ソリッドステートドライブとは? わかりやすく解説

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ソリッドステート‐ドライブ【solid-state drive】

読み方:そりっどすてーとどらいぶ

エス‐エス‐ディーSSD


ソリッドステートドライブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 03:54 UTC 版)

ソリッドステートドライブ: solid state driveSSD)とは、集積回路を用いた補助記憶装置の一種である。シリコンドライブ半導体ドライブメモリドライブなどとも呼ばれる。主に記憶素子にフラッシュメモリが用いられており、PC上からは通常のディスクドライブとして認識される。


注釈

  1. ^ ただし、電気的に接続することでリムーバブルディスクとして認識させることも可能である
  2. ^ ただし2015年現在、データの保持可能期間は概ね、HDDのそれよりも大幅に短い
  3. ^ Samsungの技術者によるとコントローラの設定で同じセルをSLCにもMLCにも使用することが可能で、製品に両方を設定しSLC部分をキャッシュとしてMLC部分を主記憶部分とするEVOシリーズがある
  4. ^ Samsung SSD 980など[23]
  5. ^ SATA3での転送速度
  6. ^ PCIe 4.0での転送速度

出典

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    上記記事のオリジナル:Lucas Mearian (2012年12月18日). “ついに「1GB=1ドル」を切り、SSDは本格普及へ向かう”. COMPUTERWORLD (IDG). https://web.archive.org/web/20121230213337/http://www.computerworld.jp/topics/561/205925 2014年4月29日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
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  51. ^ 制御ICで決まるSSD、微細化進展で信頼性確保が課題に EE TIMES Japan
  52. ^ DOS/V POWER REPORT 2018年10月号 p58
  53. ^ M.2 SSDは冷却が必要?・・・・・・など、“ストレージのギモン” 3点を解決
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  57. ^ 『Intel SSD 320』“8MB病”に対処するファームウェアをアップデート


「ソリッドステートドライブ」の続きの解説一覧

ソリッドステートドライブ (SSD)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:28 UTC 版)

半導体産業」の記事における「ソリッドステートドライブ (SSD)」の解説

従来からソリッドステートドライブ (SSD) やシリコンディスク呼ばれていたHDD等価半導体メモリ装置が、フラッシュメモリ使用することで2008年から本格的なFlash SSD製品として広く普及はじめた

※この「ソリッドステートドライブ (SSD)」の解説は、「半導体産業」の解説の一部です。
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ソリッドステートドライブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 22:10 UTC 版)

プレクスター」の記事における「ソリッドステートドライブ」の解説

2009年平成21年)、プレクスターブランド初のソリッドステートドライブ (SSD) 製品「PX-M1」を発表その後日本市場においてリンクスインターナショナル2010年平成22年12月18日に「PX-128M2S」・「PX-64M2S」の販売開始したメーカーシナノケンシおよびかつてのプレクスター株式会社ではなく台湾の「PHILIPS & LITE-ON DIGITAL SOLUTIONS」 (PLDS) という企業である。同社オランダフィリップス台湾ベンキューとの合弁会社であったPhilips BenQ Digital Storage(PBDS、2003年設立)のうち、ベンキュー分の株式ライトン英語版)が買収するかたちで2007年平成19年)に設立された。 プレクスターブランドのSSD製品性能信頼性といった性能面高い評価を受けつつも、価格比較手頃なもので、プレクスターブランドを信頼して購入していく顧客も多い。長期使用に伴う性能低下(ソリッドステートドライブ#問題点参照)を防ぐ「TrueSpeed」など、独自開発ファームウェアSSD性能引き出し高評価へとつなげている。 なお、シナノケンシおよびかつてのプレクススター株式会社は、プレクスターブランドのSSD製品に関するサポート行っていない。このため参照先としてライトン運営するプレクスター製品ウェブサイトのほか、リンクスインターナショナルやアユートといった代理店へと案内している。

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ソリッドステート・ドライブ (SSD)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 04:53 UTC 版)

インテル」の記事における「ソリッドステート・ドライブ (SSD)」の解説

デスクトップパソコンノートパソコン向け X18-M Mainstream SATA SSD X25-M Mainstream SATA SSD 容量はいずれも80GBまたは160GBである。 サーバワークステーション、ストレージ・システム向け X-25E Extreme SATA SSD - 容量は32GB。64GBのものも予定されている。

※この「ソリッドステート・ドライブ (SSD)」の解説は、「インテル」の解説の一部です。
「ソリッドステート・ドライブ (SSD)」を含む「インテル」の記事については、「インテル」の概要を参照ください。

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