ファイル共有
【英】file sharing
ファイル共有とは、あるコンピュータ上に保存されたファイルを、ネットワークを通じて他のコンピュータからアクセスできるようにする仕組みのことである。
ファイル共有の機能は、基本的にはOSがファイルシステムの一機能のとして備えている。特定のネットワーク内で、他のコンピュータに保存されているファイルを閲覧したり編集したりできるよう設定することができる。
または、ファイル共有ソフトと呼ばれるソフトウェアを利用することで、インターネットを通じて不特定多数のユーザーとファイルの交換を行うことも可能となる。
Windows: | ハイブリッドスリープ ビットマップ形式 ブルースクリーン ファイル共有 IIS Indigo IntelliSense |
ファイル共有
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/31 17:13 UTC 版)
ファイル共有(ファイルきょうゆう)は、コンピュータネットワーク内で、あるコンピュータ内のファイルに、他のネットワーク接続されたコンピュータからのアクセスをさせる仕組み。
- 1 ファイル共有とは
- 2 ファイル共有の概要
ファイル共有
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/19 02:30 UTC 版)
「トラフィックシェーピング」の記事における「ファイル共有」の解説
利用可能な帯域幅を使い切ってしまうため、ファイル共有ソフト (P2P) トラフィックはISPにとっては特に頭痛の種である。それは、オンラインゲームのようなQoSを必要とするアプリケーションに影響を与え、それらが狭い帯域幅に追いやられてしまう。また、P2Pプログラムはリンクコストを考慮せず、使用可能な任意の Peer からファイルをダウンロードしようとするため、帯域幅をさらに非効率に使ってしまう。しかし、最大の問題はP2PにおけるPeer検出処理である(ICMPと通常のHTTPトラフィックを使ってファイルをダウンロード可能なPeerを探す)。 その一方、加入者がブロードバンドを選択する理由の1つとしてP2P利用が挙げられることが多い[要出典]。最近の調査によれば、20%のヘビーユーザーがインターネット上の80%のトラフィックを消費している。また、Sandvine Incorporated はP2Pトラフィックが全トラフィックの60%を占めていると分析している。これは、P2Pがネットワーク利用形態の主流になったことを示しているとも言える。従って、今後P2Pを主に使うユーザーが20%よりも増えていくなら、P2Pを敵視するようなトラフィック管理ポリシーを採用するのはISPにとって得策ではないことになる。 標準的なQoSの監視方法ではP2Pプロトコルは検出できないため、そのトラフィックは Best-Effort に分類されるのが適切である。Sensitive に属するトラフィックがピーク状態のとき、P2Pによるダウンロード速度は低下する。しかし、P2Pダウンロードはユーザーから見ればバックグラウンド処理であるため、帯域幅に余裕があるときに最高速度でダウンロード可能であれば特に問題は生じない。例外としてP2P型のVoIPやストリーミングなどのリアルタイム性を要求されるアプリケーションがある。また、ユーザーから見れば、P2Pプログラムは双方向のトラフィックを制限することができるため、ISPによるトラフィックシェーピングは不要である。 一部のベンダーは、ISPがプロトコル種別によってではなく、クライアント単位にトラフィックを管理すべきだと主張している。ISPの役割は効率的な帯域幅を提供することである。クライアント(顧客)単位にトラフィックを管理することで、ある顧客がP2Pアプリケーションで帯域を使おうとしたら、割り当てられた帯域についてはそれが可能となるが、他の顧客の帯域幅には影響を与えないようにできる。
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