10GBASE-LR
10GBASE-LRとは、IEEE 802.2aeとして標準化されている10GbE(10Gigabit Ethernet)の規格である。
10GBASE-LRはLAN用の10GBASE-R系規格に分類されており、「LR」という文字は「Long Reach(長距離)」に由来している。10GBASE-LRは伝送にシングルモード光ファイバー線を用い、光の波長は1310nm、伝送距離は10km、伝送速度は10Gbpsである。なお、符号化方式には、64ビットの情報を66ビットに変換する64B/66Bが採用されている。
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10GBASE-LR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 10:12 UTC 版)
「10ギガビット・イーサネット」の記事における「10GBASE-LR」の解説
2002年に802.3aeで標準化。SMFを使った1310(±45)nm波長の中距離通信(Long Reach)を行う。最長10kmをサポートする。
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