ないとう‐しんじゅく【内藤新宿】
内藤新宿
内藤新宿
内藤新宿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 13:32 UTC 版)
内藤新宿(ないとうしんじゅく)は、江戸時代に設けられた宿場の一つ。甲州街道に存在した宿場のうち、江戸日本橋から数えて最初の宿場であり、宿場内の新宿追分から甲州街道と分岐している成木街道(青梅街道)の起点でもあった。現在の住所では、東京都新宿区新宿一丁目から新宿二丁目・三丁目の一帯にあたる。
- ^ ロム・インターナショナル(編) 2005, p. 144.
- ^ 慶長9年(1604年)に上高井戸宿・下高井戸宿に分割され、月初から15日までは下高井戸宿が、16日から月末までは上高井戸宿が利用された。
- ^ 『江戸の宿場町新宿』によると、現在の貨幣価値に換算して10億円以上とされる。
- ^ 街道の分岐点で、茶店や太宗寺の門前町が存在していた。内藤家の領地内であったため、内藤宿と呼ばれており、寛永2年(1625年)には幕府に公認されていたという。
- ^ 『江戸切絵図集成』(文久2年(1862年))による。仲町のすぐ北には太宗寺があり、仲町の一部には門前と記されている。なお、新宿追分のある上町は現在の新宿三丁目、仲町は新宿二丁目、下町は新宿一丁目にほぼ該当する。
- ^ 江戸名所図会 1927, p. 274.
- ^ 『改訂 四谷散歩』による。
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