ハーフデュプレックス
【英】half duplex
ハーフデュプレックスとは、ネットワークの通信方式の一種で、送信側と受信側がデータの伝送を交替で行う通信方式のことである。
ひとつの通信経路を用いて通信を行う場合、通信者両方同時に発信を行うと、通信途中でデータの衝突(コリジョン)が発生してしまう。ハーフデュプレックスでは、ひとつの通信回線において定期的に通信方向を切り替え、交互に発信を行うことで平行してデータの送受信ができるような仕組みになっている。
ハーフデュプレックスのほかの通信方式としては、完全に一方向からの発信のみを行うことができるシンプレックス(片方向通信)や、完全に双方向通信を行うことができる フルデュプレックス(全二重通信)がある。
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