メールマガジンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > メールマガジンの意味・解説 

メール‐マガジン


メールマガジン(めーるまがじん)

インターネット電子メール情報発信するメディア

あらかじめメールアドレス登録した多数読者対し一斉にメール情報を送る。読者にとっては、自分欲し情報選択でき、最新情報継続的に配信されるというメリットがある。

情報の内容多種多様で、企業発行する専門的なメールマガジンから、個人発行する趣味的なものまで、幅広くそろっている有料のものもあるが、ほとんどすべてのメールマガジンは無料配信されている。

まぐまぐ」に代表される発行スタンド登場によって、1999年後半から個人情報発信の手段としてメールマガジンが流行した企業インターネットにおける経営戦略から、次々とメールマガジン事業参入し新製品サービス関連する情報顧客提供している。

ホームページ情報掲載するウェブマガジン」では、利用者にとって、そのサイトまで情報を見に行く手間が必要となるが、メールマガジンは、利用者のところまで情報届けるという点で積極的な情報発信をしていると言える

今のところ文字情報中心となっているが、画像などのデータ貼り付けるHTML形式のメールマガジンもすでに登場している。

(2001.05.10更新


メール・マガジン(メール・マガジン広告)


メールマガジン

【英】mail magazine

メールマガジンとは、電子メール利用して定期的に配信される情報提供サービスのことである。いわば電子メールによる雑誌magazine)である。

発行元となるWebサイト自分メールアドレス登録するだけで、メールマガジンの配信は受けることができる。その大半無料購読できるが、その多くには本文中に数行広告含まれている。あるいは有料配信されるメールマガジンもある。いずれもバックナンバー過去記事)については配信元Webサイト上で求めることのできる場合が多い。

メールマガジンの発行者は主に企業であるが、グループ個人である場合少なくない内容企業製品情報ニュース記事から、何らかの講座的や連載的な読み物、あるいは個人日記など、多彩極める。特に「まぐまぐ」に代表される事業者が、配信システム無料提供することにより、個人手軽にメールマガジンを発行できる環境整っているため、日本においては世界類を見ないほど多く個人発のメールマガジンが存在しているという。


参照リンク
まぐまぐ
電子メールのほかの用語一覧
メールの種類:  グレーメール  メーリングリスト  メルマガ  メールマガジン  メール爆弾  ループメール  チェーンメール

メールマガジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 00:51 UTC 版)

メールマガジン和製英語: mail magazine)は、発信者が定期的にメールで情報を流し、読みたい人が購読するようなメールの配信の一形態。MMメルマガと略されることも多い。

概要

メールマガジンでは、双方向の配信システムを使用するメーリングリストとは異なり、購読者同士で情報交換ができないプッシュメディア方式の配信システムを使用することが一般的である。

英語でいう「Email Newsletter」「Newsletter」「ezine」などは、特定の法人・個人が自社・自分の購読者へ配信するものだけを指す。 つまり文字通りLetter(読者への手紙)なので、三行広告など、他社・他人の広告宣伝媒体的な機能は含まない。

初期は企業か一部の個人が発行しているものが大半であったが、一般化するにつれて政治家政党行政府自治体NGOなどでもメールマガジンを発行するようになった。

メールマガジンを発行する場合、内容以外にも受信者の好みや環境の違いに配慮するなど、購読者の満足度向上に工夫が必要となる。配慮すべき項目としては、一回のデータ量、配信頻度、形式(HTMLかテキストか)、配信停止の仕組みなどがある。

また、各種サービス等の提供事業者が、加入者に対して送付する広告メールを「メールマガジン」と称している場合もある。中には、メールアドレスの記入を必須事項とするなどしてアドレスを収集し、アドレスの記入を以って「メール送付を許可された」と拡大解釈して必要以上の頻度でメール送付を続けるといったスパム紛いの行為を行う事業者もある。途中で説明も無く配信が途絶え、事実上廃刊するものもある。

配信代行業者のサービス(メールマガジンスタンド)を利用することで個人でのメールマガジン配信が可能となる。

購読と解約

メールマガジンの購読と解約(購読解除)の方法は2種類に分類できる

オプトイン方式
オプトインは、メールマガジンへの参加の意思を確認して許可を取ること。オプトイン方式とは、参加の意思を示したユーザーだけにメールマガジンを送ること。一般的なメールマガジンの形態。企業が会員を募って配信するものなどがこれにあたる。
オプトアウト方式
オプトアウトは、メールの受け取りを拒否する意思を示すこと。購読中止の手続きをすること。オプトアウト方式とは、最初は発信者が読者の意思と関係なくメールマガジンの購読者リストに登録し、購読中止を申し込んだユーザーは配送を止められる。

本人が登録したのではないメールアドレス宛に送信してくるものは、迷惑メールスパムメール)として規制の対象となっている。

オプトアウト方式のメールマガジンは以下の点でユーザーにとって不利なので勧められない。

  • ユーザーに取っては不要な情報のために購読中止するための手間がかかる。
  • 相手が迷惑メール業者の場合、購読中止の意思表示をすることがメールアドレスの有効性を示すことになってしまうので、一層迷惑メールが増える危険性がある。

このため、セキュリティ啓蒙を行う団体などでは、オプトイン方式であるべきだとの主張がある[1]

なお、日本においては、宣伝・広告を目的としたメールは、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律にて事前承諾がない受信者への送信を基本的に禁止している(オプトイン方式のみが合法)。2008年以前は、事業者はオプトインを取らなくても件名に「未承諾広告※」と書いてメール仕訳が可能な状態にしておけば、広告メールを送っても違法にはならなかったが、2008年の同法改正後はオプトインが必須となった[2][3]

出典

関連項目


メールマガジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 00:34 UTC 版)

ヤマレコ」の記事における「メールマガジン」の解説

メールマガジンの自動配信機能があり、週に一度最新ヤマレコ(本サイト)の情報山行記録週間アクセスランキングなどの情報入手できる

※この「メールマガジン」の解説は、「ヤマレコ」の解説の一部です。
「メールマガジン」を含む「ヤマレコ」の記事については、「ヤマレコ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「メールマガジン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「メールマガジン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メールマガジン」の関連用語

メールマガジンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メールマガジンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
時事用語のABC時事用語のABC
Copyright©2025 時事用語のABC All Rights Reserved.
広告転職.com広告転職.com
Copyright(C) 2025 Total Brain co., ltd. All Rights Reserved.
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【メールマガジン】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメールマガジン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのヤマレコ (改訂履歴)、山本伸一 (株式評論家) (改訂履歴)、理多 (改訂履歴)、寺下薫 (改訂履歴)、小明 (改訂履歴)、杏野はるな (改訂履歴)、宇野常寛 (改訂履歴)、鉄道博物館 (さいたま市) (改訂履歴)、FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜 (改訂履歴)、EnergyShift (改訂履歴)、スカッとゴルフ パンヤ (改訂履歴)、水樹奈々のMの世界 (改訂履歴)、P.S.すりーさん (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS