更年期とは? わかりやすく解説

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こうねん‐き〔カウネン‐〕【更年期】

読み方:こうねんき

女性の、成熟期から老年期へと移行する時期平均47歳ごろから始まる閉経期中心とする前後数年間をいう。

「更年期」に似た言葉

更年期

【仮名】こうねんき
原文change of life

女性生涯において月経周期がみられなくなる時期のこと。12カ月連続月経みられないと、更年期を迎えたとされる。「menopause閉経)」とも呼ばれる

更年期

作者上林暁

収載図書上林暁全集 第7巻 小説 増補決定版
出版社筑摩書房
刊行年月2000.12


更年期

作者山本文緒

収載図書ファースト・プライオリティー
出版社幻冬舎
刊行年月2002.9

収載図書ファースト・プライオリティー
出版社角川書店
刊行年月2005.6
シリーズ名角川文庫


更年期障害

(更年期 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 09:38 UTC 版)

更年期障害(こうねんきしょうがい、: Menopause, climacteric)とは、主に性腺ホルモンの低下に起因する症候群。女性の場合、卵巣機能の低下によるエストロゲン欠乏、特にエストラジオールの欠乏に基づくホルモンバランスの崩れにより起こる[1][2]


注釈

  1. ^ 閉経は、更年期の女性が、1年間無月経である状態で定義される。また子宮摘出後などの場合は、血清FSH濃度が40mIU/ml以上でかつ血清エストラジオール値が20pg/ml以下であることによっても確定診断可能である。
  2. ^ 血清FSH濃度の上昇は閉経の前兆であるが、FSHの上昇のみによって閉経の時期を予想することはできない
  3. ^ 11項目の症状を4段階に評価して更年期障害の重症度を判断する指数。更年期障害の確定診断には使用できないが、更年期障害と確定診断させた患者の経過観察や治療効果の判定に使用された。日本の女性に多い10種類の症状を選んで簡略化した簡略更年期指数も考案された。
  4. ^ それでも抑うつに対してはHRTは一定の効果が認められるとされる。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 診療ガイドライン.2014.
  2. ^ a b c d e f g h i 病気を知ろう:婦人科の病気 更年期障害 更年期とは 日本産科婦人科学会
  3. ^ a b 辻村晃「男性更年期障害 : LOH症候群と勃起障害(ED)」『日本医師会雑誌』第145巻第2号、日本医師会、2016年5月、269-272頁、CRID 1520854805142540544ISSN 00214493NAID 40020816755  (要購読契約)
  4. ^ ヒロミ、更年期障害の症状を明かす「不安とかほてりとか」「男性にも絶対ある」注意呼びかけ”. 日刊スポーツ (2022年6月14日). 2022年6月14日閲覧。
  5. ^ a b Experts Call Male Menopause a Myth 2021年11月19日閲覧
  6. ^ 加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群)診療の手引き 日本泌尿器科学会 2021年11月19日閲覧 (PDF)
  7. ^ Myths and misconceptions about male menopause July 23, 2020 2021年11月19日閲覧
  8. ^ 西村隆一. 男性更年期のホルモン療法. 診断と治療. (1959) vol.24, p.361-379.
  9. ^ a b c d e f g h i j k 若槻明彦「5)更年期障害(9.,E.婦人科疾患の診断・治療・管理,研修コーナー)」『日本産科婦人科學會雜誌』第61巻第7号、日本産科婦人科学会、2009年7月、NDLJP:10721637 
  10. ^ 小林和裕、「【原著】閉経後高血圧の診断方法と治療法の検討」 埼玉医科大学雑誌 2003年 30巻 1号 p.51-60, doi:10.24689/sms.30.1_51
  11. ^ a b 三羽良枝、安井禮子, 南雲津久美, 岡安伊津子, 三羽牧子「『HRT(ホルモン補充療法)使用状況に関する医師・医療機関並びに患者へのアンケート調査』報告」『日本更年期医学会雑誌』第12巻第2号、2004年10月、282-289頁、CRID 1573387449699203840ISSN 09195033NAID 10014294139  (要購読契約)
  12. ^ 更年期症状を緩和するために(治療の種類) 大塚製薬
  13. ^ ル・エストロジェル0.06% 患者向医薬品ガイド” (PDF). 医薬品医療機器総合機構 (2015年3月). 2016年8月4日閲覧。
  14. ^ 高橋晴人、佐藤征嗣、「更年期障害治療薬ル・エストロジェル0.06%」『ファルマシア』 49巻 (2013) 5号 p.431-433, doi:10.14894/faruawpsj.49.5_431
  15. ^ 日本医師会『漢方治療のABC (日本医師会生涯教育シリーズ)』日本医師会、1992年。ISBN 978-4260175074 
  16. ^ 宮原 桂『漢方服薬指導ハンドブック』源草社、2013年。ISBN 978-4-906668-97-7 
  17. ^ 宮上景子, 白土なほ子, 下 和久, 松岡隆, 関沢明彦「最近の更年期障害の管理」『昭和学士会雑誌』第77巻第4号、2017年、367-373頁、doi:10.14930/jshowaunivsoc.77.367 


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