ブロードバンド【broadband】
ブロードバンド(ぶろーどばんど)
現在、個人利用者の間では、アナログモデムやISDNによるナローバンド(狭い帯域)でインターネットに接続するのが一般的である。これに対し、より高速に大容量の情報を通信できるインターネット利用環境のことをブロードバンドと言う。
ブロードバンドの種類には、ケーブルテレビ (CATV) インターネットやADSL、無線通信、光ファイバーなどがあり、今後も新しい技術が実用化されるだろう。
アナログモデムやISDNの通信速度は、高々 128kbps(毎秒キロビット)という帯域に制限されているが、CATVやADSLでは、この数倍から 100倍近くの通信速度が出せるという長所がある。
これらのサービスは、実際のところ、アクセスする利用者が多くなると実効速度が低下するといった減少が発生する。これは、事業者がベストエフォートとしてサービスを実施しているためである。ブロードバンドには、通信速度を上げるだけでなく、大容量のデータ通信を可能にするため、回線を太くすることも求められている。
今後の展開として、定額制の常時接続で価格競争が進むと予想されるが、サービスの集中しやすい都市部と地方との間で、情報格差(デジタル・ディバイド)が拡大するという心配もある。
(2001.01.04更新)
ブロードバンド broadband
ブロードバンド
ブロードバンド
本来は「広帯域」という意味であるが、現在では主に、ケーブルテレビやADSL、光ファイバなど(超)高速インターネット基盤を利用した高速・大容量の情報通信サービスのことをいう。ブロードバンドを利用すると、例えば、映像や音声など大容量のデータを使った動画ニュース、音声・映像付きの電子書籍等を様々な方式で利用することができる。
ブロードバンド
ADSLやFTTHなどのアクセス回線は、「ブロードバンド回線、あるいは単にブロードバンド」と呼ばれている。
ブロードバンドのブロード(Broad)とは、「幅が広い」という意味で、バンド(Band)とは、「周波数の範囲、あるいは帯域」という意味がある。このため、ブロードバンドとは、「帯域幅が広い通信」すなわち広帯域な通信を意味する。例えば、100Mbpsの伝送速度をもつFTTHの場合、デジタルの帯域幅が100Mbpsと非常に大きいため「帯域幅が広い通信」を行うことができる。帯域幅が広いと、映像などのような情報量の大きい通信ができるようになるため、ブロードバンドは、日本語で「広帯域・大容量通信」と表現されている。
関連用語:
ブロードバンド (曖昧さ回避)
(ブロードバンド から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/17 14:43 UTC 版)
ブロードバンド(broad band)
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ブロードバンド
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