じゅうギガビット‐イーサネット〔ジフ‐〕【10ギガビットイーサネット】
10GbE
10GbEとは、IEEE 802.3aeやIEEE 802.3anなどで標準化されている、伝送速度が10Gbpsのコンピュータ間通信規格のことである。
10GbEに含まれる規格には、銅ケーブルを用いる10GBASE-Tと10GBASE-CX4、光ファイバケーブルを用いる10GBASE-SR、10GBASE-LR、10GBASE-ER、10GBASE-SW、10GBASE-LW、10GBASE-EW、10GBASE-LX4がある。
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10ギガビット・イーサネット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 08:28 UTC 版)
10ギガビット・イーサネット (10 gigabit Ethernet, 10GE, 10GbE, 10 GigE) は、イーサネットのうち、10ギガビット毎秒の通信速度を持つネットワーク規格の総称。LAN、WAN、MANに用いられる。
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- 1 10ギガビット・イーサネットとは
- 2 10ギガビット・イーサネットの概要
- 3 同軸ケーブル
- 4 光ファイバーケーブル
- 5 端末側の要件
- 6 外部リンク
10ギガビット・イーサネット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:39 UTC 版)
「物理媒体依存副層」の記事における「10ギガビット・イーサネット」の解説
10GBASE-E シングルモード光ファイバ(英語版)での動作専用に定義されている。1550 nm帯で動作し、最大40 kmの伝送を可能にする。 10GBASE-L シングルモード光ファイバでの動作用に定義されている。1300 nm帯を使用し、最大10 kmの伝送を可能にする。 10GBASE-S マルチモード光ファイバ(英語版)で使用するために定義されており、最終的には他の10GbE規格よりも低コストである。850 nmレーザーを使用し、古いファイバ技術では26〜82メートルの範囲の距離にしか到達しない。新しく最適化されたマルチモードファイバ(OM3)では、300メートルまで達することができる。 10GBASE-LX4 それぞれ3.125 Gbit/sで送信する4つのレーザーを使用する。受信機は波長分割多重方式で配置されている。従来のFDDIマルチモードファイバでは最大300 m、シングルモードファイバでは最大10 kmに達することができる。 これらの仕様が提示された後、それらは異なる物理符号化副層標準を使用してLocal Area NetworkとWide Area Network仕様で完成する。
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