impress
「impress」とは、人によい印象や感銘を与えることを意味する表現である。
「impress」とは・「impress」の意味
「impress」とは、「(人に強い)印象を与える」「印象づける」といった意味で用いられる英単語である。「His works so impressed me.(彼の作品は私にとても強い印象を与えた。)」のように使う。人に「(ものごとを)強く認識させる」「銘記させる」「(心に)焼き付く」といった意味でも用いられる。例えば「His failure impressed on me the importance of a partner.(彼の失敗はパートナーの重要性を私に強く認識させた。)」のように使う。「impress+目的語+with+(代)名詞」の形で用いられた場合「(目的語をwith以下で)感動させる」「感銘させる」という意味になる。「The artist impressed her with his works.」なら「その芸術家は自身の作品によって彼女を感動させた。」と訳す。
「impress」の名詞形の単語としては「impression」というものがある。「impression」は「(良い)印象」「感銘」「感じ」「気持ち」などと訳されることが多い。「Her explanation made me a good impression.」とあるなら「彼女の説明は私に好印象を与えた。」となる。形容詞の関連語としては「impressive」が存在する。「impressive」は「強い印象を与える」「印象的な」「感銘を与える」と訳す。例えば「I bought an impressive picture.」なら「印象的な絵を買った。」とする。
「impress」の活用変化一覧
「impress」の活用変化は次のとおりである。・原形(現在形)impress
・過去形 impressed
・過去分詞形 impressed
・現在分詞形 impressing
「impress」の語源・由来
「impress」の直接の語源は、中期英語の「impressen(印象を与える)」だと考えられている。「impressen」はラテン語に由来する。ラテン語の接辞「in(〇〇の中に)」と「premo(押し付ける)」が結びつき、ラテン語「imprimo(押し付ける)」が作られた。「imprimo」は中期英語まで引き継がれ「impressen」と変化した。「impress」と「impressed」と「strike」の違い
「impress」「impressed」「strike」の3つの語は、どれも「感動させる」という意味を持つ。だが、同じように用いることは難しい。まず「impress」の過去形および過去分詞形が「impressed」である。そのため、これら2つの語は、意味こそ同じであっても、一般的に用いられる時制が異なる。「impress」と「strike」はニュアンスの面で若干違う。「impress」は人の心に刻み込まれ考え方が変化するような印象を重視する。「His message in his songs impressed by many people.」なら「彼の歌に込められたメッセージは、多くの人々の心を動かした。」となる。一方で「strike」は「急に打つ」といったニュアンスを持ち、衝撃的な印象を重視する語だ。例えば「His message in his songs struck many people.」なら「彼の歌に込められたメッセージは、多くの人々の心を打った。」と訳す。
「impress」を含む英熟語・英語表現
「to impress」とは
「to impress」は、「(人の心を)捉える」「感動させる」といった意味を持つ英語表現である。
「get impress」とは
「impress」は受け身の形で使われることが多いため「be impressed」と表現することは多い。だが、一般的に「get impress(ed)」と表現することはない。「get」を用いる場合は名詞形である「impression」を用いて「get an impression」と表現するとよいだろう。
「be impress」とは
「be impress」とは「be impressed」の誤用。be動詞を使い、受け身の形にする場合は「be impressed」とする。
「I'm impressed」とは
「I'm impressed.」は、「感心した」「すごいね」と訳す英語表現。くだけた言い回しなので、目上の人に使うには向いていない。
「impress」を含む用語の解説
「Impress Watch」とは
「Impress Watch」とは、株式会社インプレスが運営する、インターネットを使ったニュース配信メディアの総称のことである。
株式会社インプレスは、インターネット雑誌「iNTERNET magazine」(刊行は1994年9月から2006年3月まで)を刊行していたが、雑誌メディアの先細りを受け、1995年11月に日本初の電子メール新聞「INTERNET Watch」を創刊した。同年、メールマガジン「PC Watch」の配信と、IT系のニュースサイトの公開を始める。以降、株式会社インプレスはテーマごとに分けられた多くの情報サイトの作成を開始した。そのなかで「Watch」の名前が付いた情報サイト群は、「Impress Watch(シリーズ)」と呼ばれるようになった。
また「Impress Watch」はニュースサイトの名前でもある。「Impress Watch」には、ほかのImpress Watchシリーズに含まれていない、テクノロジーやライフスタイル系の情報が集められている。
「impress」の使い方・例文
・Her words didn't impress me.(彼女の言葉は印象に残らなかった。)・His words seemed to impress her.(彼の言葉に彼女は感銘を受けたようだ。)
・My parents impressed on me the importance of money.(私の両親からはお金の大切さを認識させられた。)
・The man was impressed by the words, "If you give up, the game is over."(「諦めたら試合終了ですよ。」という言葉に男は感銘を受けた。)
・That sound gives me a warm impression.(その音は私にあたたかい印象を与える。)
・Oh my god! Great play! I'm impressed!(なんてこった!すごいプレーだ!やるじゃない!)
インプレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 07:24 UTC 版)
株式会社インプレス(英: Impress Corporation)は、情報技術分野に関するコンテンツ事業を行う日本の企業。
- ^ コーポレート・ガバナンス報告書と体制図 - 株式会社インプレスホールディングス
- ^ a b c d e f g h i j k 株式会社インプレスホールディングス (23 June 2021). 第29期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書 (Report).
- ^ 株式会社インプレスホールディングス 定款 第1章第1条
- ^ a b “第26期有価証券報告書 (2017年4月1日~2018年3月31日)”. インプレスホールディングス. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “電子書籍をプロモーション/市場拡大するための企画会社「株式会社リーディングスタイル」を設立”. News2u.net. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “インプレスが「株式会社シンクイット」を子会社化オープンソース時代の企業システム選択ポータルサイト「ThinkIT」を開始”. News2u.net. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “インプレスHD、天夢人(てむじん)をグループ傘下に”. 新文化. 2019年4月7日閲覧。
- ^ 出版×FMラジオ 新たなファンコミュニティの創造へ 株式会社インプレスホールディングスが、FMラジオ局 株式会社 InterFM897に出資,インプレスホールディングス,2021年5月12日
- ^ イカロス出版株式会社の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ,インプレスホールディングス,2021年7月27日
- ^ “インプレスホールディングスとメディアドゥが合弁会社「PUBFUN」設立 POD出版サービス事業を展開”. Media Innovation (2022年4月4日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “インプレスR&Dが解散 インプレスが承継”. 文化通信デジタル (2022年12月1日). 2023年1月27日閲覧。
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