、2015、p85
- ^ 日本専売公社東京工場・工場史編集委員会 編著『たばこと共に七十余年』日本専売公社東京工場発行、1982年、pp.5-10
- ^ a b c Michael J Thun, David M Burns (2001). “Health impact of “reduced yield” cigarettes: a critical assessment of the epidemiological evidence”. Tob Control (10): i4-i11. doi:10.1136/tc.10.suppl_1.i4. PMC 1766045 .
- ^ 上野堅實『タバコの歴史』大修館書店、1998年、pp.167-168
- ^ ジョーダン・グッドマン 著『タバコの世界史』和田光弘 他 訳、平凡社、1996年、pp.124-126
- ^ a b ジョーダン・グッドマン 著『タバコの世界史』和田光弘 他 訳、平凡社、1996年、pp.124-130
- ^ ジョーダン・グッドマン 著『タバコの世界史』和田光弘 他 訳、平凡社、1996年、pp.131
- ^ United States Department of Health and Human Services, Public Health Service, National Institutes of Health, National Cancer Institute (19 November 2001). Monograph 13: Risks Associated with Smoking Cigarettes with Low Tar Machine-Measured Yields of Tar and Nicotine (Report). 米国がん協会. 2016年9月1日閲覧。
- ^ 紙巻たばこで肺ガン イヌに吸わせて発生 米の学者が初めて実証『朝日新聞』1970年(昭和45年)2月6日夕刊 3版 11面
- ^ a b White, C. (2002). “Tobacco industry knowingly duped public with "low tar" brands”. BMJ 324 (7338): 633. doi:10.1136/bmj.324.7338.633 .
- ^ a b “喫煙による死者数、2030年までに年800万人に増加へ”. ロイター. (2017年1月10日) 2018年2月18日閲覧。
- ^ 湯前宗太郎、平野麻理子 (2018年7月20日). “フィリップ・モリス、日本で三重苦 加熱式・法規制”. 日本経済新聞 2018年11月10日閲覧。
- ^ “米「メンソールたばこ」禁止方針”. 共同通信 2018年11月20日閲覧。
- ^ 黒川顕『中毒症のすべて―いざという時に役立つ、的確な治療のために』永井書店、2006年、278-282頁。ISBN 4-8159-1741-8。
- ^ Sheldon, T. (2001). “Low tar cigarettes linked to rise in adenocarcinomas”. BMJ 322 (7288): 693. doi:10.1136/bmj.322.7288.693 .
- ^ たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約 (PDF) (外務省)
- ^ タールニコチン含有量推移 厚生労働省 最新たばこ情報
- ^ 日本専売公社『タバコの話あれこれ』日本専売公社、1976年、p.97
- ^ Doll, R. (2004). “Mortality in relation to smoking: 50 years' observations on male British doctors”. BMJ 328 (7455): 1519–0. doi:10.1136/bmj.38142.554479.AE. PMC 437139. PMID 15213107 .
- ^ NYC
- ^ Iwasaki M,et al.Cigarette smoking and completed suicide among middle-aged men: a population-based cohort study in Japan.Ann Epidemiol. 2005 Apr;15(4):286-92.
- ^ 国立がん研究センター「たばこと自殺について」Iwasaki Mらの2005年の研究の要約
- 1 紙巻きたばことは
- 2 紙巻きたばこの概要
- 3 構造と材質
- 4 歴史
- 5 安全性
- 6 参考文献
紙巻き煙草
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 05:23 UTC 版)
上質なヴァージニア葉にこだわり、添加物を抑えた物が多い。特別なサイズ(長さが約93mmで太さ約9mmの「インターナショナルサイズ」)である「マグナム」が代表的な銘柄である(現在の日本では、一部免税店での限定販売)。スリムは一般的なスリムサイズとスーパースリムの中間的な太さ(約6mm)で、長さは100'sサイズと同程度(約97mm。煙草の長さは公称値より若干短い場合が多い)である。他の銘柄は一般的な太さ(約7.5mm)だが、長さは約93mmである。紙巻きはドイツのレームツマが委託生産(2018年9月7日現在 の日本仕様は、インペリアル・ブランズ社の台湾工場に移管)、また商標はインペリアル・ブランズ社(紙巻き煙草のみ)が所有している。 面取りがされた八角形のパッケージで、従来は左右から中央にかけてグラデーションが施され、中央にロゴが配されたデザインだったが、2010年末から2011年5月頃にかけて、順次単色で右上にロゴが配されたデザインに、さらに2014年より右上の写真と同様のデザインに変更されている。 日本仕様のクラシック・ゴールド・ワンに使用されているチャコールフィルターは、非常に特徴的なもので、シート状のフィルターに、非常に細かい活性炭を付着させている(その他の商品はプレーンフィルター)。 製品名価格タールニコチン備考ダビドフ マグナム 1230円 10mg 1.0mg 終売(2018年秋。一部免税店では1カートン4800円で販売継続) ダビドフ マグナム ライト 4600円(カートン) 7mg 0.7mg 免税店限定(終売) ダビドフ クラシック 0500円 10mg 0.8mg 免税店仕様(1カートン3000円で、警告文が従来のイギリスと同様の英語表記)はプレーンフィルター ダビドフ メンソール 0450円 07mg 0.6mg 終売 ダビドフ メンソール スリム 0450円 07mg 0.6mg 終売 ダビドフ リッチブルー 0450円 09mg 0.8mg 終売 (2011年6月頃) ダビドフ ゴールド 0500円 06mg 0.6mg 免税店仕様(1カートン3000円で、警告文が従来のイギリスと同様の英語表記)はプレーンフィルターで、タール7㎎ ダビドフ ゴールド スリム 0450円 07mg 0.6mg 終売(一部免税店では1カートン3000円で販売継続) ダビドフ ウルトラ 0450円 03mg 0.3mg 終売 ダビドフ ワン 0500円 01mg 0.1mg 終売(2018年秋) ダビドフ ワン スリム 0450円 01mg 0.1mg 終売 ダビドフ ブラック 3700円(カートン) 10mg 0.9mg 一部の免税店限定 ダビドフ ホワイト 3700円(カートン) 07mg 0.6mg 一部の免税店限定 ダビドフ スーパースリム マジェンタ 3000円(カートン) 06mg 0.6mg 一部の免税店限定 ダビドフ スーパースリム ホワイト 3000円(カートン) 01mg 0.1mg 一部の免税店限定 その他、有名な商品としては香水が挙げられる。代表的な銘柄は「ダビドフ・クールウォーター」など。
※この「紙巻き煙草」の解説は、「ダビドフ」の解説の一部です。
「紙巻き煙草」を含む「ダビドフ」の記事については、「ダビドフ」の概要を参照ください。
「紙巻き煙草」の例文・使い方・用例・文例
- 紙巻き煙草のページへのリンク