10GBASE-LX4
10GBASE-LX4とは、IEEE 802.3aeとして標準化されている10GbE(10Gigabit Ethernet)の規格である。
10GBASE-LX4は、波長1310nmの光をWDM(波長分割多重)技術によって変調し四重化、12.5Gbpsの伝送速度を得ている。ただし8B/10Bの符号化方式を採用しているため、実効速度は10Gbpsとなっている。ちなみに10GBASE-LX4の伝送距離は、シングルモード光ファイバ線使用時で10km、マルチモード光ファイバ線使用時で300mとなる。
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10GBASE-LX4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:39 UTC 版)
「物理媒体依存副層」の記事における「10GBASE-LX4」の解説
それぞれ3.125 Gbit/sで送信する4つのレーザーを使用する。受信機は波長分割多重方式で配置されている。従来のFDDIマルチモードファイバでは最大300 m、シングルモードファイバでは最大10 kmに達することができる。
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