エー‐オー‐エル【AOL】
AOL
読み方:エーオーエル
別名:アメリカオンライン
AOLとは、米国を中心にワールドワイドに事業を展開しているISP、および、コンテンツ提供業者の名称である。
AOLは、1985年にパソコン通信サービス事業者として設立され、1989年からAmerica Onlineと呼ばれるGUIベースのパソコン通信サービスをスタートさせた。1991年に社名もAmerica Onlineに変更している。当時、ほとんどのパソコン通信サービスが、まだテキスト主体のメッセージのやり取りを提供していたの中、AOLは「AOL Dailer」(AOL接続ソフト)と呼ばれる専用ソフトウェアによってGUIベースでのコミュニケーションを実現し、会員数を伸ばしていった。
インターネットが普及する中で、パソコン通信サービスとインターネットの融合を進めるだけではなく、ライバルのパソコン通信サービス事業者や、ソフトウェア開発会社、映画会社などの買収を進めるなど、一時は積極的に事業の拡大を図ったが、現在はISPとしての事業が中心である。
なお、AOLの日本法人であったAOLジャパンは、2004年に事業をイー・アクセスに譲渡している。
参照リンク
Welcome to AOL - (英文)
AOL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/08 21:37 UTC 版)
AOL(エーオーエル、Aol.として定型化)は、アメリカ合衆国のインターネット接続サービス・ポータルサイトの名称である。2021年9月からアポロ・グローバル・マネジメントによるVerizon Mediaの買収に伴い、Yahooの一部門となっている。
- 1 AOLとは
- 2 AOLの概要
AOL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/19 23:56 UTC 版)
「ジャスティン・フランケル」の記事における「AOL」の解説
2000年3月14日、フランケルとトム・ペッパーはNullsoftのWebサーバを使ってGnutellaをリリース。AOLはこの事実を関知していなかった。GnutellaはNapsterのようなP2Pファイル共有システムであり、Napsterはクライアントを動作させている全てのコンピュータでMP3ファイル群を共有できるものだった。GnutellaはNapsterとは異なり、MP3以外のあらゆる種類のファイルも共有できた。また、Napsterのような単一障害点がなく、共有コンテンツがどこにあるかを集中管理しているわけではなかった。Napsterは中央サーバを切れば全体が機能しなくなるが、Gnutellaにはそのような中央サーバがなく、いったんGnutellaのネットワークが構築されると、それを止めることはできない。 当時AOLはタイム・ワーナーとの合併を進めていて、タイム・ワーナーはNapsterに訴訟を起こしていた側の一員だったため、Gnutellaは合併の障害になると思われた。AOLはNullsoftのサーバでのGnutella公開を止めさせたが、既に数千ダウンロードが行われた後だった。後にGPLらしきライセンスでソースコードが公開された。Gnutellaの開発はフランケル抜きで進み、当時としては最も人気のあるP2Pファイル共有ネットワークとなった。互換クライアントも多数作られた(BearShare、Morpheus、Gnucleus、LimeWireなど)。 AOLはその後フランケルを監視し、フランケルが何かを公けにリリースしようとするのを止めた。例えば、MP3検索エンジンや AOL Instant Messenger の広告表示をブロックするためのパッチなどである。2003年6月2日、フランケルは退職をほのめかした。これは、彼のプライベートP2P(英語版)ファイル共有プログラムWASTE(英語版)をAOLがNullsoftのウェブサイトから削除したのが原因である。しかし彼は Winamp 5.0 を完成させるためにAOLに残った。2003年12月9日、AOLはNullsoftのサンフランシスコ事務所を閉鎖し、450人の従業員を解雇した。 フランケルは2004年1月22日、自身のブログでAOLを辞めたことを公表した。
※この「AOL」の解説は、「ジャスティン・フランケル」の解説の一部です。
「AOL」を含む「ジャスティン・フランケル」の記事については、「ジャスティン・フランケル」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- AOLのページへのリンク