ソープランド
【概要】 和製英語。風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風適法)に定める店舗型性風俗特殊営業店である。「浴場業の施設として個室を設け、当該個室において異性の客に接触する役務を提供する営業」と定義されており、公衆浴場としての条件も満たす必要がある。その為保健所の検査も行われる。
【詳しく】 で、基本的にはお風呂屋さん。つまり客は入口で入浴料を、ソープ嬢にサービス料を払う。客が一定時間に風呂に入る時、ソープ嬢は手伝う[=役務]ことになっている。これは管理売春と言われないための口実。
ソープランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/31 13:24 UTC 版)
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ソープランド(和製英語:soap land)とは、浴室で女性従業員が男性客に対し性的なサービスを行う風俗店。略語は「ソープ」「泡」、通称「特殊浴場」(とくしゅよくじょう)、「個室(高級)サウナ」(こしつ(こうきゅう)サウナ)である。
概要
歴史
ソープランドは、1980年代になってからの名称であり、それ以前は「トルコ風呂」(略して「トルコ」)と呼ばれていた。
1932年(昭和7年)、横光利一の小説『上海』に「トルコ風呂」についての記述がある。女性がマッサージをする蒸し風呂が当時の上海にあり、日本でも知られていた。もともと中東の伝統的な公衆浴場(ハマム)は蒸し風呂(スチーム・サウナ)で、垢すりのサービスが行われていたので、これが20世紀初頭まで中東随一の大国であったトルコの名前で日本に紹介されたものとみられる[注 1]。
女性がマッサージを行う個室浴場の店舗としての「トルコ風呂」が日本で初めて誕生したのは、1951年(昭和26年)4月1日に東京都中央区東銀座に開店した東京温泉である。経営者は「現代史の怪人」とも呼ばれる許斐氏利。クレー射撃の日本代表として海外渡航した際にスチーム・サウナに感動し、日本初の「トルコ風呂」を開業した。サウナ施設がメインで、女性従業員(ミス・トルコ)による着衣でのマッサージを提供していた。性的サービスは厳禁とされており[1]、同店はこの姿勢を維持した。
なお、これ以前に性的サービスを行う「トルコ風呂」が存在していたことを松沢呉一が述べているが、確認されていない[2]。
性風俗の過激化
トルコ風呂は、個室内で女性従業員が裸の男性客をマッサージするという営業形態をとったことから、東京温泉のような例外を除いて次第に性的サービスを行う店が増えていった。広岡敬一の『ちろりん村顛末記』や『戦後性風俗大系』によれば、その歴史的概略は以下のとおりである。
- 1953年(昭和28年):東京都内で約20店、日本全国で約70店規模にまで市場が拡大した。この時期、手技を用いて男性器に直接刺激を与えて射精へと導く「スペシャルサービス」(通称「おスペ」)が定着・一般化した。こうしたサービスを提供する女性従業員に対しては「ミス・トルコ」という呼称が用いられるようになり、広く一般に認知されていった[注 2]。
- 1958年(昭和33年):売春防止法施行。 赤線廃止に伴い赤線女性のトルコ風呂流入。 同年は、都内33店・全国で100店を超える。
- 1960年(昭和35年):さらに全国的に店舗が増加。都内67店・全国167店。 ただし近畿地方では、旧赤線を引継いだちょんの間が残っていたため、増加傾向やサービスの過激化は、関東地方が主流となる。
- 1963年(昭和38年):赤線廃止後、本番サービスが中心となっていたが、東京オリンピックを控えて、東京浄化運動による取締りが強化され、おスペサービスが限界となったという[3]。
- 1966年(昭和41年):トルコ風呂が風俗営業法の適用を受ける。また、この年初めて正確な調査が行われた。全国706店(東京都208店・神奈川県54店・千葉県28店・北海道25店・福島県7店・岐阜県30店・福岡県18店)という結果であった。
- 1969年(昭和44年):川崎市堀之内に開店した川崎城に勤めていた濱田を名乗る女性が「泡踊り」と呼ばれるサービスを考案。
- 1970年(昭和45年):週刊大衆・アサヒ芸能・週刊現代の順に、トルコ風呂に関する記事が大きく展開されていく。
改名問題
「トルコ風呂」が風俗店の名称として大衆化されるとともに、主に日本に在住・滞在するトルコ出身者の間で、日本の風俗店に自国の国名が使われていることに対し、批判や反発の声が高まっていた。
東京都新宿区には「大使館」という風俗店があり、日本電信電話公社の50音別電話帳に「トルコ大使館」と掲載されていた。そのため、渋谷区に駐在している駐日トルコ共和国大使館が抗議したこともある[4]。
1984年(昭和59年)、トルコ人留学生ヌスレット・サンジャクリが厚生省に名称変更を訴え出たことが発端となり、この問題は広く公になった。
「東京都特殊浴場協会」が「トルコ風呂」に代わる名称を公募して、1984年(昭和59年)12月19日、「ソープランド」と改称した。
なお、当時サンジャクリが名称問題で相談していたのは小池百合子で、1985年(昭和60年)4月11日付けの毎日新聞夕刊で認めている。
法律上の位置づけ
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この節は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。
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ソープランドは風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風適法)に定める店舗型性風俗特殊営業である。風適法第2条第6項1号では「浴場業(公衆浴場法 (昭和二十三年法律第百三十九号)第1条第1項に規定する公衆浴場を業として経営することをいう)の施設として個室を設け、当該個室において異性の客に接触する役務を提供する営業」と定義されており、公衆浴場としての条件も満たす必要がある。
そのため保健所の検査が行われる。性風俗営業の為、18歳未満は客・従業員ともに立ち入り禁止である(風適法第18条)。2018年(平成30年)の北海道胆振東部地震に際して、被災者向けに個室の風呂のみ提供した札幌市中央区のソープランドがあった[5]。これは公衆浴場としての条件を満たしているため、こうした営業が可能であった。
かつては「個室付き特殊浴場」(こしつつきとくしゅよくじょう)と呼ばれた。特殊とは特別なサービスを行うという意味ではなく、かつての公衆浴場法において、銭湯など=普通浴場に対して「サウナ=特殊浴場」と規定されていた。「トルコ風呂」は個室サウナという位置づけで、個室には必ずサウナ施設が付けられていた。現在は公衆浴場法が改正され、特殊浴場という規定はなくなっている(法律での明文は無くなったが、物価統制令の適用を受けない「その他の公衆浴場」の一種という扱いをされている[6])。
また、建築基準法では風適法第2条第6項1号に定める営業を「個室付浴場業」「個室付浴場業に係る公衆浴場」と定義し、商業地域以外での建築を禁止している[7]。
売春防止法
売春防止法では単純売春に対する罰則はなく、客とソープ嬢が金銭を介して性交渉を行っても摘発することはできない。しかし、経営者側が客や女性に売春のための場所を提供することは、売春防止法でいう「場所提供」にあたり、また女性の勤務を管理することは「管理売春」にあたるため違法である。
ソープランドでは、個室浴場の中で異性に接触する役務(混浴)を提供しているに過ぎず、性交のための「場所提供」は行っていないという“建前”に基づいているため、風俗営業法の下で合法化されている。しかし少なくとも性交が行われていれば「場所提供」として違法となり、「従業員と客が自由恋愛のすえに性交に至ったにすぎない」という店側の弁解も、「情を知って場所を提供」の解釈について「(経営者側の)確定的認識は必要ない」と1986年(昭和61年)の最高裁判所の判例で判示し否定している[8]。
また店舗経営者は管理売春としての摘発を逃れるため、ソープ嬢を自由出勤制とし、個人事業主として扱っている。実際、女性の自由意志で外出ができない状況が常態化していることが物証や証言により確認できた場合に、勤務中(つまり管理売春)とみなされるという過去の判例が複数存在する[9][10][11]。ローションや避妊具の管理を女性の裁量に任せたり、入浴料とサービス料を別としたりしているのも同様の理由である(近年は格安店を中心に入浴料とサービス料を合わせた「総額表示」としている店舗も増えている)。
なお、売春防止法第3条に、単純売春に対する罰則規定が存在しない背景については、法案審議中の国会の議事録によると、次の通りである[12]。
現況
一部地域を除き新規出店が条例で禁止されているため、店舗数は減少に向かう方向にあり、2004年(平成16年)末時点で1,304店舗にまで落ち込んでいる。これは1985年(昭和60年)に強化された行政の締め付け、エイズの流行、失われた20年、性風俗の多様化、若年層の風俗離れなどが考えられている[13]。18-19歳の女性の雇用に関して法令上の禁止条項はないが、一部地域を除き、雇用されていない(警察の指導による業界団体の自主規制と考えられる)。
所轄警察署が就労する女性の本人確認書類(就労者が日本国籍保持者で、尚且つ就労可能年齢ある事の証明)の提示や、従業員名簿を提出することを指導しており、保健所の立ち入り検査による店舗内の衛生状況の検査や指導も行われている[14]。新規出店が規制されているソープランドは、息の長い高収益営業を目指しており、特に所轄保健所の指導による性感染症の検査・予防も積極的に行っている。
韓国では、「按摩施術所」と言う名称で、日本と同様店舗型で営業している。韓国でもソープランドに「터키탕(トルコ風呂、トッキータン)」の名称が使用されていたが、1997年(平成9年)、日本と同じようにトルコ政府から異議の申し立てを受け、公衆衛生法施行令を改正し터키탕(トルコ風呂)の呼称を公式に증기탕(蒸気風呂)に変更するも[15]、現在「按摩施術所」や「按摩房」(房(バン、韓国語:방)とは店舗を指す)などの名称が一般的に使われている。
なお、「按摩」を冠した名称で営業している施設であっても、性的なサービスを提供していない、単なるマッサージ業が多い(「男女共用」「退廃禁止」など、店の看板に記載している場合も多い)。
中国でも売春は違法であるものの、洗浴中心(入浴センター)の個室において、類似のサービスを行うものが見られる[16]。これは北京市、上海市など大都市に限らず、地方都市にも存在している。広東省を始めとする華南では、桑拿(Sāng ná サウナの当て字)の名称でまさにソープランドのようなサービスを行っている施設もある。
立地背景と法的規制
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日本国内にはソープランドが集中して立地する区域、いわゆる「ソープ街(ソープランド街)」が各地に形成されている。これらの区域の多くは、かつて公認の売春地域であった赤線地域や、遊廓の跡地に由来する。ただし、現在の店舗経営者が当時の赤線経営者の血縁や系譜をそのまま継承しているとは限らず、経営主体の交代や新規参入も広く行われてきた。また、特定の温泉街やその周辺地域にもソープランド街が形成された事例が見られる。
なお、イメージ低下を避けるため、雄琴温泉や道後温泉のように温泉街と隔離されたり、山中温泉のように性風俗産業の取り締まり強化により衰退している場合が多い。
風適法では「1号営業」と定められており、他の性風俗店と比較して規制が非常に厳しい。1985年(昭和60年)以降は、改正風俗営業法とそれを受けた地方公共団体の条例により、新規出店は出来ないが、改修は可能であるので、新規参入の場合は元々あった店舗を借り、それを改修する。この際、全面改修は新築とみなされるので、内装工事と外装工事は分けて行われる[17]。
ソープランド街
代表的なソープランド街を示す。ただし、ほとんどの地域ではソープランド街そのものの地名となっておらず、町の一角にソープランドが集中している。またこの他にも、兵庫県尼崎市や姫路市のように、ソープランドが孤立して存在する所もある(2023年現在、島根県の玉造温泉と岩手県盛岡市は、それぞれ一軒のみ営業している)。
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| 地域名 | 所在地 | 旧名 | 届出店舗数 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| すすきの | 北海道札幌市中央区薄野 | 薄野遊郭 | 北海道最大の歓楽街で、他の地区と異なり、店舗所在地にまとまりがなく点在している。 | |
| 川反 | 秋田県秋田市大町 | 大町6丁目のみ | ||
| 国分町・一番町 | 宮城県仙台市青葉区 | 東北地方最大の歓楽街である。 | ||
| 小名浜 | 福島県いわき市小名浜上町・中坪 | |||
| 天王町 | 茨城県水戸市 | |||
| 桜町 | 茨城県土浦市桜町 | 二丁目のみ。土浦駅西口や土浦市役所から近い。 | ||
| 江野町 | 栃木県宇都宮市 | 東武宇都宮駅の近く。 | ||
| 大宮北銀座 | 埼玉県さいたま市大宮区宮町 | 21店 | 宮町四丁目の通称。大栄橋の近く。東には大宮競輪場がある。 | |
| 西川口 | 埼玉県川口市西川口 | 17店 | 二丁目のみ。西川口駅西口の近く。東口には川口オートレース場がある。 | |
| 吉原 | 東京都台東区千束 | 吉原遊廓 | 約160店 | 旧赤線地帯。約160店が出店しており、日本一のソープランド街である。 |
| 池袋 | 東京都豊島区西池袋 | 15店 | 池袋駅西口(北)(旧・北口)の西池袋1丁目に集中。 | |
| 歌舞伎町 | 東京都新宿区歌舞伎町 | 内藤新宿 | 9店 | 一丁目に密集している。新宿二丁目の旧赤線地帯にも店舗が存在。 |
| 栄町 | 千葉県千葉市中央区栄町 | 42店 | 千葉駅からやや離れたエリアに集中。 | |
| 堀之内 | 神奈川県川崎市川崎区堀之内 | 24店 | 旧青線地帯。川崎競馬場の近く。 | |
| 南町 | 神奈川県川崎市川崎区南町 | 20店 | 旧赤線地帯。 | |
| 福富町 | 神奈川県横浜市中区 | 20店 | ||
| 古町 | 新潟県新潟市中央区 | 新潟遊郭 | 8店 | 昭和新道のみ。 |
| 片山津温泉 | 石川県加賀市片山津温泉 | 5店 | ||
| 山中温泉 | 石川県加賀市山中温泉本町 | 2店 | ||
| 裏春日 | 山梨県甲府市中央 | 8店 | 甲府駅南口にある歓楽街の通称。春桜会通りのみ。 | |
| 大門 | 愛知県名古屋市中村区 | 中村遊廓 | ||
| 金津園 | 岐阜県岐阜市加納水野町 | 加納宿 | 31店 | 旧赤線地帯。岐阜駅南口からやや離れており、中部地方最大のソープランド街である。 |
| 四日市・津 | 三重県四日市市および津市 | 旧赤線地帯。 | ||
| 雄琴 | 滋賀県大津市苗鹿 | 26店 | 苗鹿三丁目のみ。1970年代になって、雄琴温泉そばの民家さえ無い国道161号沿いの田んぼの中に出来たため、他のソープランド街とは異質である。 | |
| ぶらくり丁 | 和歌山県和歌山市新雑賀町 | 8店 | ||
| 福原 | 兵庫県神戸市兵庫区福原 | 福原遊廓 | 61店 | 旧赤線地帯。 |
| 皆生温泉 | 鳥取県米子市皆生温泉 | 8店 | 三丁目のみ。皆生温泉特殊浴場組合の申し合わせにより、風俗情報ポータルサイトに掲載が無い。 | |
| 薬研堀・弥生町 | 広島県広島市中区 | |||
| 竹崎町 | 山口県下関市竹崎町 | 三丁目の歓楽街・まるは通りのみ。 | ||
| 八重垣新地 | 香川県高松市城東町二丁目 | 八重垣遊郭 | 旧赤線地帯。四国地方最大の風俗街で、海に突き出した場所にある。 | |
| 秋田町 | 徳島県徳島市栄町 | |||
| 道後温泉 | 愛媛県松山市道後多幸町 | 道後多幸町のみ。 | ||
| 堺町 | 高知県高知市堺町 | 4店 | ちょんの間(ビジネス旅館)が近接。 | |
| 南新地 | 福岡県福岡市博多区中洲 | 中洲一丁目の通称。 | ||
| 船頭町 | 福岡県北九州市小倉北区船頭町 | 小倉駅小倉城口の近く。 | ||
| 武雄温泉 | 佐賀県武雄市武雄町 | |||
| 嬉野温泉 | 佐賀県嬉野市嬉野町 | |||
| 下通 | 熊本県熊本市中央区中央街 | 22店 | 中央街のみ。 | |
| 元町 | 大分県別府市 | |||
| 上野町・橘通西 | 宮崎県宮崎市 | 橋通西は二丁目・三丁目のみ。 | ||
| 甲突町 | 鹿児島県鹿児島市甲突町 | 沖之村遊郭 | 4店 | 8番街区のみ。 |
| 辻 | 沖縄県那覇市辻 | |||
条例において営業が制限・禁止されている地域
各都道府県で定める「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」により、ソープランド(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第6項第1号に定める店舗型性風俗特殊営業)は、以下の地域で営業を禁止されている。
ただし、同法第28条3項にあるように、下記地域での営業禁止は、条例の施行または適用の際現に届出書を提出して店舗型性風俗特殊営業を営んでいる者の当該店舗型性風俗特殊営業については、適用しない。
| 都道府県 | 営業可能地域 | 営業禁止地域 | 出典 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 道内全域で禁止 | [18] | ||||
| 県内全域で禁止 | [19] | ||||
| 県内全域で禁止 | [20] | ||||
| 県内全域で禁止 | [21] | ||||
| 県内全域で禁止 | [22] | ||||
| 県内全域で禁止 | [23] | ||||
| 県内全域で禁止 | [24] | ||||
| 水戸市 | 天王町 |
|
[25] | ||
| 泉町三丁目 |
|
||||
| 土浦市 | 桜町二丁目 |
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| 宇都宮市 | 江野町 | 市道3号線と市道3382号線との交差点を起点として、同線を北進し、県道宇都宮那須烏山線との交差点に至り、同交差点から同線を東進し、市道2号線との交差点に至り、同交差点から同線を南進し、市道3号線との交差点に至り、同交差点から同線を西進して起点に至る各路線で囲まれた内側の地域 | [26] | ||
| 池上町 | |||||
| 沼田市 | 利根町根利字トザワ | 全域 | [27] | ||
| さいたま市大宮区 | 宮町四丁目 |
|
[28] | ||
| 川口市 | 西川口一丁目 |
|
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| 千葉市中央区 | 栄町 | 以下の道路以北の区域
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[29] | ||
| 台東区 | 千束四丁目 |
|
[30] | ||
| 県内全域で禁止 | [31] | ||||
| 県内全域で禁止 | [32] | ||||
| 南砺市 | 利賀村北原 | 一般国道156号の両側の路端から700メートル以外 | [33] | ||
| 利賀村長崎 | |||||
| 利賀村大牧 | |||||
| 利賀村下原 | |||||
| 利賀村栃原 | |||||
| 利賀村新山 | |||||
| 県内全域で禁止 | [34] | ||||
| 県内全域で禁止 | [35] | ||||
| 県内全域で禁止 | [36] | ||||
| 長野市 | 大字鶴賀 | 以下の地点を結ぶ直線に囲まれた地域 | [37] | ||
| 松本市 | 大手二丁目 | 以下の道路に囲まれた区域
|
|||
| 県内全域で禁止 | [38] | ||||
| 熱海市 | 渚町 | 全域 | [39] | ||
| 県内全域で禁止 | [40] | ||||
| 四日市市 | 諏訪栄町 | 以下の街区
|
[41] | ||
| 西新地 | 以下の街区
|
||||
| 津市 | 大門 | 以下の街区(市道大門観音橋線と市道大門海岸町第二号線の交差点の中心から市道大門海岸町第二号線の中心線を東方に40メートルの地点と市道大門観音橋線と市道中央乙部線の交差点の中心から市道中央乙部線の中心線を東方に37メートルの地点を直線で結んだ線の東側の区域を除く)
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| 県内全域で禁止 | [42] | ||||
| 府内全域で禁止 | [43] | ||||
| 府内全域で禁止 | [44] | ||||
| 県内全域で禁止 | [45] | ||||
| 県内全域で禁止 | [46] | ||||
| 県内全域で禁止 | [47] | ||||
| 米子市 | 皆生温泉三丁目 | 以下の道路に囲まれた区域
|
[48] | ||
| 東伯郡三朝町 | 大字三朝 | 以下に囲まれた区域
|
|||
| 松江市 | 玉湯町玉造 | 323番地先勾玉橋右岸側の下流端を中心として半径30メートル以内 | [49] | ||
| 県内全域で禁止 | [50] | ||||
| 広島市中区 | 薬研堀 | 以下の街区
|
[51] | ||
| 弥生町 | 以下の街区
|
||||
| 下関市 | 竹崎町二丁目 | 山口県公安委員会規則で定める範囲[注 3] | [53][52] | ||
| 竹崎町三丁目 | 山口県公安委員会規則で定める範囲[注 4] | ||||
| 竹崎町四丁目 | 山口県公安委員会規則で定める範囲[注 5] | ||||
| 徳島市 | 栄町一丁目 | 全域 | [54] | ||
| 鷹匠町一丁目 | |||||
| 高松市 | 城東町二丁目 | 以下の道路に囲まれた区域
|
[55] | ||
| 仲多度郡琴平町 | 以下の道路に囲まれた区域
|
||||
| 松山市 | 道後多幸町 | 県道六軒家石手線の各一側について幅20メートル以内の区域 | [56] | ||
| 高知市 | 堺町 | 以下の街区
|
[57] | ||
| 与力町 | 以下の街区
|
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| 北九州市小倉北区 | 船頭町 | 3番 | [58] | ||
| 福岡市博多区 | 中洲一丁目 | 全域 | |||
| 中洲二丁目 | |||||
| 武雄市 | 武雄町大字武雄字柄崎 |
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[59] | ||
| 武雄町大字富岡字内町 |
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| 武雄市 | 以下の道路の路端から50メートルの区域内の地域
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| 嬉野市 | 以下の点を順次結んだ線並びに基点1と基点2を結んだ線に囲まれた区域内の地域 | ||||
| 県内全域で禁止 | [60] | ||||
| 熊本市中央区 | 中央街 | 以下の街区
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[61] | ||
| 別府市 | 元町 | 公安委員会規則で定める以下の道路の側端から10メートルの区域内の地域を除く | [62][63] | ||
| 楠町 | |||||
| 宮崎市 | 橘通西二丁目 | 図中斜線の区域
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[64] | ||
| 橘通西三丁目 | |||||
| 上野町 | |||||
| 中央通 | |||||
| 鹿児島市 | 甲突町 | 8番街区 | [65] | ||
| 那覇市 | 辻二丁目 | 以下の街区
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[66] | ||
一般的な個室内の様子
個室内は、ソファや鏡台を備えたレストスペースにベッド(マッサージ台)が設置されている。これに隣接して大型の洗い場と浴槽からなる浴室設備が配置されており、ローションサービス等に使用する専用マットが常備されていることが多い。マットを浴室の壁面に立てかけて収納する形態も広く見られる。
かつては、「個室付き特殊浴場」であったため、サウナ設備(ボックス)が置いてあった。また、条例の規定により部屋を密閉できないよう、ドアに大きなのぞき窓(ガラスや柵など、遮断するようなものではない)をつけたり、カーテンで仕切るところもある。
一般的なシステム
好みのソープ嬢がいる場合は指名することもできる。以前入って気にいったソープ嬢を指名する「本指名」と、ウェブサイトや雑誌の写真を見て指名する「ネット指名」「写真指名」「雑誌指名」がある。店舗に入ってから待機中のソープ嬢を指名したり店員に任せることは「フリー」と呼ばれる。
受付で入浴料(部屋の使用料という名目で、これが店の収入になる)を払うと、ホテルのロビーのような待合室に通される。本指名でない場合は、ここで出勤中のソープ嬢の写真をみて選ぶこともできる。少し待った後ソープ嬢と対面し、その女性が部屋に案内する。
部屋ではお互い服を脱ぎ、いわゆるスケベ椅子に座って全裸の女性に体を洗ってもらう(いす洗い)。風呂に入り、潜望鏡なるサービスなどを受け、その後泡踊りといわれるエアマット上のサービスを受ける(ボディ洗い)。その際性交を行う場合もある。休憩を挟んだ後、ベッドに移って性交を行う。
時間が来るとサービスは終了。ソープ嬢にサービス料を支払う。ただし、後述のランク別のサービスと料金にあるように、店のランクや店ごとのスタイルによって、行われる行為の内容・手順及び支払う料金は異なってくる。サービス料はソープ嬢の(性的な)サービスに対する対価で、入浴料のだいたい2 - 3倍であるが、これはソープ嬢と客の自由意思の範疇で行われているということになっている。希望者には部屋を出る前に、ソープ嬢から自分の出勤日などを記入した名刺を貰うことが出来る[67]。
その他
- ソープ嬢は、プロ意識・職人気質が強く、以前はサービス中にキスをしない者が多かった。これは「体を売っても、心までは売らない」[注 6]という意志を象徴していた。しかし、1980年代に恋人風サービスが始まると、それ以降はサービスの一環として当たり前に行われるようになった。
- 入浴料1万円、サービス料2万円の場合、俗にワンツーの店などと言うこともある[68]。サービス料金については、あくまで「男女間の合意に基づく」建前のため、店舗を紹介する雑誌やウェブサイトには、入浴料しか掲示しない場合もあり、総額を知りたい場合は、電話で問い合わせをする必要がある。また、サービス料を含めた全料金を、受付時に支払う総額制のソープランドも多く見られる。
- 「駅前ソープ」:歓楽街やソープランド集中地域以外、特に一般の駅前商業地などに位置する店舗では、本番行為を伴わないファッションヘルスに準じたサービス内容で営業する事例が見られる。こうした店は、総額料金を1万円前後と比較的安価に設定することで、新規客やライト層の需要を獲得している。関西(特に、ソープランドの営業が全域で禁止の大阪府)では「ソープ(ランド)」の語を嫌い「マットヘルス」と呼ぶことが多く、近隣にソープランドがない(大阪市内から最寄りのソープランドは兵庫県尼崎市)ため、料金も通常のソープランドの格安店並みである。
ランク別のサービスと料金
料金は店の格式によって多様で、サービス内容も異なる。吉原や堀之内などでは高級店・中級店・大衆店(格安店)に分類されるが、地方によっては高級店と大衆店に分けられる。値段の違いは、接客時間、女性の質、店舗の雰囲気のほか、仕事的な感じを与えないかどうかの違いがある[69]。店舗によっては遊戯時間別に回数制限設けてる所もある。
高級店(上級店)
店内は、高級クラブを思わせる造りと雰囲気で、ソープ嬢も美貌・容姿・技術、高度な接遇を兼ね備えている。ベテランが多く在籍し、アワ踊り、潜望鏡やその他個々のソープ嬢の持っている技術で、ソープランドの技を堪能させてくれるタイプの店や、ベテランと若い女性を両方用意している店もある。
ただし店の方針によっては、言葉遣い・接遇・話術にも一定の水準が求められるため、若い女性だとなかなか勤まらない場合も多く、必ずしも若い女性ばかりとは限らない。
接客時間も120分以上と長く、料金は地域によって差があるが、吉原や堀之内では概ね総額60,000円以上で、中級店がない地方では3万円以上が高級店と分類されている(2003年頃)[70]。吉原で総額80,000円以上は「超高級店」になる。
高級店は建物が広めであり[71]、待合室の入り口と待合室から個室へ向かうために出る場所は異なり、他の客との鉢合わせを避けている。高級店の特徴は、対面後すぐに身体の接触が始まり、入室後は時間を置かずに女性が男性の洋服を脱がせ、フェラチオを行う、いわゆる即尺・即ベッド(即即)サービスが売り物になっていることが多い。店のスタイルまたはソープ嬢の接客スタイルとして、どの程度まで身体接触を行うかの差はあるが、個室に入室する前に身体接触を行うこともある。さらに、一通りサービスが終わった人は、待合室とは別の部屋、いわゆる上がり部屋に通されることになる。
一部の高級店にはNS嬢というソープ嬢が存在し、コンドームをせずにプレイをすることができる。NS嬢とは「ノースキン」に由来する[72]。
中級店
接客時間は90分前後であり、料金は吉原や堀之内の場合総額30,000 - 50,000円(2003年頃)[68]。ソープ嬢の質は中程度。接客開始場所は個室の中で始まることがほとんどである。中級店クラスだと即尺・即ベッド(即即)サービスは行っていないことが多く、このため、入室後に身体の接触が始まる時間も高級店ほど早くないことが多い。コンドームの使用を義務付ける店が多く、本番は2回可能なことが多い。
先述の「ワンツーの店」は、かつて高級店の代名詞だったが、1990年代頃から高級店が増加したため、現在では大衆店の代名詞となっている。中には中級店であっても、コンドームの使用をソープ嬢の自由にすることで、事実上コンドームを使用しないで接客できるソープ嬢が在籍しているのを、ひとつの売りにしている店舗もある。
大衆店(格安店)
接客時間は45 - 60分程度と短い。総額は吉原・川崎で20,000円前後、中級店の分類がない地方では3万円以下、1万円台の店舗である(2003年頃)[73]。
平成不況により、高級店では本指名数が稼げなくなったソープ嬢が、薄利多売で大衆店に移籍する現象もみられる。また、大衆店や格安店であっても、他店との差をつけるために、接客時間を長めに設定している店もある。
ソープ嬢
ソープランドで接客を行う女性をソープ嬢、コンパニオンや泡姫・姫という(かつてはトルコ嬢と呼んだ)。
1回の接客におけるソープ嬢の収入は、総額の料金が3万円以下の格安店では2万円以下、総額で5万円以下の大衆店では3万円以下、総額が7万円から10万円程度の高級店では4万5千円から6万円程度である[74]。
ソープ嬢は個人事業主の扱いであり、自分の割り当てられた個室の管理をある程度任されており、一般に店内でのリネン・ローション・ドリンク類・コンドーム・タバコなどは本人負担である。本人負担といっても、これらは店を通して購入等がされるため、嬢が支払った経費の一部は店の利益になる。このことが、入浴料無料サービスを行っても経営が成り立つ裏付けとなっている[75]。
男性客のみならずキャスト(女性従業員)側も店舗に対して入浴料(施設利用料)を支払う構造となっている。一方、売上ノルマの達成や報奨金(インセンティブ)の獲得を目的として、キャストが自らサービス料を割引あるいは無料(いわゆる自腹)にし、常連客や知人を来店させるケースも存在する。こうした傾向は、高級店や格安店において比較的多く見られる[76]。
喫煙率(電子タバコ・葉巻含む)はAV女優の7割よりは低いものの[77]、地域にもよるが、吉原で25%、川崎・横浜で33%、千葉で40%前後と平均1/3と一般女性平均の8%よりも遥かに高く、一般男性の3割弱とほぼ同率である。但し、喫煙者は臭いがキツイので指名率が下がる傾向にある。入墨率も1割強[78]。
頻繁に勤務店舗を変えるコンパニオンは「転々虫」と言う。サービスや接客態度などが悪いとされている。[79]
数日間だけの勤務は「出稼ぎ」と言う。
一般従業員
ソープランドを裏方で働く従業員として、店長、マネージャー、案内係、HP更新などのエンジニア等がいる。マネージャーは、従業員の勤務状況を管理する。乗用車での客の送迎、掃除やリネンなど消耗品の準備、雑用を行う。また地域によっては、店舗前での呼び込みも行う(街に出ての客引きは、風営法で禁止)。男性従業員がソープ嬢と恋愛することは「ご法度」とされている。
保健所
公衆浴場に対しては、保健所による定期的な衛生査察(立ち入り検査)が実施される。審査基準は地方公共団体の条例や各保健所の指導方針によって異なるが、主な検査項目として水質管理や個室内の衛生状態・設備構造のほか、規定照度(明るさ)の維持や遮蔽状況といった風適法関連要件の遵守状況が挙げられる。
従業員の性病・薬物検査に関しては、保健所が指導しているとの誤解が生じているが、実際保健所の観点では個室内の性的サービスは行っていないという建前である。そのため、条例で定められている地域を除き、店舗を通しての性感染症検査・管理は行っていない。また、公衆浴場としての営業をする上での管理を中心に行っている。
ソープランドをテーマにした作品
ソープランドの業界用語
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基本用語
- ソープ嬢
- ソープランドで男性に性的サービスをする女性従業員のこと。泡姫とも呼ばれる。公には一般的な女性接客係を意味するコンパニオンと呼ぶ。
- ボーイ
- 店内の男性一般従業員を指す。水商売では黒服とも呼ばれる。主に来店前後の接客応対や、部屋の片付けの手伝い、注文への応対、送迎車の運転などをする。まれに案内役や電話受付などでコンパニオンではない女性従業員を採用している店も存在する。
- 店によって異なるが、入店年数や経験で昇格して肩書きが変わる。肩書きなし→主任→マネージャー→店長/支配人/部長など。
- 新入りのボーイは、送迎車の運転や閉店後の掃除、備品補充などのコンパニオンと関わらない仕事から与えられ、徐々に入口の立番や個室のセットの手伝いや注文対応を任されるようになる。
- フロント
- どの店にもフロントが存在する。フロント担当には馴染み客を覚えている経験年数がある者しか座らせないケースも少なくない。
- 電話応対、予約管理、付け回し、会計、個室からのオーダー電話やチケットとリストの管理、コンパニオンの雑費の精算等をこなす。
- 来店時にフロントに立ち寄らせて入浴料の会計をする店もあれば、待合室に案内されてからボーイが待合室で入浴料の会計をする店とがある。
- リスト
- 出勤・接客管理や予約を管理する紙、または付け回し担当を指す。
- チケット
- チケットとは、お客の名前や会員番号と指名種別、割引有無やコースや上がり時間を書いてあり、コンパニオンが利用する紙を指す。1回の接客で1枚の店と、1日で1枚の店があるが、チケットを使わない店もある。
- キャスト(女性従業員)に対して日単位で発行される「1日1枚型」のチケットは、接客(施術)が1回終了するごとにフロントへ返却・確認される運用が一般的である。
- 利用客のコースや指名ごとに発行される「1回1枚型」のチケットは、最終的な会計・精算時にフロントへ回収・照合され、売上分担や給与計算の正確性を担保する仕組みとして機能している。
- インターホン(インター、コールとも呼ぶ)
- フロントと個室や控え室を結ぶ直通電話。仕事のお知らせ、接客終了の連絡、個室からのオーダー注文、トイレなども含め他の客やコンパニオンとバッティングしないように個室の出入り許可をフロントに得る等で利用する。
- 個室内でトラブルがあった際もまずインターでフロントに連絡する。入浴時間がオーバーした際はフロントからインターホンを鳴らされる。
- 時計合わせ(時間管理)
- 個室とフロントの時刻を一致させるため、ほとんどの店では営業開始時や、コンパニオン入れ替え時にインターホンでフロントに問合せて時計あわせを行う(繁盛店は案内が重複しやすく時間ロスが発生しやすいため)。
- 店の個室内に設置された時計は、意図的に実時間(標準時)よりも数分間進めて設定されている場合がある。
- これは、後続の指名客や予約客への案内遅延を防止するための営業上の措置である。利用客の退室遅延に伴うスケジュール全体の崩れや準備不足を回避し、店舗運営の円滑化を図る一環として運用されている。
- 部屋持ち
- 指名の多いコンパニオンに専用の固定の部屋を割り当てること。高級店の場合、月収も数百万円を超える場合もあり、当然指名も取りにくい。
- 大衆・格安店でも部屋持ちのソープ嬢を置く場合もある。コンパニオンの嗜好で、部屋内の備品常設や飾り付けが許される。
- 上がる
- キャスト(女性従業員)が、目標金額の達成、結婚、他業種への転職などを理由に風俗業界(ソープランド等)を引退・離職することを指す。
- お客の入浴時間が終わることも「上がり」と呼ぶので、入浴後に男性従業員が最初にかける言葉は「お上がりなさいませ」となる。
- 下がる
- 一度業界を離れたキャストが、再び同一業界または他店舗・他業態へ復帰・再就労すること。
- 飛ぶ
- コンパニオンや男性従業員が無断で店を辞めること。大概は店の雰囲気についていけない者が多く取る行動だが、中にはソープ嬢や従業員からのいじめ、パワーハラスメントやモラルハラスメントによって、これを選ぶ者も少なからずいる。
- ひどい場合には店主導で成績の悪い、または嫌われたコンパニオンや従業員へ給与を払わなくてすむように無断退店に追い込む例もあり、その場合は「飛ばし」と呼ぶ。
- 性風俗や水商売全体で浸透している用語だが、一般企業でも用いられる。
- お茶をひく
- 女性に客がなかなかつかずに時間を持て余している状態。江戸時代の吉原では、客のいない暇な時間に実際にお茶を挽いていた[80]。
- 現代では、客が付かずに勤務時間が終わることを指す。
- 口開け
- その日の営業において、キャスト(女性従業員)が最初に接客する利用客のこと。
- ラスト
- 店全体での最終受付時間。店毎の入浴時間によってラスト案内の時間が異なる。地域によって24時の閉店と客出しを徹底している地域と、地域によって24時過ぎまで受付をしている店があり、24時以降の表記を曖昧にするためにラストと表記する店もある。
- 日の出
- 風営法により深夜営業が出来ないため、日の出営業する店も多い。毎日違う日の出の時間を厳密に守る店もあれば、通年午前5時や午前6時を暫定の日の出として開店する店もあった。
- 地域によっては夏至は日の出が午前4時過ぎで、冬至の日の出は午前7時過ぎになる関係もあり、それにかかる曖昧な時間として表記上だけは日の出と表記してたが、2016年(平成28年)の改正風営法の施行により、春夏秋冬や場所に関係なく午前6時以降となった。
- 入会金
- 入会金には2つの形態があり、一つは会員権のように、優先予約権や割引価格で利用出来る権利がある任意会員の入会金で、入会しなくても入店は可能。もう一つは初回来店者に必ず課している入会金とがある。金津園では前者のシステムを採用しているタイプの店が多い。
- 会員制
- スナックの扉に貼ってある会員制と同じ意味で、店のイメージを良くしたいという願望から表記されていることが多く、多くは広告を出したり一見客歓迎している店なので意味がない場合がほとんどであるが、熊本にある老舗店など、会員の紹介がないと入浴出来ない一見客お断りの店もごくわずか存在する。
- 入会金がない会員制の店では、一度でも入っていれば会員扱いとなり、非会員客と区別する何らかの待遇サービスや、同じ会員制度でも来店頻度がより多い常連客を対象にVIP会員制度を設け、特別な割引やより多くの情報提供サービスを行っている店も存在する。
- インターネット上で完結する会員制度を導入し、来店したことがない客にもメールアドレス等の登録のみで会員限定ページ(出勤情報や限定画像・動画など)の閲覧を可能とする店も存在する。
- なお、店頭で直接入会した「実来店会員」と「ネット会員」を双方運用する店では、両者を区別して管理することが多い。この場合、事前予約可能な時間帯や指名枠の優先度などの優遇措置において一定の差が設けられる場合が一般的である。
- 入浴料
- 入店時にフロントなどで男性従業員に支払う、風呂に入るための料金[81]。必ず別途サービス料が請求される。
- サービス料
- 入浴料とは別に個室でコンパニオンに直接支払う料金[81]。しかし、コンパニオンから店へ雑費やフリー紹介料など、何らかの形で店側に支払うシステムになっており、サービス料が全額コンパニオンの収入になるわけではない。入浴料の支払い時に一緒にサービス料を支払う店も存在する。
- 総額
- ソープランドでの客が払う総額の料金、入浴料とサービス料と指名料がその内訳。入浴料や指名料が無料や割引になっている場合や、時間帯ごとに変わる店もある。入浴料に別途消費税が発生する店もあるので、事前に電話などでの問い合わせをすることが望ましい。
- 入浴料無料
- 来店客を増やすために店が行うシステムの一つ。入浴料は無料でもコンパニオンへのサービス料は必ず発生する。早朝や早い時間帯に行っているケースもあるが、終日入浴料無料をうたっている店も存在する。
- 入浴料に相当する金額をコンパニオンへのサービス料からの負担で賄われるので、サービス料が全額コンパニオンの報酬となるわけではない。
- 割引
- 割引を設定している店では、割引分を店が負担している場合と、コンパニオンが負担している場合とがある。
- 本指名
- 一度接客されたコンパニオンを再度指名すること。「裏を返す」や「リピート指名」とも言われる。同じ指名でも割引での入浴や、写真やパネルでの再指名は、本指名とはならない。店内略語は本指(ほんし)。
- 全ての店舗は、コンパニオンへ本指名でのリピート来店顧客を増やすよう指導しており、本指名が多いコンパニオンは店からも優遇されるが、本指名が少ないコンパニオンは退店させられるので、コンパニオンは本指名を増やすために接客に励んでいる。本指名の場合は、店がコンパニオンへ報酬を上乗せしている。
- 店のシステムによっては、コンパニオンへの指名を本指名とする条件に、電話予約や以前入浴した際のコンパニオンの名刺の提示を求めるシステムの店も存在する。
- フリー
- 本来、接客するコンパニオンを店にお任せする意味であったが、競争の激化で、来店後の写真やパネルでの指名もフリーとなる店が大半になった。店が客を紹介しているという建前で、コンパニオンへのサービス料から店に報酬を支払うシステムを採用している店も大半であり、総額が高くなる程、本指名とフリーでコンパニオンの報酬額の差が広がる。
- 来店時刻での予約は可能である。初来店の客は、一切指名が出来ないシステムの店舗も存在する。
- 写真フリー・店内パネル指名
- 店舗に来店してから店が準備してあるアルバムで、コンパニオンを指名すること。サービス競争の激化から、フリーでも写真で選べるようになった経緯上、他の風俗とは違い、客側からは店内で写真指名しても、指名とは言えずにフリー扱いとなる店がほとんどである。
- 本指名やネット指名とは異なるので、コンパニオンの指名ポイントにもならず、報酬も上がらないシステムが一般的である。
- 一度接客したコンパニオンに、写真フリーやパネル指名で入浴する場合は、入浴するまでの間に店に一度接客経験がある旨を伝えないと、店舗がフリー同様となり、コンパニオンの指名獲得数とならず、本指名と比較して報酬も減るシステムの場合が多い。
- パネマジ
- パネルマジックの略語。写真やプロフィール記載と実際の容姿とが大きく異なること。あまりにも違う場合は個室に案内される前に拒否可能だが、店側が様々な理由(あるいは難癖)をつけて交代させない場合が多い。
- ただしパネルマジック自体は、性風俗産業ではごく当たり前の集客手段であり、大手ではAdobe Photoshopの技能・技術を必須とし、写真加工の専門部署を置いている所もある。
- 顧客の口コミや悪評を恐れ、または店舗がソープ嬢の容姿に自信がある場合は、親バレや友人バレを防ぐ目的で、目や口や顔のボカシを入れるだけで、容姿の写真加工をしてないと顧客にアピールしたり、指名時にコンパニオンを顧客の前に並ばせる店舗があり、パネマジ対応が別れている。
- 吉原年齢
- 一種の年齢詐称。性的嗜好は人それぞれで、事情を知らず若い嬢と遊びたい場合は注意が必要である。入店時に決めた年齢なので、実年齢と乖離がある。
- 長期にわたり在籍している場合であっても「20代前半」等で固定表記されるケースが存在する。一方で、顧客側のニーズに対応するため、実年齢の表記を基本方針とする店舗も存在する。
- 特に熟女層をターゲットとしたジャンルや店舗においては、実際の年齢やキャリア自体が需要となるため、利用客による口コミや専門掲示板等での事前確認が行われている。
- インターネット指名・雑誌指名・P指名
- インターネットや雑誌でのコンパニオン紹介を見て予約で指名すること。ほとんどのケースが初対面であるため、写真フリー同様にコンパニオンの指名ポイントとならず、本指名より報酬も減るシステムの場合もある。
- アルバム
- 入浴後の客を対象に、他の在籍女性を紹介するアルバムを用意している店も存在する。雑誌やインターネット上では顔写真を出していないコンパニオンもアルバムでは顔を確認出来る写真を掲載していることがほとんどである。
- 指名ランキング
- 通常は本指名の数の多い順のランキングであるが、ロングコースでもショートコースでも同じ数(客数のみ)で計算したり、逆にポイント制を設けて120分コースでは3P、60分コースでは1P等、時間換算以上のポイント制を与えたりする計算の店や、本指名とネット指名数の総合でランキングを決めている店や、指名数ではなくネットのアクセスランキングを基に作成していたり、店によっては本指名率でのランキングの場合もあったりなど、店によって色々なカウント方法と順位付けシステムがある。
- 本指名数ランキング上位のコンパニオンでも、一部の顧客による貸し切り状態も考えられるため、リピート本指名顧客数の多いコンパニオンであるかはランキング上では分からない。
- 指名ノルマ
- コンパニオン同士を競争させるために、指名ノルマを課す店も多い。目標をクリアするとボーナスがあったり手取りが上がる店や、逆にノルマ以下だと手取りが下げられる店と同じノルマといえども色々違う。
- 切り返し
- 利用客がキャスト(コンパニオン)との対面後、あるいはサービス提供中にその場で時間の延長を申し出る行為、およびそのシステム。
- 店によっては延長用の時間設定と料金が別途ある場合もある。フリーでも切り返しでダブル以上にした場合、2枠目以降はコンパニオンへの本指名となる。
- 手取り(バック)
- 雑費を引く前の段階のコンパニオンの取り分に当たる金額。客が払うサービス料と一致しないことが多い。
- 雑費
- コンパニオンが店内の消耗品代などを支払う費用。ほとんどの店にこうした雑費は存在し、フリーの客を担当するほど負担が増える場合もある。
- 付いた客数で雑費が決まる場合と、1回出勤分で雑費が決まる場合があり、1客分100円 - 1日最大30,000円以上まで様々ある。
- 税金
- 店がコンパニオンから徴収する雑費の一種。サラリーマンや自営業者の所得税や源泉徴収とは全く別物である。地域によっては組合や自治体に納める費用であったり、客の入浴料分の消費税をコンパニオンに負担させる店もあるが、取り決めのない地域の店は単に店の収入源となっている場合もある。
- 一部の店舗では、キャストの報酬総額(または雑費等を除いた手取り額)から一律10%程度の金額を差し引いて支給する運用が見られる。
- キャスト側が「店舗によって所得税が納付済みである」と誤解し、個人での確定申告を怠ってしまうケースが存在する。
- ボーナス
- ソープランドの男子従業員(ボーイ)には盆暮れの賞与制度がなかったことから、かつてはコンパニオンたちが日頃の労いに自主的なボーナスを包む習わしがあった。しかし、時代とともにその「自主的」という名目が形骸化して事実上の強制となり、現在では金額の決定権も店側が主導するよう変質していった店舗も少なくない。
- コンパニオンの出勤日数や稼ぎの金額は関係なく一律であることが多い。
- 店主導の強制徴収となってしまった近年では雑費同様に店の収入源となるだけで、全額がボーイの手に渡ることはまれである。
- 大入り
- 売上高が特定の目標水準に達した場合、経営者から従業員やキャストに対して報奨金が支給される制度を導入している店もある。
- 確認電話
- 予約時に、指名かどうかにかかわらず、来店意思を確認するために店が指定した時間までに客に意思連絡をさせるシステムのこと。
- システムによっては数回必要になる場合もある。確認電話を決められた時間までにしなかった場合キャンセル扱いとされ、他に入浴を希望している客が優先される。
- 送迎車
- 駅から離れた店では、往復の無料送迎車を運行している場合がある。高級外車や高級車を使用する店が多く、これらも店外におけるサービス競争の一環となっている。
- 待ち合わせ場所は店の最寄り駅や最短の出口とは限らないため、利用時は事前の予約と希望の伝達が必要である。
- 近年では、自店専用の送迎車を縮小・廃止する店舗が増加傾向にあり、単独での車両保有を取りやめて系列店舗間で車両やドライバーを共同運用する事例も一般化している。
- 姫予約
- 店が一般の予約受付を開始する前に、コンパニオン自身が顧客から直接予約を受け付けて店に通すこと。
- コンパニオンが自分で客を選ぶことができる数少ない手段である。
- 近年では連絡先の交換を禁止する店が増えているため、利用する機会が少なくなっている。
- 出禁
- 出入り禁止のこと。客がソープ嬢や店に対して明らかに多大な迷惑をかけた場合には、入店禁止措置(店舗からの半永久的なパージ)が取られる場合がある。例えば結婚を迫ったりストーカー行為をした場合などである。
- 店の禁止事項を守れない客、店にふさわしくない客、コンパニオンから接客するのが苦痛だとクレームが出た客も出入り禁止となる。
- 店単位での出入り禁止と、コンパニオン単位の出入り禁止が存在するが、特に悪質と判断された客に対しては系列店や同地区に存在する他店舗にも出入り禁止とする措置が取られる場合もある。
- アンケート
- コンパニオンの接客内容に関して、男性従業員が客に満足度等をリサーチすること。アンケートの内容次第でコンパニオンが指導されるケースもある。
- アンケートはコンパニオンが希望すると閲覧が可能であるのが一般的である。
- 恒常的な定期的アンケートのほかに、初めて出勤した日や入店間もないケースでは、店によるフォローの一環として、男性従業員が客に対して聞き取り調査を行うこともある。
- 振替
- 事前にコンパニオン指名予約をしているにもかかわらず、客を来店させてから店の勝手な都合で他のコンパニオンでの入浴を勧められること。
- 元々出勤していないコンパニオンで来店予約を受けたり、出勤中のコンパニオンの予約をダブルブッキングで受けたりするケースの他、店側が優遇しているコンパニオンに客を付けるために振替するケースもある。
- 外出
- 裏メニュー扱いで、本指名のトリプル(3枠分又は5時間以上が多い)以上でコンパニオンと外出を許可している店もある。基本的にコンパニオンが外出用の服装を準備する必要があるために事前予約が必要であり、決められた時間までに店に戻らなくてはいけない。
- 店外への外出(同行)が認められている店舗であっても、承諾の可否はキャスト(女性従業員)個人の裁量に委ねられており、キャストが拒否した場合は外出を行うことはできない。
- また、外出サービスを利用した場合であっても、途中で店舗へ戻り、残りのコース時間を室内で過ごすことが可能とされている。
- 店側は外出前の段階で利用客の行動範囲をあらかじめ制限するのが一般的である。また、万が一の事件・事故や規約違反に備え、運転免許証などの身分証明書(本人確認書類)の提示や、連絡先の確認・提示同意を義務付ける規定が広く導入されている。
- 薬物検査
- キャスト等のスタッフによる麻薬・覚醒剤等の違法薬物の使用や持ち込みが警察の捜査で発覚した場合、店自体への強制捜査や営業停止処分が科され、廃業や経営破綻に直結するリスクがある。
- 一部の店ではキャストに対し強制的な薬物検査の受検を義務付けている。
- 衛生管理
- ソープランドの求人広告などでよく見かける「衛生管理万全」という言葉は、具体的に何を指すのか明記されていないことがほとんどである。
- 規制や諸事情により性的なサービスを直接的な表現で記載できない事情もあるが、実際には性病検査の提出義務がない店や、コンドームを使用しない接客を売りにしている店舗も少なくない。
- 案内所・紹介所
- 風俗街で紹介業を営む店が存在し、路上での営業はせず、店舗形式で営業している。地域によって呼称や営業形態がさまざまであり、いかにもという案内所から、喫茶店を装ったところまである。
- 利用者が行くべき店を決めていない場合、好みに応じて店を紹介してもらい、決定後は店の送迎車などで案内されるのが一般的である。紹介料は提携先から支払われるバックマージンで成り立っているため、客が直接費用を負担することはない。地理や利用手順に不慣れな人でも予算や目的に合わせた店選びができるうえ、複数店のキャスト情報を写真などで比較できるのがメリットである。また、提示される写真は、公式ウェブサイトなどとは異なり、プライバシー保護の目線やモザイクが入っていない状態で確認できるケースが多い。
- ポン引き
- 路上での客引きの担当を指す言葉だが、ソープランドの場合は多くの地域で店の前の路上での客引きはもちろん、店の入り口に立つことも自治体条例で規制されていることが多く、ソープランド関係でのポン引きとは、路上で違法営業の風俗店へ客引きしている人を指すのが一般的である。違法営業故、深夜も営業していることが多い。
- 男性とは限らず、女性も存在する。2004年(平成16年)7月には、吉原で割烹着を着た老婆が路上で客引きをし、売春防止法の斡旋容疑で逮捕されたケースも存在する。
- 本(単位)
- 客を数える単位は、『本(ぽん)』である。
- カラ出勤
- 店側が実際には出勤していないキャスト(女性従業員)を、あたかも出勤しているかのように偽って表示する不正行為。人気キャストが出勤しているように装うケースや、選択肢の多さをアピールするケースが見られる。
- 利用客からの問い合わせや来店(指名)を誘発する目的で行われるが、顧客との間でトラブルの原因となる。
用具
- スケベ椅子
- ソープ嬢が客の体を洗う際、客が座る凹字型の椅子[81]。座った時、男性の股間を洗いやすくするため、座る部分が縦に開口している。男性客をこの椅子に座らせ、ソープ嬢が椅子の縦開口に腕を通して男性客の股間を洗える。
- 発明したのは、かつて大森海岸にて営業して閉店したソープランド「歌麿」の店長という説がある。また、子爵家の出で実業家西四辻公敬が開発したとの説もある。1977年(昭和52年)ごろから普及した[81]。
- 座高が高く設計されているため腰への負担が軽減されることや、局所(股間・患部)を洗浄しやすい構造であることから、腰痛や痔疾を抱える利用者が個人的に購入・使用する例も見られる。
- 近年では「介助者による洗浄・入浴介助が容易になる」という実用上の理由から、介護現場や福祉用具としても利用される。
- くぐり椅子
- スケベ椅子の座高をさらに高くしたもので、ソープ嬢が下に潜る形になる[81]。スモーク色のアクリル板など薄く強度のある材質を折り曲げた形をしており、仰向けになったソープ嬢が寝そべって通過できる。
- 男性客をこの椅子に座らせ、ソープ嬢が通過しながら男性客の股間を舌で舐め上げて洗うための専用の椅子[81]。市販の通販で購入できるものがある一方、ソープランドでの使用を前提として頑丈に作られた業務用もあり、座面の裏側が補強のために二重構造になっているタイプが存在する。この座面が補強された業務用タイプが最も高価であり、価格は10万円程度する。
- このタイプの色は、茶色、透明、赤、紺、ガラス色などがある。同色・同アクリル素材の桶などの小道具も存在する。身体的事情を抱えた個人用品や介護用品としての需要がある。
- ゴールドチェア(GC)
- 椅子状の設備。カラーバリエーションはピンク、赤、黒、緑など多岐にわたる。
- 仰向け・うつ伏せの両面に対応した多角的な接客構成となるため、技術的・体勢的な難易度はピンクチェアよりも高いとされる。
- 利用客がチェアを跨ぎ、顔を中央の開口部(穴)に位置させ、上部両側のハンドルを握る「うつ伏せ状態」からサービスが開始される。
- うつ伏せ姿勢のまま、キャスト(女性従業員)による愛撫、洗体(胸洗い・壺洗い)、アナル愛撫、椅子潜り、シックスナイン(69)等の各種サービスを受ける。
- うつ伏せでの工程終了後、体を反転させて「仰向け」姿勢でのサービスへと移行する。
- シルバーチェア
- 構造はゴールドチェア等に準ずるが、全体的に小さいサイズ感で設計されている。色は銀色。
- 岐阜県の「金津園」エリアに限定的に設置・運用されている特有の設備である。
- ピンクチェア(PC)
- より複雑な立体構造を持つリクライニングシート状の設備。カラーバリエーションは金、赤、ピンク、黒などが存在する。
- 施術が「仰向け状態のみ」で完結するため体勢の変化が少なく、サービス工程自体の難易度は比較的低い。
- 金津園のほか、沖縄エリアの店などにも導入が確認されている。
- 設備の特殊な構造ゆえに利用客・キャスト双方の好みや慣れが影響し、体勢を保持するためには独自のテクニックが存在する。
- 上部シート:客が仰向けに横たわるリクライニ
- ング状のシート。足を固定・載置するためのアームが装備されており、衛生面および安全面からアーム部には必ずタオルを巻き付けて使用する。
- 下部シート:客用シートの下部に潜り込むような位置にキャスト用の座席が配置されている。この二段構造により、多様な角度や体勢でのサービス展開を可能にしている。
- 浴槽
- 高級店では家庭用よりも長さが十分に取られた大型の浴槽が用いられ、ジェットバスなどが設置されている店もある。多くの浴槽には介護用の手すりが備え付けられており、客がそこで体を支えることで、お湯の浮力を応用したサービスを受けられる仕組みになっている。
- 客の頭が当たる浴槽の縁には、小さなエア枕が用意されていることが多い。
- ベッド
- 設置可能な設備に制限がない一部の自治体・規制地域を除き、店内には一般的なベッドを固定設備として設置せず、マッサージ台やソファベッド等を代用する運用が多く見られる。
- 施術やサービスの提供時に、タオルやマット類を敷くことで即席のベッド状に整えて使用される。
- ローション
- 潤滑をよくするための液体で、業務用の濃縮されたものを使用時に希釈して用いる。家庭で個人的に用いるものに比して、大量に使用して、椅子やエアーマットなどでの独特のサービス(ローションプレイ)に活用している。湯冷めしないよう、熱めのお湯で希釈するなど配慮されている。
- 海藻由来の成分(アルギン酸など、海藻特有の粘り成分)を含んでいたことから、文字通り「海藻で作られている」と誤解されることも多い。
- 現在の製品は高分子ポリマー(たとえばポリアクリル酸ナトリウム)などの水溶性で乾燥しにくい合成材料からなっている。
- ピンク色のローションの方が肌が荒れにくい高級品とされ、高級店などではピンク色のローションを目にすることが多い。金津園などでは、パックに入った濃縮されていないローションを用いているケースもある。
- ゼリー(潤滑ゼリー)
- プレイ用のローションと混同される場合もあるが、希釈せずに粘膜を保護し、性交痛を軽減するために用いられる。
- プレイに使うローションは水道水で希釈するため時間経過により雑菌が繁殖することから、粘膜保護用には薄めないで使う専用品の潤滑ゼリーを用いるのが一般的である。
- 製品としては、実際の医療現場で使われているグリセリン主体として製薬会社が製造したものから、高分子ポリマーを主成分とするものまでさまざまである。
- コンドーム
- 市販のものを用いており、主に業務用144個(グロス)入りで安価で購入出来る製品を使用している。サイズはS - LLまで様々である。
- 雰囲気を壊さないように各々必要なサイズと接客中に使われそうな数のコンドームを枕元やベッド周辺に、封を開けたものをタオルに挟んで事前に用意しておくのが一般的である。
- 陰茎を膣に挿入する寸前に、なるべく客に悟られないように、口を使ったフェラチオで装着してくれる(これを「フェラかぶせ」と呼ぶ[82])ので、客はいつ装着したか分からないままサービスを楽しめる[82]。
- 客が射精して精液が溜まったコンドームも、なるべく客に悟られないよう体を離すときに上手に取り外し、こっそり捨ててくれる。ノースキン(NS、後述)の時は、なるべく膣から客の精液が漏れ出さないようにして体を離し、洗い場で膣から精液を洗い流している。
- スチームバス(サウナ)
- 浴室設備の一種として、キャビネット型のスチームバス(個室用サウナ)が設置されている店が存在する。実際のサービスで使用されるケースは稀とされるが、自治体の条例によってサウナ設備の併設や営業基準が認められている地域では、営業時間中を通してスチーム機能が稼働できる状態で管理されている。材質には特殊浴場用の風呂椅子などと同様の合成樹脂が用いられることが多い。
- 遮蔽
- 部屋の内部を隠す用具のことを指す。東京都や埼玉県の場合は、個室の扉に室内が見えるようにガラス窓を付けることが義務付けられているが、普段はタオルで見えなくすることを遮蔽という。
- 扉の窓の大きさや材質は、地方公共団体の条例で異なるが、神奈川県では扉自体がガラス扉であることが義務付けられているので、シーツのような大きい布で覆うケースがある。
- 地域によってはプラスチック板で覆っている店も存在する。広島県では、個室そのものの存在が禁止なので、カーテンを用いて入浴中に他の客と顔を合わさないように配慮されている。
- エアーマット
- 空気で膨らむビニール製の大型マットで、浴場の洗い場で使用する。一般的にアダルトグッズ店などで販売されている海外製のものとは異なり、業務用はより頑丈なビニール製で国内で製造されたものを使用している。
- 色は一般的にシルバーが多いが、業務用ではシルバーの他に金と白も存在し、一般で手に入るアダルトグッズのエアーマットでは近年透明などのバリエーションもある。
- 頭の部分を「枕」と呼ぶほか、足の方にも枕が付いたタイプがあり、足の枕を「足山」と呼ぶ場合もある。身体を乗せる筋状や山状になっている部分は「山」と呼ばれ、マットの種類や大きさを区別する上で山と枕の数で分別する。
- 一番大きいタイプでは両枕で山が9山あるタイプ(「9本マット」と呼ばれる[83])で、高級店ではほとんどこのサイズが用意されている[83]。洗い場が狭い店などでは8山の少々小さい両枕タイプを使用したり、もっと狭い洗い場の店では頭枕のみのマットを使用している店もある。
- 頭枕にタオルをかけて男性が横たわり、女性からローションを用いてのサービスが通常の使用方法である。
- どのタイプのマットでも、使用後にシャワーで流すだけでは垢やローションがこびりついている場合があるので、丁寧に洗って拭き上げることを指導していない店では衛生面に注意することも必要である。
サービス
嬢によって異なる事も多く、千葉かまくら御殿では提供可能サービスを明記している。
- 2回戦
- 2回目のプレイのこと。マットで一度性交した後、休憩しベッドで2度目の性交をする場合が多い。必ずしも2回全て射精することを指すわけではない。一度も射精に至らなくても、入浴休憩ないしはマットなどを挟み3回行為に臨んだ場合は3回戦となる。
- 2輪車
- 3Pでソープ嬢2人と同時にプレイをすること。3人の場合は3輪車と呼ぶ。
- 逆2輪車
- ソープ嬢1人が男性2人と同時にプレイすること。
- ダブル
- 1コマの価格設定しかない店で客が2倍の2コマ分入ること。例えば、60分2万円の店に120分入ることで、料金も倍の4万円になる。3コマ分180分であれば6万円の「トリプル」となる。
- 泡踊り
- マットの上にローションをまき、ソープ嬢が体をすりつけて客の全身を洗う行為(自分の陰毛や乳房などをタワシやスポンジのように用いる)。手で男性器を刺激しながら行うことが多い。阿波踊りの阿波と泡(アワ)をかけた言葉。
- 発明者は「川崎城」という店の浜田嬢といわれている[83]。以前は本当に石けんを泡立てたものを用いていたため文字通り「泡踊り」とよばれていたが、石けんはソープ嬢の肌や陰部の粘膜を傷める[83]ため、現在はローションが使われている。そのため泡が出ない(もしくは細かい)ことかわら、1980年代は「さざなみ踊り」とも呼ばれていた[83]。現在は、一般的に「ボディ洗い」や「マットプレイ」と呼ぶ。
- 使用されるローションは「ゼットローション」とも呼ばれるワセリンの一種で、無味・無臭・無色である[84]。ただし、最近は肌を荒らしにくいボディシャンプーが販売されているため、ローションと混ぜて用いることもある。
- 広岡敬一はこのサービスとの初遭遇を、女体の持つ柔らかさが石鹸のすべすべ感で強調され、さらに肌を滑る乳首の感触がまた素晴らしく、すぐに射精に至ってしまったと述懐する。考案者である浜田がその技術を惜しみなく同僚に伝授したこともあり、泡踊りは関東のトルコ風呂を席巻した[85]。
- マットプレイ
- ビニール製の空気マットの上に横たわった客にソープ嬢からローションで奉仕する、ソープランドならではのサービス。行為そのものにいろいろな名前がついており、行為一つ一つを技と呼ぶ。アダルトビデオのマットプレイとは異なり、終始一貫男性が受け身になるサービスであるため、うつ伏せでも仰向けでも客の手のポジションは枕に乗せておく体勢が基本ポジションで、基本的に手を出さないのがマナーである。客の好き勝手でソープ嬢の動きを止めたり、動線を邪魔するような行為をする客は、AVの見過ぎと敬遠される傾向もある。
- マットプレイでは、主に身体を使って愛撫することを洗いと呼ぶ。ソープ嬢は、枕と山の間の隙間や山と山の間、足山と山の間の隙間に体重をかけて微妙なバランスを取って、客に体重をかけすぎないようにサービスを行う。胸で身体を愛撫する胸洗い、舐めて洗うことを舐め洗いといい、胸が豊かなソープ嬢は胸洗いを得意とする場合が多いが、マットプレイを得意とするソープ嬢でも舐め洗いと胸洗いのどちらかに重点が偏っていると、同じマットプレイでも違う体感になる。
- 身体をあわせてお互いの体感を楽しむ行為を「滑る」ともいい、時間が60分程度のコースでは、時間の都合上「滑るだけ」というマットプレイを行う場合も多く、滑るだけでは舐め洗いはほとんど行わないことが多い。マットの上でローションの滑り具合を利用してマッサージを行う場合や、ローションを落とす際に塩や泡などを用いることもあり、ローションを落としながらマッサージするサービスもある。ローションはシャワーだけで流すよりも、最後に浴槽に入ってタオルを用いて撫でて落とすことでほとんど落とし残しがない状態になる。
- フルサービスを行うと、洗い流すまでに最低40分程度、マットプレイを売りにしているソープ嬢の場合60分程度も要してしまうため、マットプレイの前には身体を浴槽で十分暖めてから行うことが望ましい。フルサービスの場合、通常はうつ伏せから入り、途中で仰向けになり、最後は女性上位でフィニッシュに導くパターンが一般的である。
- マットがないソープランドも存在するが、ほとんどの高級店には大きい9山両枕タイプのマットが置いてある。保健所からマットの設置が禁止されているため、保健所の見回り期間はマットサービスの利用はできない。
- 逆マット(マットプレイ)
- 客が女性にマットで愛撫することを指す。アダルトビデオの影響を受けたソープファンの中には逆マット愛好家もいるが、逆マットの際にローションの感覚とマットの扱いに慣れていない客に主導権を握らせることは、ソープ嬢の洗えない髪の毛や目元の化粧までローションで汚されてしまう場合や転倒などの危険もあり、次の接客に迷惑がかかるケースが多く、通常一見の客相手には敬遠されあまり行われない。
- 椅子プレイ
- 椅子を使うサービスの総称。泡で洗うだけの行為も含まれる。「すけべ椅子」プレイは凹型の形状の椅子を用いて股間の下部の隙間から愛撫する。金色のラメのタイプが多い。
- 「くぐり椅子」プレイはかつて高級店の一部のソープ嬢やベテランソープ嬢のサービスとされていたが、サービス競争の激化に伴い時間の長めな大衆店や格安店等でもそのサービスを必須としていたり、「くぐり椅子」プレイ可能なソープ嬢も増えている。
- 椅子の座面にはタオルを用いて、座る前に暖かいお湯をかけて寒くないようにするが、くぐり椅子で一枚のタオルを座面に使うソープ嬢は椅子くぐりは行わないことが多い。
- 生フェラ
- ソープランドでは素肌のままフェラチオを行うのが一般的だが、格安店などではコンドームの着用をコンパニオンの裁量に任せている場合が多い。
- 大衆店や高級店において生でのフェラチオが必須となっている店舗でも、真性包茎や重度の仮性包茎、あるいは性感染症の疑いがあるケースなどでは、コンパニオンの判断でスキンを着用したサービスが認められている。
- 即即
- 即尺(入浴前にフェラチオを行う)・即ベッド、つまりシャワーや入浴前にプレイするサービスを指す。高級店ではほぼ必須のサービスではあるが、それ以下の価格帯の店でも即即を売りにしている場合もある。
- 即即が必須サービスであっても、悪臭・恥垢・排泄物などの残留で体の汚れが著しい場合や性感染症の疑いがある場合は、衛生上の理由で即即はしなくてもよいと指導されている。
- その場合、入浴までの間はスキン着用でのフェラサービスに切り替えたり、先に入浴させたり、疾患部分と接触するサービスを断るかはコンパニオン側に選択権がある。
- 潜望鏡
- ソープ嬢と客が一緒に風呂に入り、客が腰を浮かせ、勃起した男性器が水面上に出たところをソープ嬢が口で愛撫する行為[81]。男性器を潜望鏡にたとえている[81]。
- つぼ洗い
- 客に指を立てさせ、その指をソープ嬢の膣に差し入れて洗う行為[81]。指だけでなく勃起した男性器をソープ嬢の膣に差し入れることもあるが、洗いが目的であるため、数秒で終わり本格的な性交には至らない。
- 爪が伸びていたり鋭利な形状の場合はサービスが省略される場合もあったり、つぼ入れ中に客が勝手に指を曲げる行為も歓迎されない。
- たわし洗い
- 客の腕や脚にソープ嬢がまたがって陰毛をこすり付けて洗うこと[81]。
- 陰毛を「たわし」にたとえている。「ブラシ洗い」とも呼ばれる[81]。
- 椅子洗い
- スケベ椅子やくぐり椅子などに座った客の身体をソープ嬢が身体全体を使って洗うこと[81]。
- 石鹸の泡を用いた「ボディ洗い」のほか、ローションを使用する「椅子プレイ」や「くぐり椅子」など、特殊な椅子を用いた一連の行為全般を指す言葉として使われる場合がある。
- 指入れ
- ソープ嬢の性器が傷ついてしまう原因の多くは、客の手による過度な刺激にある。たとえ一見して伸びていない爪であっても相当なダメージを与えてしまうほか、指入れや激しい愛撫によってローションが乾いてしまうと摩擦が強くなり、特に入り口付近の粘膜に大きな負担がかかって裂傷を引き起こす。
- 自分の体を守るため、どの価格帯の店であっても指入れを一切拒否するキャストは少なくない。
- メインのサービスは本番(性交渉)であるため、激しい指入れや乾燥した状態での無理な愛撫は敬遠されがちであり、次の仕事に支障をきたしたり完治までに日数を要するほどの怪我を負わせた客は、出入り禁止処分となるケースもある。
- 花時計
- 性器を挿入した状態のまま、キャスト(女性従業員)が体勢を旋回・回転させること。一般的には騎乗位(女性上位)の体勢において腰部・体幹を旋回させる技法のこと。
- 特殊椅子に支えられた状態で回転を行うなど、高度な筋力・柔軟性・技術的習熟が求められる。
- NN
- ノースキン中出し。生中出し。
- NS
- 「ノースキン」の略で、サービス時にコンドームを使用しないこと。中出しとは限らない。かつては「ジュンナマ」とも呼ばれていた[83]。
- ソープ嬢は避妊のため経口避妊薬を毎日服用する。かつてはコンドーム不使用が当然であった時代もあり、その時代にはコンドーム使用はソープ嬢に対する侮辱として扱われたこともある[83]。現在は性感染症予防のため、コンドームを使用しているソープ嬢が多い。
- コンドームの使用は格安店か高級店かどうかにあまり関係がなく、店の方針やソープ嬢によるところが大きい。関東圏以外の地域の高級店はコンドーム使用率が低い傾向がある。
- 嬢によってサービスの可否が異なるため、メニューやプロフィールには「VIP」「SPサービス」「ナチュラル」といった項目が明記されていたり、専用の印が付いていることがある。
- 近年では、こうした表記に代わって「natural soap」や「new style」といった表現が使われるケースも見られる。
- 中出し(ND)
- 「ノースキン」で膣の中に射精すること。
- S着
- スキン着用。ゴムあり。川崎の堀之内は街全体でS着を義務付けており、完全S着なら堀之内。吉原の完全S着店は1桁くらい[86](p112,114)。
- お清め(フェラ)、お掃除フェラ
- 客が射精した後、精液などの付着した性器をフェラチオによって舐め取る行為のこと。
- コスプレ
- イメージクラブ(イメクラ)のサービスの要素を取り入れたシステムで、お客がソープ嬢に好みの制服や服装を指定することが出来るサービス。通常一般的なお店に関してはコスプレイサービスは行っておらず主にお店側が指定されたソープ嬢のみになっている。サービスを受けるに当たってソープ嬢を指名する際にフロントに予約(入浴料支払い前)する必要がある。
- 大半のコスプレ専門店以外のお店では無料で受けられる。店によってはコスプレイを売りにしている専門の店もあり「コスプレソープ」、「イメージソープ」などと呼ばれる専門店も存在する。専門店では一般的な店と異なり、在籍するすべてのキャストが対象となるケースが多い。
- サービスの流れとしては、ベッドでのプレイをメインとする店舗の場合、ボディ洗いの後や1回戦終了後にキャストが制服や服装を着直して再プレイするスタイルも見られる。
- 料金については、衣装の種類によってオプション料が別途発生する場合があるほか、ローターやバイブなどの追加オプションが用意されており、こちらも別料金が必要になることがある。
その他
- 色管、色恋管理
- スタッフ(ボーイやマネージャー等)が、キャスト(女性従業員)と個人的・肉体的な恋愛関係を構築することで、相手をコントロール・繋ぎ止める店の管理手法である。
- キャスト側にとっても、スタッフと関係を持つことで指名なし(フリー)客の優先的な割り振りやシフト面での優遇措置を受けられる利点が存在するため、両者の利害関係や依存関係に基づいて成立・維持されるケースが見られる。[86](p36)。
- 趣味講習
- 男性スタッフが女の子と性交をしながら教える。発射は厳禁で、江戸時代からある教え方[86](p36)。
- 板
- 女性の講習員と女の子達の前で、実験台になる男[86](p37)。
- ウエトラ
- ウェットトラストの略から来ている。膣に入れる使い捨てローション。仕事の多い嬢の必需品。嬢は、ウエトラかKYゼリーを使う。ウエトラは溶けてくるタイミングを考えて使う。愛液のようにも見える。嬢は、30本入りを買う[86](pp39-40)。
- 空予約(いたずら予約)
- 実際の来店意図がないにもかかわらず、予約を入れる不法・迷惑行為。他の利用客の受付が不可能となるため、該当する時間帯のキャストは待機を余儀なくされ、実質的な売上がゼロとなる。[86](pp72-73)。
- 店に対する業務妨害にとどまらず、キャスト個人の収入や稼働効率に対して経済的打撃を与える嫌がらせ行為として扱われる。
- リンクラ
- 淋病とクラミジア。風俗嬢がかかりやすい性病[86](pp113)。
- 出稼ぎ
- 風俗業界においては都市部から地方へキャストが移動する事例が多く存在する。地方都市では身バレを恐れ、地元の女性が働きにくい傾向があり、キャストの供給不足が生じている[86](p132)。
- 競合が少なく需要が高い地方店では、都市部からのキャスト誘致を図る構造が定着している。
- カード屋
- 吉原のソープランドで、クレジットカードの決済サービスを提供している業者。アタッシュケースをもってやってくる[87][86](pp94-95)。
- 情報喫茶
- 吉原で、複数のソープランドの嬢を紹介している喫茶店[88]。
- 義理風呂
- 吉原の慣習。系列店で暇を持て余してる女の子に、女の子には伏せてボーイがサービス代だけ自腹で客として行くこと。時間は早めに切り上げるのが決まり[88]。
事件・事故
- 1976年(昭和51年)1月10日 - 東京都港区新橋の貴悦ビルで火災が発生。中にあったソープランドで客1人が死亡、ソープ嬢ら12人が重軽傷[89]。
- 2003年(平成15年)8月20日 - 東京都台東区千束のソープランドで、32歳の女性従業員が客の男性に絞殺された。犯人は別のソープランドの男性従業員[90][91]。
- 2014年(平成26年)1月5日 - 兵庫県神戸市兵庫区西橘通のソープランドで爆発が発生した後に出火。従業員5人が重軽傷。
- 2017年(平成29年)12月17日 - 埼玉県さいたま市大宮区宮町のソープランドで火災(大宮風俗ビル火災)。5人死亡、7人重軽傷。NHKが犠牲者の実名を報道したことから、物議を醸した[92]。
- 2023年(令和5年)5月5日 - 東京都台東区千束のソープランドで、30代の女性従業員が客の男性にナイフで刺されて死亡した[93]。事件現場は上述した2003年8月の殺人事件と同一店舗とされる[91][94]。
- 2023年(令和5年)2月から2024年(令和6年)8月 - 東京大学大学院医学系研究科教授とその部下の特任准教授が、日本化粧品協会からの接待の際に東京都台東区千束のソープランドにて繰り返し接待を受けていた(日本化粧品協会・東京大学医学系研究科贈収賄事件)[95][96]。
- 2026年(令和8年)6月28日 - 兵庫県神戸市福原町のソープランドで、30代の女性従業員が、客の男性にナイフで刺されて死亡。男性も、その場で死亡が確認され、無理心中を図ったものと思われている[97][98]。
脚注
注釈
- ↑ 中東では男性客には男性、女性客には女性の垢すり師がつくのが原則。
- ↑ 「トルコ嬢」の名は本番サービスが主流になって以降で、当時は「体を売らない」という信条もあり指技以外の行為を求められることは恥とする気風があったとされる。
- ↑ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する条例施行規則(昭和60年山口県公安委員会規則第1号)にて以下の範囲と定められている[52]。
- 3番1
- 3番2
- 17番1から17番3まで
- 18番1から18番5まで
- 18番7から18番10まで
- 169番2
- 169番4
- 173番1
- 180番から184番まで
- 186番から189番まで
- 190番1から190番4まで
- 203番1
- 203番7
- 291番1から291番8まで
- 292番2
- 292番3
- 293番6から293番24まで
- 295番2
- 296番1
- 297番3
- 298番5
- 300番1
- 300番2
- 302番5から302番7まで
- 302番9
- 305番2
- 308番2
- 309番2
- 415番2
- 415番9
- ↑ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する条例施行規則(昭和60年山口県公安委員会規則第1号)にて以下の範囲と定められている[52]。
- 2番1から2番5まで
- 3番3
- 14番2
- 61番
- 62番2から62番5まで
- 63番
- 64番1
- 64番2
- 65番
- 66番1から66番4まで
- 67番から70番まで
- 70番1
- 71番
- 71番1
- 72番から75番まで
- 76番1
- 76番2
- 77番
- 78番
- 78番2
- 79番
- 79番1
- 79番3
- 80番から84番まで
- 85番1
- 85番2
- 86番
- 87番
- 88番1
- 88番2
- 89番
- 89番1
- 90番1
- 90番2
- 91番1から91番3まで
- 92番1
- 92番2
- 94番1
- 94番2
- 95番3
- 95番4
- 96番1から96番3まで
- 97番
- 135番
- 150番1から150番7まで
- 151番2
- 152番から156番まで
- 156番1
- 156番2
- 157番1
- 157番2
- 158番から163番まで
- 163番1
- 164番
- 165番
- 166番1
- 166番2
- 167番1から167番4まで
- 168番1
- 168番2
- 169番1
- 169番3
- 169番5
- 170番1から170番3まで
- 171番
- 171番1から171番3まで
- 172番2
- 172番3
- 173番2
- 174番から179番まで
- 305番1
- 306番1
- 306番2
- 360番4
- 311番
- 311番1
- 312番
- 313番
- 422番
- 422番1から422番3まで
- 427番1
- 428番1から428番23まで
- 429番
- 429番1から429番21まで
- 429番26から429番29まで
- ↑ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する条例施行規則(昭和60年山口県公安委員会規則第1号)にて以下の範囲と定められている[52]。
- 50番から60番まで
- 426番
- 426番1
- ↑ 接吻は心を許した相手とだけ行うという不文律があったため。このようなけじめをつけることは職業人としての誇りを保ち、人間としての尊厳を両立させることが可能である心理的な防衛として機能する。
出典
- ↑ 広岡敬一『ちろりん村顛末記』(朝日文庫)P.19
- ↑ 松沢呉一『エロスの原風景』(ポット出版)P.84 - 93
- ↑ 広岡敬一『ちろりん村顛末記』P.20 - 21
- ↑ “昔は「トルコ風呂」と呼んでいた。「ソープランド」への名称変更の裏にはあわや国際問題!の危機が?”. news.livedoor.com (2019年2月16日). 2024年10月2日閲覧。
- ↑ “【北海道震度7地震】ススキノのソープが500円で風呂提供 「私たちも被災者」通常営業は休止”. 産経新聞. 2018年9月7日. 2019年5月16日閲覧.
- ↑ 公衆浴場法概要 - 厚生労働省 「個室付き公衆浴場」がソープランドに該当
- ↑ 建築基準法 - e-Gov
- ↑ https://www.courts.go.jp/assets/hanrei/hanrei-pdf-51869.pdf
- ↑ 事件番号 昭和53う393、福岡高等裁判所、昭和53年12月7日
- ↑ 事件番号 昭和42(あ)605、最高裁判所第三小法廷、昭和42年9月19日
- ↑ 事件番号 昭和43う482、福岡高等裁判所、昭和44年1月29日
- ↑ “参議院法務委員会・昭和31年5月15日 政府委員・長戸寛美発言”. 2013年4月21日閲覧。等
- ↑ 『「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?』p.78 -
- ↑ 岩永 p16
- ↑ 터키탕명칭 증기탕으로 공식 변경 문화 일보(文化日報) 1997-02-11
- ↑ 中国現代用語辞典-入浴センター(新式銭湯)(2010年10月9日時点のアーカイブ)
- ↑ 岩永 p36-38
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参考文献
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- 門倉貴史 『「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?』 角川書店 2006年7月 ISBN 978-4047100503
- 広岡敬一 『戦後性風俗大系 わが女神たち』朝日出版社 2000年4月 文庫版:新潮社 2007年 p.35
- 広岡敬一 『ちろりん村顛末記』 朝日新聞 1984年2月
- 岩永文夫『フーゾク儲けのからくり : 欲望産業の原価がわかる本』ベストセラーズ、2003年。 ISBN 978-4-584-30765-6。
関連項目
外部リンク
「ソープランド」の例文・使い方・用例・文例
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