でんそう‐そくど【伝送速度】
読み方:でんそうそくど
伝送速度
伝送速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 18:39 UTC 版)
SFPは基板上バスの速度向上に応じて下表のような派生モジュールがある。いずれも仕様が共通化されているため、機器メーカーはSFPポート設計の一部を再利用することができる。また、例えばSFP+とSFP28の共用ポートなど、異なる伝送速度仕様を持つモジュールのいずれも挿すことができるスロット設計も可能となっており、一部のルータやスイッチングハブでは100MbE、1GbE、10GbEにそれぞれ対応した3種のSFP/SFP+を自動判別して動作切替するものがある。 SFP派生モジュールの比較名称伝送速度MSA初版光ポート主用途基板配線備考SFP 1 Gbpsなど 2001-05-01 GbE, 100MbE1GFC, 2GFC, 4GFCOC-3OTN OTU1 20ピン MSAには記載されていないが、最大5 Gbpsの通信が可能。 SFP+(SFP10)(SFP16) 10 Gbps16 Gbpsなど 2009-07-06 10GbE8GFC, 16GFCOC-192OTN OTU2 20ピン 初版仕様は2006年5月9日に公開され、2009年7月6日に採択された。従来の10 Gbps通信の主流であったXENPAKやXFPトランシーバに代わって広く使われる。 SFP28 25 Gbps 2014-09-13 25GbE 20ピン 基板上バスは25 Gbps通信の符号化における付加ビットを加味して28 Gbpsで動作する。伝送媒体はSMF, MMF, AOC, DACなど。 SFP56 50 Gbps 2019-07-18 50GbE 20ピン NRZの代わりにPAM4を使用し、SFP28と同様の仕様で28 Gbaud動作バスによる56 Gbps通信を実現したもの。SFP-DDから逆輸入する形で仕様追加された。 SFP-DD 100 Gbps〜 2019-04-10(SFP-DD MSA) 100GbE, 200GbE 40ピン "DD"は倍密度(double density)を意味する。機器側には40ピンコネクタで接続し、2並列の送受信バスを実装している。ピン配置はSFP+/SFP28との後方互換性が考慮されている。
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