伝通院

デジタル大辞泉

でんずう‐いん〔デンヅウヰン〕【伝通院】

読み方：でんずういん

東京都文京区小石川にある浄土宗の寺。無量山寿経寺と称し、伝通院はその院号。開創は応永22年（1415）、開山は聖冏(しょうげい)。慶長7年（1602）徳川家康の生母お大の方の埋葬を機に、その法名で呼ばれるようになった。関東十八檀林の一。

でんづう‐いん〔‐ヰン〕【伝通院】

読み方：でんづういん

⇒でんずういん（伝通院）

世界宗教用語大事典

でんずういん 【伝通院】

東京都文京区小石川にある浄土宗の寺。無量山寿経寺。一四一五（応永二二）年聖冏が創し一時衰えたが、徳川家康の生母伝通院が埋葬されてその法名を院号として栄え、関東十八檀林の一つとなり、千姫（秀忠長女、豊臣秀頼室）の墓もある。→ 檀林

寺院名辞典

伝通院

読み方：デンツウイン（ｄｅｎｔｓｕｕｉｎ）

宗派 浄土宗

所在 東京都文京区

本尊 阿弥陀如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

短編小説作品名辞典

伝通院

作者永井荷風

収載図書荷風全集 第7巻
出版社岩波書店
刊行年月1992.10

ウィキペディア

伝通院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/06 13:46 UTC 版)

伝通院（でんづういん）は、東京都文京区小石川三丁目の高台にある浄土宗の寺。正式名称は、無量山 伝通院 寿経寺（むりょうざん・でんづういん・じゅきょうじ）。または小石川伝通院とも。徳川将軍家の菩提寺。江戸三十三観音札所の第十二番札所。