荻原重秀とは? わかりやすく解説

おぎわら‐しげひで〔をぎはら‐〕【荻原重秀】

読み方:おぎわらしげひで

[1658〜1713]江戸中期幕臣勘定奉行通称彦次郎貨幣改鋳行い一時的に幕府財政難救った私利むさぼったとされ、新井白石弾劾により失脚


荻原重秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/14 13:39 UTC 版)

荻原 重秀(おぎわら しげひで)は、江戸幕府旗本。通称は彦次郎、五左衛門。官位は従五位下・近江守。 勘定奉行を務め、管理通貨制度に通じる経済観を有し、元禄時代に貨幣改鋳を行ったことで有名。


  1. ^ 久光重平『日本貨幣物語』109-110頁
  2. ^ 田谷博吉『近世銀座の研究』186 - 190頁
  3. ^ 小葉田淳『日本の貨幣』133-140頁
  4. ^ 三上隆三『江戸の貨幣物語』164 - 165頁
  5. ^ 滝沢武雄『日本の貨幣の歴史』133頁
  6. ^ 小葉田淳『日本の貨幣』211-213頁『折たく柴の記』
  7. ^ 東武野史 著(翻刻)訊洋子『三王外記』1880年 デジタルコレクション 9コマ
  8. ^ 三上隆三『江戸の貨幣物語』102 - 103
  9. ^ 滝沢武雄『日本の貨幣の歴史』198-199頁
  10. ^ 『勘定奉行荻原重秀の生涯』119-125頁。
  11. ^ 『勘定奉行荻原重秀の生涯』125-127頁。
  12. ^ 若田部昌澄 『もうダマされないための経済学講義』 光文社〈光文社新書〉、2012年、141頁。
  13. ^ 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 二巻 別巻 元禄十六年十一月二十三日』20頁『楽只堂年録』
  14. ^ 北原糸子『日本震災史』114-120頁
  15. ^ 瀧澤武雄,西脇康『日本史小百科「貨幣」』東京堂出版、1999年
  16. ^ 村井淳史の研究によれば、重秀が受けたという26万両の賄賂の件は、幕府の公式記録(『柳営日次記』など)には一切残されていないとのことである(『勘定奉行荻原重秀の生涯』226頁)。
  17. ^ 滝沢武雄『日本の貨幣の歴史』204-207頁
  18. ^ 草間直方『三貨図彙』
  19. ^ 久光重平『日本貨幣物語』104-106頁


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