ふごう‐か〔フガウクワ〕【符号化】
符号化
エンコード
【英】encode
エンコードとは、データの符号化、つまり、他形式へのコードの変換を行うことである。
エンコードは、データの圧縮や暗号化の際に用いられる。例えば、CDから取り込んだ音楽データをMP3プレイヤーに転送する際には、WAV形式からMP3形式へのエンコードが行われる。また、電子メールにファイルを添付する際には、バイナリ形式からテキスト形式へのエンコードが行われる。
エンコードされた情報を元に戻すことは、デコードと呼ばれる。エンコードの方法ととデコードの方法が食い違うと、正しくファイルを開けなくなってしまう。電子メールやWebページにおける文字化けなどは、その一例である。
符号化
符号化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 03:57 UTC 版)
「リード・ソロモン符号」の記事における「符号化」の解説
符号化は以下のような手順で行われる。まず送る情報 K × r ビットを前述の方法でシンボル化して K-1次の多項式を生成し、これを情報多項式と呼び I(x) で表す。次に以下の式で表される生成多項式を用意する。 G ( x ) = ∏ i = b 2 t − 1 + b ( x − α i ) {\displaystyle G(x)=\prod _{i=b}^{2t-1+b}(x-\alpha ^{i})} 上記の式中における b は適当な整数を入れる。例として b=0 で2シンボルの誤りを訂正する符号を生成する。このとき t= 2となり、生成多項式は G ( x ) = ( x − 1 ) ( x − α ) ( x − α 2 ) ( x − α 3 ) = x 4 + α 75 x 3 + α 249 x 2 + α 78 x + α 6 {\displaystyle \left.G(x)=(x-1)(x-\alpha )(x-\alpha ^{2})(x-\alpha ^{3})=x^{4}+\alpha ^{75}x^{3}+\alpha ^{249}x^{2}+\alpha ^{78}x+\alpha ^{6}\right.} となる。このとき情報多項式と生成多項式を用いて以下のような演算を行う。 C ( x ) = x N − K × I ( x ) + P ( x ) {\displaystyle C(x)=x^{N-K}\times I(x)+P(x)} ただし P ( x ) ≡ x N − K × I ( x ) mod G ( x ) {\displaystyle P(x)\equiv x^{N-K}\times I(x)\mod G(x)} である。ここで生成される C(x) に対応するビット列が送信される符号である。
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