バルビツール酸とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > 化合物 > バルビツール酸の意味・解説 

バルビツール‐さん【バルビツール酸】

読み方:ばるびつーるさん

《barbituric acidマロン酸尿素結合した化合物睡眠剤鎮静剤として使用されるマロニル尿素


バルビツル酸

分子式C4H4N2O3
その他の名称マロニル尿素、Malonylurea、Barbituric acid、2,4,6(1H,3H,5H)-Pyrimidinetrione、Hexahydropyrimidine-2,4,6-trione、Pyrimidine-2,4,6(1H,3H,5H)-trione、バルビツール酸
体系名:ピリミジン-2,4,6(1H,3H,5H)-トリオン、バルビツル酸、2,4,6(1H,3H,5H)-ピリミジントリオン、ヘキサヒドロピリミジン-2,4,6-トリオン


バルビツール酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/02 21:05 UTC 版)

バルビツール酸(バルビツールさん、: barbituric acid)とは、ピリミジン構造を持つ複素環式化合物の一種で、別名をマロニル尿素 (malonylurea) と呼ばれる無色無臭の固体。熱水に溶ける。中枢神経系抑制作用が知られる一連のバルビツール酸系薬剤の親化合物にあたる。バルビツール酸自身には中枢神経系抑制作用の薬理活性は知られていない。


  1. ^ Merck Index 14th ed., 963.
  2. ^ Baeyer, A. "Mittheilungen aus dem organischen Laboratorium des Gewerbeinstitutes in Berlin: Untersuchungen über die Harnsäuregruppe" Ann. Chem. Pharm. 1864, 130, 129-175. DOI: 10.1002/jlac.18641300202
  3. ^ Dickey, J. B.; Gray, A. R. Organic Syntheses, Coll. Vol. 2, p.60 (1943); Vol. 18, p.8 (1938).(オンライン版


「バルビツール酸」の続きの解説一覧

バルビツール酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:52 UTC 版)

奇異反応」の記事における「バルビツール酸」の解説

フェノバルビタール子供において多動原因となる[要説明]。前日フェノバルビタール服用されていない条件で、20mgの小用量で生じ可能性がある。この反応前提条件緊張感持続である。作用機序知られていないが、フェノバルビタールの抗不安作用によって始まる。

※この「バルビツール酸」の解説は、「奇異反応」の解説の一部です。
「バルビツール酸」を含む「奇異反応」の記事については、「奇異反応」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「バルビツール酸」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「バルビツール酸」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



バルビツール酸と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バルビツール酸」の関連用語

バルビツール酸のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バルビツール酸のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバルビツール酸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの奇異反応 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS