host
「host」とは、主人・主催者・司会者のことを意味する英語表現である。
「Host」とは・「Host」の意味
Hostには大きく分けて名詞・動詞・形容詞の3つの用法がある。名詞は可算名詞として扱い、日本語で言うところの「(客人を招いた)主人」「(イベントや会議などの)主催者」「司会・進行役」といった意味になる。文語としては「軍隊」を意味する用例も見られる。動詞として機能する場合は一般的に他動詞になることが多く、イベントや会議を目的語に取って「~を主催する」の意味で用いられる。目的語に人を取ると「~を迎え入れる」の意味で使用することも可能である。また、稀に自動詞として機能することがありその場合は「徒党を組む・集団になる」といった意味となる。現在進行形はhosting、過去形および過去分詞形hostedである。形容詞としては「主人の」「主催者の」といった意味で用いられる。日本においては女性客を対象とした接待サービスをホストクラブと呼び、またその店のキャストをホストと言う。「客人を招く」という英語のコアイメージから派生した和製英語的な表現であるが、英語のHostにはこういったサービス業としての概念は含まれていない。男性客を対象とした接待サービスを行う女性をホステスということもあったが、これも英語で「女主人」を意味するHostessから派生した和製的な言い回しである。男女平等の訴えかけや性差表現の縮小に伴い、ホステス(Hostess)という表現はあまり用いられなくなった。
「Host」の発音・読み方
Hostの発音は「ホスト」であり、アクセントは「ホ」の位置に置く。発音記号は米国式であればhóʊst、英国式の場合は h'əʊstである。「Host」の語源・由来
Hostの語源は印欧語根で「客」を意味するghostisと、「主人」を指すpotisが結び付いたラテン語のhospesとされている。hospesは「客人をもてなす人」の意味であり、この意味のまま古期フランス語のhosteに派生した。現代英語となる過程でHostの形になる。「Host」の類語
「主人」としてHostの類語に挙げられるのはmaster・employer・landlordなどであるが、それぞれで意味合いやニュアンスが異なるので置き換えが可能な訳ではない。Hostはあくまで「客人を迎える」という前提が含意されているが、これらの類語にはそのニュアンスがない。masterは主従関係における主人を表す単語であり、employerは雇用関係における労使関係を意味する。landlordは主に土地や敷地の所有者としての主人を指す。「主催者」としての意味であればorganizerやpromoterなどが挙げられる。organizerやpromoterはイベントや集会のために手を回して準備する人をイメージするが、Hostはそういったニュアンスが薄いという点には注意が必要である。「人を招く」という動詞の意味ではinviteが、「主催する」の意味ではorganizeがHostの類語となる。「Host」と「Owner」の違い
HostとOwnerは共に「主人」と日本語訳することが出来るが、そこに含まれている意味は異なる。Hostは客人を招くという「行為」の主体としての主人を意味しているが、Ownerは客人を招待したスペースの「所有者」としての主人を指す。例えば会場を借りてイベントを主催し客人を招く主人がHost、その会場を貸し出した建物あるいはスペースの主人がOwnerである。「Host」に関連する用語の解説
「hostel」とは
hostelとは一般的なホテルよりも設備が簡素なユースホテルや、特にイギリスでは大学の寄宿寮を指す英単語である。複数のベッドが置かれている就寝スペースを数名で共有するケースが多く、比較的宿泊料が安い。
「hostile」とは
hostileは形容詞として「敵意を持った・敵対している」、名詞として「敵意を持っている人・敵国」を意味する英単語である。Hostと同じく印欧語根のghostisを起源に持つ語であるがghostisには「客」の他にも「敵」の意味があり、hostileが語句として形成されるプロセスではこの部分がフォーカスされた。
「windows hosts」とは
windows hostsとはWindows OSにおいてホスト名とIPアドレスの対応表を記述した。名前解決のために用いられるテキストファイルのことである。
「Will host」とは
Will hostは将来的にイベントや集会を開催する予定であることを示す言い回しである。
「ホストする」の意味は
hostするという言い回しは主にIT関連の分野で用いられる言い回しであり、例えば音声通話サービスでサーバーを立てたりWeb上でコンテンツの掲載スペースを間貸ししたりすることを意味する。また、大元のコンピューターが接続した機器に何らかの機能を供給することをhostするということもある。「Host」の使い方・例文
・I will host dinner party next night.(私は明日の夜にディナーパーティーの主催を務める予定だ)・Tokyo was the host city of the Olympic Games in 2020.(東京は2020年のオリンピック開催都市だった)
host
「host」とは、主人・主催者・司会者のことを意味する英語表現である。
「Host」とは・「Host」の意味
「host」は、「イベントの主催者」や「パーティーなどで接待する側の人」という意味を持つ英語の名詞。日本語でも、「ホスト」と言う。また、テレビ番組やラジオ番組などで進行役を務める人(司会者)も「host」である。さらに、「host」は「主催する、もてなす」ことを意味する動詞としても用いられている。「host」の変形一覧
動詞「host」の現在分詞は「hosting」、過去形は「hosted」、過去分詞は「hosted」、三人称単数現在は「hosts」。また、名詞「host」の複数形は「hosts」である。
「Host」の発音・読み方
「host」の発音記号は、「hóust」。カタカナで表記する場合は、「ホスト」となることが多い。ただ、実際に発音する場合は、「ホオゥストゥ」に近い音になる。「host」の詳しい発音の仕方については、以下の通りだ。・「hóu(ホオゥ)」:「h」は後に続く母音(o)と同じ口の構えで、息を吐きながらハ行の発音をする。「ou」は「o」から「u」へと滑らかに変化させ、1つの音として表現する。前の音(o)ははっきりと強く発音し、後ろの音(u)はぼかす。日本語の「オゥ」とほぼ同じ発音だが、「u」は唇を前に突き出して発音する。
・「s(ス)」:舌の先を、前歯のすぐ裏側の歯茎に近づける。隙間から「ス」と息を出して発音する。
・「t(トゥ)」:舌の先を、前歯のすぐ裏側の歯茎に近づける。息を止めた状態から、急に「トゥ」と息で破裂させるように発音する。
「Host」の語源・由来
「host」の語源は、ラテン語の「hospes(客をもてなす主人)」。「ghostis(客)」と「potis(主人)」を合わせたものだ。「Host」の類語
「host」の類語として、「master」が挙げられる。「host」と「master」は、どちらも「主人」という意味を持っている。しかし、「host」は「(客を)もてなす人」であるのに対し、「master」は「雇い主」だという違いがある。また、「master」は「師匠、親方、名人」や「修士、修士号」、「十分に習得する」といった様々な意味で用いられている。「Host」と「Owner」の違い
「owner」は、「持ち主、所有者」という意味。日本語でも「オーナー」と言う。「host」は「(客を)もてなす人」であるのに対し、「owner」は「所有する人」だという違いがある。「Host」に関連する用語の解説
「hostel」とは
「hostel」は、「低価格で泊まることが出来る宿泊施設」。もともとは、「旅行者用の滞在施設」を指す言葉だった。1920年代ごろから、ドイツを中心として青少年が徒歩や自動車で旅行することを推奨する運動が組織されている。青少年少女に安全かつ安価な宿泊所を提供することを目的として、「youth hostel(ユースホステル)」が整備された。ユースホステルの広まりによって、同じ形態の宿泊施設を「hostel」と呼ぶようになっている。
「hostile」とは
「hostile」は、「敵の、敵意のある」や「不利な」、「適していない」といった意味を持つ。
「windows hosts」とは
「windows hosts」は、Windowsのhostsファイル。「hostsファイル」は、OS(オペレーティングシステム)の設定ファイルの1つだ。IPアドレスとホスト名(ドメイン名)の対応を記述するテキストファイルである。
「Will host」とは
「Will host」は、「接待役を務める、招待国を務める(予定)」という意味。
「ホストする」の意味は
ITの分野における「host」は、「ネットワークを通じて何らかの機能を他の機器に提供するコンピュータ」や「システムの中心的な役割を担うコンピュータ」を指す。「hostする(ホストする)」は、「インターネットを通じてサーバを貸与する」ことなどを表している。「Host」の使い方・例文
「host」は、「主人、主催者、司会者」という意味を持つ名詞のほか、「主催する、もてなす」ことを表す動詞としても用いられている。・I can't wait to meet my host family.(ホストファミリーに会うのが待ち遠しい。)
・Welcome to the show. I'll be your host this evening.(ショーへようこそ。私が今晩のホストだ。)
・I acted as host at a party.(私はパーティーでホストを務めた。)
・She hosted a party yesterday.(彼女は昨日パーティーを主催した。)
ホスト【host】
ホスト
ホスト
【英】host
ホストとは、処理能力を持ち、ネットワークを通じて処理やサービスを別のマシンに提供するコンピュータのことである。
ホストコンピュータはネットワークに接続されているパソコンなどからの計算や制御の要求を集中して処理する役割を持っている。サーバーが典型的な例であるといえる。提供を受ける側の機器やコンピュータは、端末、クライアントなどと呼ばれる。ホストはメインフレームの時代に最もよく用いられた表現で、端末機は入力と出力の機能のみ備えていることが想定されている。現在では、個々人が用いるパソコンが自ら処理能力を持っているので、ローカルホスト(localhost)などと呼ぶことがある。
ホスト
ホスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/16 08:50 UTC 版)
ホスト
host
- 客を招く側の主人のこと。女性の場合はホステス(hostess)。
- コンピュータ
- ホスト (ネットワーク) - コンピュータネットワークに接続されたコンピュータ、デバイス
- host (UNIX) - ドメイン名からIPアドレスを調べるUNIXのコマンド
- hosts - TCP/IPを利用するコンピュータにおけるホスト名のデータベース
- ホストコンピュータ - メインフレームの別称
- 生物学・化学
- 宗教
- 聖体 - キリスト教で、キリストの肉体として食べるパン。
- 作品名
- ザ・ホスト (The Host) - ステファニー・メイヤーの小説。
- ザ・ホスト 美しき侵略者 - 上記小説を原作とした2013年公開の映画。
その他
- レイフ・ホスト (Leif Hoste) - ベルギーの自転車競技選手。
関連項目
ホスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 21:37 UTC 版)
九州弁を話す。田舎から東京に出てきて7年。シー坊とハー君から宇宙船地球号の話を聞きテイクオフする。
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ホスト
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「ザ・ドンロン・リポート」の記事における「ホスト」の解説
ジョー・ドンロンは、番組のゴールデンタイムの放送から自身の番組に移動した。NewsNationの前は、シカゴのWGN-TVで3年間メインアンカーを務めていた。オレゴン州ポートランドのKGW(英語版)で21年間勤務した後、シカゴに移った。ドンロンは、彼の穏やかなインタビューと、虚偽の主張に対する不十分な反論について批判されてきた。
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ホスト
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「Live Picks」の記事における「ホスト」の解説
番組終了時点での担当者 佐々木紀彦(NewsPicks編集長、2017年7月3日 - 2018年3月28日)※2017年9月までは毎日出演、同年10月から12月までは月・水のみの出演。 過去の担当者 火曜 ‐ 洪由姫(NewsPicks編集部、2017年10月3日 - 2017年12月26日)木曜日は持ち回りでNewsPicks編集部の記者1名がホストを務めた。
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ホスト
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リチャード・ハモンド(声:鈴木正和) 第1シーズンから第3シーズンまで番組のホストを務めたイギリス・ウェスト・ミッドランズ出身のテレビ・ラジオ司会者。BBC制作の長寿番組『トップ・ギア』の司会者としても有名である。 ダラス・キャンベル(英語版) 第4シーズンから現在まで出演しているイギリス・スコットランド出身のテレビ司会者、舞台俳優。過去にも科学番組に出演していたり、科学雑誌に寄稿するなど知識人タレントとして活躍している。スタントマンの経験もあり、その経歴を生かし自身の体験談を元にコメントする事もある。 バカボンのパパ(声:富田耕生)、ニャロメ(声:大竹宏) コラボ番組『バカと科学でバ科学なのだ!!』にてホストを担当。バカボンのパパは『天才バカボン』、ニャロメは『もーれつア太郎』に登場するキャラクターである。
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ホスト(宿主) (Penarius pinguis )
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/19 04:10 UTC 版)
「マンアフターマンの生物一覧」の記事における「ホスト(宿主) (Penarius pinguis )」の解説
温暖化で縮小するツンドラ地帯から食料を求めて南下したツンドラ居住者が気候に適応して体毛を失った姿。
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ホスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 09:44 UTC 版)
彼らはリンクのホストであり、公平がリンクに帰って来た時は、派閥争いも日常茶飯事だった。最初は公平を「おっさん」・「お前」と呼んでいたが、やがて公平の情熱に惹かれ、公平を「兄貴」と慕って行く。
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ホスト
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「Little Birds Fly」の記事における「ホスト」の解説
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ホスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 08:26 UTC 版)
LANパーティーにおけるホストの仕事は大変多くが含まれており、これは大規模なパーティーで特に顕著である。 電力:多くのホストは平均して参加者あたり500-600ワットの電力使用を許可している。 ネットワーク:イーサネットネットワークは普遍的に必要である。大規模なパーティーでは、一般的な配置計画はギガビットイーサネットバックボーン、高速インターネットルーター、およびそれらを接続する高速イーサネットスイッチである。小規模なパーティーでは、ホストの既存ネットワークで行われることもしばしばある。 場所:モニタ、キーボード、マウスは結構なスペースを必要とする。ホストは参加予定人数が十分にはいるだけの部屋を探すべきである。 計画:後援者にとって、誰もいないLANパーティーを見るほど悪いものはない。
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ホスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 09:39 UTC 版)
「Go! Japan TV 日本大放送」の記事における「ホスト」の解説
理恵(りえ) 吹き替え:石井晴(中国語版) 日本人、本名不明。 2005年の番組開始以来、司会を務めている。 邱忠業(Jam)、吹き替え:李家傑 香港人、日本人の妻と出会ってから日本語を学び、香港演芸学院(中国語版)のゲスト講師を務めている。。 和泉素行(SOKO) 2011年には、日本人が代理で司会を務めた。
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ホスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 08:37 UTC 版)
このウイルスの天然のホストは、単一タイプの脊椎動物である。バリセロウイルス属の水痘・帯状疱疹ウイルスは、ヒトに感染する。
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「ホスト」の例文・使い方・用例・文例
- 今ごろは娘はもうボストンのホストファミリーに会っているはずだ
- 彼が複数のストレージ機器を複数のホストコンピュータに接続する
- 私の息子のホストファミリーになってくださりありがとうございます。
- ホストファミリーに早く会いたい。
- ホストファミリーにEメールを送るつもりです。
- ホストファミリーになってくれてありがとう。
- あなたがホストファミリーに会いに行ったらホストファミリーはとても喜ぶでしょう。
- 私は出発までにホストファミリーを見つけることができなかった。
- ホストファミリーは私に沢山の経験をさせてくれました。
- 私のホストファミリーは7人家族でした。
- 私はホストファミリーにあげるお土産に悩んでいる。
- 私はホストファミリーに手紙を書く。
- 私は私のホストファミリーと鯨の話をしました。
- 私は私のホストファミリーと話しをしました。
- 私にとってホストファミリーやジェーン先生との出会いはかけがえの無い大切なものです。
- 彼女は彼女のホストファミリーは楽しくて親切だと言っています。
- 彼女はリップクリームをホストマザーに買ってもらった。
- でも、ホストファミリーと学校の友達はこんな私に易しい英語を話してくれた。
- ホストマザーが言ってる英語をよく理解できませんでした。
- ホストマザーが言ってる英語を理解できませんでした。
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