エフ‐シー‐オー‐イー【FCoE】
FCoE
別名:ファイバーチャネルオーバーイーサネット,ファイバチャネルオーバーイーサネット
FCoEとは、ファーバーチャネル(FC)のプロトコルをイーサネットを通じて利用するための技術である。
一般的に、大規模なストレージの運用にはファイバーチャネルを利用したストレージエリアネットワーク(SAN)が構築される。ファイバーチャネルによるSANは、複数のサーバーとストレージとをネットワークで接続可能にするが、プロトコルがLANM(ローカルエリアネットワーク)とは異なるため、別途専用のネットワークを設ける必要があるという難点があった。FCoEは、ファイバーチャネルのプロトコルをイーサネット上で扱い、それによってネットワークをLANに統合することを可能としている。
なお、FCoEを構成する際、FCoEスイッチと呼ばれるスイッチとネットワークカードが必要になる。
FCoEは比較的最近になって登場した技術であり、未成熟な要素もあるとされるが、設備や運用面などでのコスト削減効果が期待されている。
参照リンク
FCoE(エフシーオーイー)とは - (富士通)
ファイバーチャネル・オーバー・イーサネット
(FCoE から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/26 15:29 UTC 版)
ファイバーチャネル・オーバー・イーサネット (英: Fibre Channel over Ethernet : FCoE) はファイバーチャネル(FC)を 10ギガビット・イーサネット上で使えるようにするための規格。ストレージエリアネットワーク (SAN)とLocal Area Network (LAN)をイーサネットで統合することを目的としたプロトコルで、ANSI T11委員会で標準化が完了している[1]。
- 1 ファイバーチャネル・オーバー・イーサネットとは
- 2 ファイバーチャネル・オーバー・イーサネットの概要
- 3 用語集
- 4 関連項目
- FCoEのページへのリンク