聖冏とは? わかりやすく解説

しょうげい〔シヤウゲイ〕【聖冏】

読み方:しょうげい

[1341〜1420]室町前期浄土宗の僧。常陸(ひたち)の人。号、酉蓮社了誉(ゆうれんしゃりょうよ)。通称三日月上人神道・儒教なども学び晩年江戸小石川伝通院創建した。著「伝通記糅鈔(でんづうきにゅうしょう)」など。


聖冏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 07:56 UTC 版)

聖冏上人像(忍海筆、増上寺蔵)
東京・伝通院の墓(2023)

聖冏(しょうげい、興国2年/暦応4年10月15日1341年11月24日)- 応永27年9月27日1420年11月3日))は、南北朝時代から室町時代中期にかけての浄土宗(鎮西義)第7祖。号は酉蓮社了誉(ゆうれんじゃりょうよ)。

常陸国椎尾氏の出身。同国瓜連常福寺の了実について出家し、同国太田法然寺の蓮勝に師事した。浄土教を中心に天台密教倶舎唯識など広く仏教を修めた。宗徒養成のために伝法の儀式を整備し、五重相伝の法を定めた。神道儒学和歌にも精通し『古今集序註』『麗気記拾遺抄』を著している。

門弟に聖聡良肇・了知などがおり、第8祖となった聖聡とともに、浄土宗鎮西義を教学面から興隆した人物として評価される。また、江戸小石川伝通院を開創したことでも知られる。

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「聖冏」の関連用語

聖冏のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



聖冏のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの聖冏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS