50TAの概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 15:37 UTC 版)
事の発端は、お笑い芸人の狩野英孝がテレビ朝日の人気番組『ロンドンハーツ』の企画「マジックメール」で秋山莉奈に好意を持たれるドッキリを仕掛けられ、秋山の前で「涙」という自作のLove Songを歌った事である(狩野曰く「オシリーナにあげた物」)。 なお、この「涙」という曲は、携帯ダウンロードで6万8000件もDLされた。 テレビ朝日の放送50周年企画として『ロンドンハーツ』が2009年2月3日放送のSP番組「50年に1人の勘違い男、ボク芸人やめますスペシャル」を企画する。内容は、前回のドッキリで自作の曲を歌唱した狩野英孝にCDデビューの話を持ちかけ、アーティスト名も「50TA」書いて「フィフティーエー」と名付け、曲を作詞作曲させ、仕掛け人の1000人の観衆の前でコンサートを行い、最後は落とし穴に落とすという大型ドッキリ企画。アーティスト名の「50TA」は、仕掛人の田村淳の指示を受けたプロデューサーから提案された。この意味は、狩野には「GO Top Artist」とされていたが、実際は「50周年テレビ朝日」の略である。この企画の反響は大きく、楽曲は2日間で10万、2009年11月現在で累計50万DLの大ヒット。「Perfect Love」が携帯着うたダウンロード第1位を記録。 2009年2月22日、六本木ヒルズの六本木ヒルズアリーナにて、既存の曲とこの日の為に書いた新曲「灼熱炎」「自分にハッピーバースデー」を含めた1日限りの復活ライブにして、ドッキリではない初ライブを行った。その模様は3月3日に放送された。 後に、狩野が桜田神邪名義で作詞作曲した「ノコギリガール〜ひとりでトイレにいけるもん〜」は青木さやかのカヴァーという形で2009年11月18日にavex traxからCDリリースされた。YouTubeの「avex Channel」で掲載され、50万回再生を突破した。2010年3月4日は109万回再生されている。 狩野を「これ以上は調子に乗せない」という理由で50TA名義のCD発売は企画当初からなかったが、視聴者の熱いリクエストに応えて[要出典]、2010年2月10日にベスト・アルバム『50TA』をリリース。アルバムは、オリコンの9位にランクインした。なお、この企画が放送される以前に狩野は、「狩野英孝」名義で「ようこそ!イケメン☆パラダイス」という曲でCDデビュー自体は、既に果たしている。 アルバム発売時期に合わせて、50TAのホームページや、ブログも開始。最後の行に、よく『嵐がくる...』と書いて終わる。 芸能界でも反響は大きく、自身がレギュラー出演している爆笑レッドシアターの内村光良、不定期で出演している爆笑レッドカーペットの今田耕司から「芸人辞めたよね」と突っ込まれる、仕事で一緒になったCHAGEから「ASKAがお前の歌を歌っている」と言われて、飛鳥に自慢しようと写メールを撮る、飛行機で隣になった清水アキラに「50TAよかったよ」と言われ、そのまま清水の家に行ってご飯をご馳走になるといった事があったという。
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