単信方式(半二重)
半二重
半二重
別名:ハーフデュプレックス
【英】half duplex
半二重とは、ネットワークの通信方式の一種で、送信側と受信側がデータの伝送を交替で行う通信方式のことである。
ひとつの通信経路を用いて通信を行う場合、通信者両方同時に発信を行うと、通信途中でデータの衝突(コリジョン)が発生してしまう。半二重では、ひとつの通信回線において定期的に通信方向を切り替え、交互に発信を行うことで平行してデータの送受信ができるような仕組みになっている。
半二重のほかの通信方式としては、完全に一方向からの発信のみを行うことができるシンプレックス(片方向通信)や、完全に双方向通信を行うことができる フルデュプレックス(全二重通信)がある。
複信
半二重(半複信)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 00:29 UTC 版)
通信方向を切り替えて使用するもので、送信・受信を同時にできないもの。現在でもPOSシステムや、銀行向けの業務用システム(全銀手順)の一部で使われている。G3ファクシミリもこの方式である(制御通信・画像通信とも)。
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