ソリッドステートリレー
SSR
読み方:エスエスアール
別名:ソリッドステートリレー
SSRとは、電子回路の継電器(リレー)の一種で、スイッチの素材に半導体を使用する制御部品のことである。
SSRは、スイッチが電磁石でできているEMR(電磁リレー)と同じ構造を持っており、スイッチ部分に電磁石ではなくフォトカプラと呼ばれる結合素子が使用されている。フォトカプラは光を媒介としているため、直接接する点を持たない。このため、SSRではEMRのようにスイッチの接点部分の劣化がないという特徴を持っている。また、半導体を使用することによって、EMRよりも小型、高速、高精度なリレーが構成可能という利点もある。ただし半導体部品の発熱量が大きいため、EMRに比べて負荷に弱いという難点がある。
半導体リレー
(ソリッドステートリレー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 05:20 UTC 版)
半導体リレー(はんどうたいリレー、英: solid-state relay, 略称:SSR)は、継電器(リレー)と同じ機能を半導体によって作った電気・電子素子である。半導体リレーには、photo-coupled SSR、transformer-coupled SSR、hybrid SSR という種類がある。
- 1 半導体リレーとは
- 2 半導体リレーの概要
- 3 特徴
- 4 主な製造元
ソリッドステートリレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 03:38 UTC 版)
ソリッドステートリレー (solid-state relay) は、サイリスタやフォトカプラなどの半導体素子を用いて、小さな入力電力で大きな出力電圧をオン・オフする継電器の一種。「solid-state ソリッドステート」は字義どおりには固体を意味するが、慣習として「半導体素子による」や「可動部分は無い」といったことも指す。応答時間が早い、小型軽量にできる、機械動作が無いので寿命が長い、通常のリレーに比べて高価、などの特徴がある(→半導体リレー を参照)。
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