エスケープ‐シーケンス【escape sequence】
エスケープシーケンス
【英】escape sequence
エスケープシーケンスとは、画面上に文字を出力する際に、文字そのものを出力するのではなく、文字色の変更やカーソルの移動、文字の消去など、文字出力の制御を行う特殊な文字列のことである。
制御コードのEscapeと制御文字を組み合わせて用いるため、エスケープシーケンスと呼ばれる。
もともと出力装置の制御に用いられる文字列であり、プログラミングに縁のない一般ユーザーが使う機会は少ないが、テキストエディタでマクロを使いこなしたり、特殊な文字を指定したりするときに必要となる。また、初期のパソコン通信では、テキストに色を付けたり、カーソルに特殊な動きをさせる際に用いられた。
エスケープシーケンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/14 02:48 UTC 版)
エスケープシーケンス (escape sequence) とは、コンピュータシステムにおいて、通常の文字列では表せない特殊な文字や機能を、規定された特別な文字の並びにより表したもの。
- 1 エスケープシーケンスとは
- 2 エスケープシーケンスの概要
エスケープシーケンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 02:08 UTC 版)
エスケープシーケンスはエスケープ文字と似ているが、衝突する文字そのものの代わりに別の文字列を使用する。 例えば、Perlにおいて文字列リテラルの中にダブルクォートを含ませたいとき、以下のように書く。 print "Nancy said \x22Hello World!\x22 to the crowd."; ### ダブルクォートの代わりにエスケープシーケンス \x22 を使用 エスケープ文字を使うと以下のようになる。 print "Nancy said \"Hello World!\" to the crowd."; ### エスケープ文字を使用 エスケープシーケンスの欠点は、それぞれの文字を意味するコードを覚える必要があることである(文字参照を参照)。
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エスケープシーケンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 14:42 UTC 版)
「JIS X 0208」の記事における「エスケープシーケンス」の解説
漢字集合を符号拡張法のもとで使うこともできる。各Gバッファに漢字集合を指示するためのエスケープシーケンスはつぎのとおりである。ここで、ESCは制御文字ESCAPEである。 JIS C 6226およびJIS X 0208を指示するためのエスケープシーケンス規格G0G1G2G378JISESC 2/4 4/0 ESC 2/4 2/9 4/0 ESC 2/4 2/10 4/0 ESC 2/4 2/11 4/0 83JISESC 2/4 4/2 ESC 2/4 2/9 4/2 ESC 2/4 2/10 4/2 ESC 2/4 2/11 4/2 90JIS以降ESC 2/6 4/0 ESC 2/4 4/2 ESC 2/6 4/0 ESC 2/4 2/9 4/2 ESC 2/6 4/0 ESC 2/4 2/10 4/2 ESC 2/6 4/0 ESC 2/4 2/11 4/2
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