インターネット依存症とは? わかりやすく解説

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インターネット‐いそんしょう〔‐イソンシヤウ〕【インターネット依存症】


インターネット依存症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 05:24 UTC 版)

インターネット依存症(インターネットいそんしょう、インターネットいぞんしょう、Internet Addiction Disorder, IAD)、問題的インターネット使用(problematic Internet use, PIU)[1]強迫的インターネット使用(compulsive Internet use, CIU)[2]インターネット過剰使用(Internet overuse)、 問題的コンピュータ使用(problematic computer use)、 病的コンピュータ利用(pathological computer use)、iDisorder[3]とは、日常生活が破綻するほどまでにインターネットへ過剰に依存した状態を指す[4]。 かつて[いつ?]は、インターネット嗜癖とも言われた。


  1. ^ Moreno MA, Jelenchick LA, Christakis DA (2013). “Problematic internet use among older adolescents: A conceptual framework”. Computers and Human Behavior 29: 1879–1887. doi:10.1016/j.chb.2013.01.053. 
  2. ^ Meerkerk G.-J. (2009). “The Compulsive Internet Use Scale (CIUS)”. CyberPsychology & Behavior 12: 1–6. doi:10.1089/cpb.2008.0181. 
  3. ^ Rosen, L. D. et al. (2012). iDisorder: Understanding Our Obsession with Technology and Overcoming Its Hold On Us. New York: Palgrave Macmillan. ISBN 9780230117570
  4. ^ Byun, S (2009). “Internet Addiction: Metasynthesis of 1996–2006 quantitative research”. Cyberpsychology & Behavior 12 (2): 203–7. doi:10.1089/cpb.2008.0102. PMID 19072075. http://www.liebertonline.com/doi/pdfplus/10.1089/cpb.2008.0102. 
  5. ^ アメリカ精神医学会が作った診断基準
  6. ^ 日本労働研究雑誌『IT化とストレス』2011年4月号 P34
  7. ^ アメリカ精神医学会『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』日本精神神経学会日本語版用語監修・高橋三郎・大野裕監訳・染矢俊幸・神庭重信・尾崎紀夫・三村將・村井俊哉訳、医学書院、2014年6月30日。ISBN 978-4260019071 
  8. ^ a b c パトリシア・ウォレス『インターネットの心理学』 川浦康至・和田正人・堀正訳 NTT出版 2018年、ISBN 978-4-7571-4352-4 pp.400-417.
  9. ^ https://twitter.com/yamadataro43/status/1534805664262135808/photo/4”. Twitter. 2022年6月9日閲覧。
  10. ^ Joinson, A. N. (2003) Understanding the Psychology of Internet Behaviour, Houndmills: Palgrave Macmillan.
  11. ^ Griffiths, M. D. (1998) 'Internet addiction: does it really exist?' in Gackenbach, J. (ed), Psychology and the Internet. New York: Academic Press, pp. 61–75.
  12. ^ Griffiths M. D. (2000). “Internet Addiction – Time To Be Taken Seriously? (Editorial)”. Addiction Research 8 (5): 413–418. doi:10.3109/16066350009005587. 
  13. ^ 17% of Youth Addicted To Internet[リンク切れ] January 11, 2007
  14. ^ Goldman, Lea (2005年9月5日). “This Is Your Brain on Clicks.”. Forbes. 2007年7月17日閲覧。
  15. ^ 宋龍平, 牧野和紀, 藤原雅樹, 廣田智也, 大重耕三, 池田伸, 壺内昌子, 稲垣正俊: 自閉症スペクトラム障害に併存するインターネット依存症のスクリーニング,および介入の必要性. 精神経誌 121(7): 556-561, 2019
  16. ^ a b c 日本認知・行動療法学会 編『認知行動療法事典』丸善出版、2019年、550-551頁。 
  17. ^ 中山 秀紀 (2015). “若者のインターネット依存”. 心身医学 55 (12): 1343-1352. 
  18. ^ 日本労働研究雑誌『IT化とストレス』2011年4月号 P35
  19. ^ 「情報化が子どもに与える影響(ネット使用傾向を中心として)」に関する調査報告書
  20. ^ ネット依存 「食卓にケータイ」は危険信号[リンク切れ]
  21. ^ インターネットトラブル事例集 2012年11月閲覧
  22. ^ ソウル市のインターネット中毒対策に日本人「すごい」
  23. ^ ネット依存の中高生51万人、8%が「病的」 睡眠障害の恐れも 厚労省研究班 msn産経 2013年8月1日
  24. ^ a b 「ネット依存」の日本的特徴は「きずな依存」”. nippon.com. 2013年11月11日閲覧。
  25. ^ インターネット中毒は病気!「精神疾患」に認定―中国
  26. ^ あなたも私もネット中毒?!「青少年2400万人が中毒」との発表に疑問の声
  27. ^ Abnormal White Matter Integrity in Adolescents with Internet Addiction Disorder


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インターネット依存症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 11:23 UTC 版)

アスペルガー症候群」の記事における「インターネット依存症」の解説

アスペルガー症候群人物は、インターネット依存症になりやすい。2019年発表され日本研究によると、インターネット依存度をテストするYIAT (Young's Internet Addiction Test) において、70点以上をインターネット依存症とした時、一般人口と比較してアスペルガー症候群では約3.72倍、アスペルガー症候群加えてADHD診断されたものでは約6.89倍もその割合大きかった。なお、ADHDのみの場合は、約4.31倍であった

※この「インターネット依存症」の解説は、「アスペルガー症候群」の解説の一部です。
「インターネット依存症」を含む「アスペルガー症候群」の記事については、「アスペルガー症候群」の概要を参照ください。

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