XENPAK
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 15:45 UTC 版)
「トランシーバ (ネットワーク機器)」の記事における「XENPAK」の解説
XENPAK (ゼンパック, 10-gigabit Ethernet transceiver package)は、10Gbpsトランシーバを搭載した初期の挿抜モジュール。「X」はローマ数字で10を意味する。 主に10ギガビット・イーサネット規格をサポートしており、光ファイバ規格である10GBASE-SR/LR/ER/ZRと、InfiniBandの銅線ケーブル規格である10GBASE-CX4の実装が提供されている。基板上バスにはXAUIを用いており、70ピンコネクタで接続される。サイズは121 × 38 × 17.4 mm。 開発にあたってはアジレント・テクノロジーとアゲレ・システムズ(英語版)が推進している。予備仕様はMSAとして2001年3月12日に公開、2001年5月7日に改訂され、2002年9月18日にスモールフォームファクタ委員会がINF-8474iとして採択している。 XENPAKは当初多くの機器ベンダがサポートしたが、2010年以降はSFP+の使用が主流となっており、XENPAKポートにSFP+を使用できるアダプタも登場している。公式ウェブサイトは2008年末まで存在していた。
※この「XENPAK」の解説は、「トランシーバ (ネットワーク機器)」の解説の一部です。
「XENPAK」を含む「トランシーバ (ネットワーク機器)」の記事については、「トランシーバ (ネットワーク機器)」の概要を参照ください。
- XENPAKのページへのリンク