Gooブログとは? わかりやすく解説

gooブログ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 23:23 UTC 版)

NTTドコモ > goo > Gooブログ

gooブログgoo blog、グーブログ)は、NTTドコモが運営するポータルサイトgoo」が提供するブログサービス2004年3月サービス開始[1]NTT-Xが開設し、同年4月にNTTレゾナントへ移管された。日本においてブログが普及した2000年代前半にサービス開始した老舗ブログサービスの一つであった。

2023年7月1日付でNTTレゾナントがNTTドコモへ吸収合併された[2]ことに伴い、「goo」と「gooブログ」もNTTドコモの運営となった。

2025年11月18日をもって、NTTドコモは「gooブログ」をサービス終了[1][3]することを予定している。

概要

ブログ開設には、無料で取得可能なアカウント「goo ID」が必要である。gooブログ全体でのアクセスランキングや、注目されているキーワード、テーマ別の優れたブログを紹介するゴールドブロガーのコーナーなどがあり、これらはブログを開設していなくても閲覧できる。

有料プランもあり、容量が増える[4]アクセス解析ができる、アフィリエイトリンク先に制限がなくなるなどのオプションが増えるシステムになっている。

携帯電話からの投稿や修正も可能であり、その場合は電子メールから投稿するか、携帯電話専用サイトから投稿する。ブログのアクセスランキングなども携帯電話からも確認できる。のちにスマートフォンからの投稿・修正にも対応した。

2010年7月、写真共有サービス「gooブログ フォトチャンネル」を提供開始した[5]

特徴として挙げられるのは、訪問者数が多く使いやすい反面、カスタマイズ性が低い、利用可能なデザインテンプレートやブログパーツが少ないなどである。このため初心者向けのブログサービスとして位置づけられている。

以前、コメントの投稿を禁止してもGoogleのキャッシュを経由すれば投稿できるというバグがあり、いわゆる炎上の被害を助長させたことがあったが[6]、のちに修正された。

ブログを開設している著名人

脚注

  1. ^ a b goo blogサービス終了のお知らせ”. gooブログ. NTTドコモ. 2025年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月21日閲覧。
  2. ^ 完全子会社(エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社)の吸収合併に関するお知らせ』(プレスリリース)NTTドコモ、2023年5月25日https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2023/05/25_00.html2023年6月1日閲覧 
  3. ^ 「goo blog」&「教えて!goo」サービス終了へ 20年超え歴史に幕 先月gooニュースも発表”. スポニチアネックス (2025年4月14日). 2025年4月14日閲覧。
  4. ^ 「gooブログ」が容量競争に終止符!? 有料版が最大1TB、無料版も3GBに IMPRESS INTERNET Watch、インプレス、2005年2月15日
  5. ^ gooブログ、携帯で撮影した写真が共有できる新サービス IMPRESS ケータイWatch、インプレス、2010年7月23日
  6. ^ 加野瀬未友「個人サイトを中心としたネットにおける情報流通モデル」『ised 情報社会の倫理と設計 倫理篇』 河出書房新社、2010年、234頁。ISBN 978-4309244426
  7. ^ 保坂展人のどこどこ日記 gooブログ
  8. ^ 1DAY John-B-Chopper!? -JOHN-B-CHOPPER OFFICIAL BLOG- gooブログ
  9. ^ アクトレス ~戸田恵子オフィシャルブログ~ gooブログ
  10. ^ 戸田恵子オフィシャルブログ Powered by Ameba

関連項目

外部リンク





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