ポータル‐サイト【portal site】
ポータルサイト(ぽーたるさいと)(portal site)
ポータルサイト (portal site) は、インターネットに入るのに、一番先に訪れる玄関だ。リンク集やサーチエンジンがあり、利用者はここから目的とするページに移る。
ポータルサイトの運営は、バナー広告や電子商取引の仲介サービスから得られる収入でまかなう。訪れる人が多いほど、ポータルサイトの収益も上がる。そこで利用者を獲得するため、ポータルサイトは便利な機能をいろいろ提供する。
まず、ポータルサイトには、検索エンジンが置かれている。検索したい用語などを入力して、自分が必要とするホームページを探し出する。Yahoo!やLycos、gooなどが有名だ。
次に、ポータルサイトにはリンク集が設置されている。カテゴリー別、ジャンル別に分けられていて、利用しやすくできている。
最後に、ポータルサイトには、フリーメール、電子掲示板、チャット、ニュースなどのサービスもある。これらはすべて無料で利用できる。
(2000.11.04掲載)
ポータルサイト portal site
ポータルサイト
【英】portal site
ポータルサイトとは、Webへアクセスする際に、各種サービスやコンテンツなどへ案内する役割を持ったWebサイトのことである。
ポータル(portal)という語は、元々、「玄関口」や「出発点」といった意味を持っている。ユーザーがWeb上で必要とする機能やサービス、コンテンツ、Webサイトへのリンクなどを総合的に案内しており、Webへのアクセスの起点としての利便性が追求されている。
ポータルサイトは、1990年代半ば頃、米国のYahoo!をはじめとするいくつかのWebサイトによって原型が形作られた。Yahoo!は、Webディレクトリを提供することで、Web上に散在していた状態の各Webサイトへ導き、ユーザーへ利便性をもたらした。その後、ニュースや天気予報といった情報の配信、フリーメールのような各種Webアプリケーションの提供など、多種多様なサービスの提供を進め、今日の姿に至っている。
ポータルサイトの多くは、各種情報やサービスを網羅的に提供している。そして、それぞれがWebサイトとしてトップクラスのアクセス数、ユーザー数を獲得している。
初期に登場したポータルサイトとしては、Yahoo!をはじめ、AOL、Excite、Lycos、AltaVista、infoseek、MSNなどを挙げることができる。現在、日本国内で提供されている主要なポータルサイトとしては、Yahoo! JAPAN、goo、livedoor、MSN、@nifty、au one、BIGLOBE、楽天により運営されているInfoseek、iGoogle、などがある。iGoogleなどでは、トップページに表示するコンテンツをユーザーごとにカスタマイズすることが可能となっており、パーソナライズドホームページなどと呼ばれている。
なお、Web全般を対象とした総合的なポータルサイトの他に、特定のジャンルに特化し、そのジャンル内における各種情報を総合的に案内するタイプのWebサイトを、ポータルサイトと形容する場合がある。例えば、警視庁サイバーポリスによるWebサイト「@police」は、ハイテク犯罪に対するセキュリティ情報を総合的に提供しており、「警察庁セキュリティポータルサイト@police」と表現されている。
参照リンク
Yahoo! JAPAN
MSN Japan
Infoseek
Excite
goo
ライブドア
So-net
BIGLOBE
@nifty
iGoogle
au one
ポータルサイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/20 08:46 UTC 版)
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ポータルサイト(英: portal site)は、World Wide Webにアクセスするときの入口となるウェブサイトである。ウェブ閲覧者はポータルサイトを起点としてウェブの探索を行うことになる[1]。代表的なポータルサイトとしてGoogle,Microsoft Bing,MSN,Yahoo!,AOLが存在する。
概要
元々ポータルとは、門や入口を表し、特に大きな建物の門に使われた言葉である。このことから、ウェブにアクセスするために、様々なコンテンツを有する、巨大なサイトをポータルサイトというようになった。
ポータルサイトは、検索エンジン、ウェブディレクトリ、ニュース、オンライン辞書、天気予報、Webメールサービスなどのサービスを提供し、利用者の便宜を図っている。
ポータルサイトのビジネスモデルは、サイトの集客力を生かして広告や有料コンテンツで収入を得ることである。1996年以降のインターネットブームに乗じて、多くのポータルサイトが乱立したが、その後は統廃合が進んだ。初期のポータルサイトは自前で検索エンジンやウェブディレクトリを運用していたが、情報の肥大化に対応しきれずアウトソーシングが多くなった。
特定の地域サービスに特化した地域ポータルサイトや、インターネットサービスプロバイダ(プロバイダ)のサービス情報サイト、育児、環境、文化、音楽、生き方などにテーマを絞ったポータルサイトもある。
企業ポータル
近年、ポータルサイトから派生した、企業ポータルが関心を高めている。企業に散らばっている様々なデータや情報を効率的に探したり利用するためにパソコンの画面上にこれら情報やアプリケーションをポートレットとして集約表示する技術がでてきた。画面は利用者の要求によって自由にレイアウトを変更でき、例えば社長用の画面、部長用の画面、営業用の画面、技術者用の画面など、それぞれの職種・役割に応じた最適画面を作れる。代表的なポータル製品としては、IBMの WebSphere Portal やマイクロソフト社の SharePoint などがある。また、代表的なオープンソースソフトウエアとしては、Liferay などがある。
日本語の主なポータルサイト
API複合型ポータルサイト
統合型メタ検索ポータルサイト
- Ceek.jp
非統合型メタ検索ポータルサイト
脚注
- ^ 第5版,IT用語がわかる辞典,ASCII.jpデジタル用語辞典,知恵蔵,ホームページ制作用語集,パソコンで困ったときに開く本,農林水産関係用語集, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),図書館情報学用語辞典. “ポータルサイト(ぽーたるさいと)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年5月26日閲覧。
関連項目
ポータルサイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:16 UTC 版)
「日本のインターネット」の記事における「ポータルサイト」の解説
ポータルサイトでは検索エンジン、インターネットオークション、懸賞などのサービスが提供される。日本ではYahoo! JAPANが圧倒的な市場占有率を持つ。
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