理学療法とは? わかりやすく解説

りがく‐りょうほう〔‐レウハフ〕【理学療法】

読み方:りがくりょうほう

身体障害のある人対し運動療法マッサージなどにより、リハビリテーションとして行う治療


理学療法

【仮名】りがくりょうほう
原文physical therapy

筋肉整え、力や動き回復するのを助けるために運動身体活動利用すること。例えば、乳がんの手術後に腕と肩の動き回復し力を取り戻すために理学療法が使われる

理学療法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 15:10 UTC 版)

理学療法
治療法
ICD-9-CM 93.0
MeSH D026741
テンプレートを表示
1980年代の理学療法士教育課程

理学療法(りがくりょうほう、英語: physiotherapy、physical therapy)とは身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気療法マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

理学療法の中には、大きく分けて、運動療法物理療法、動作訓練がある。

また能力障害が残ったときには、基本的動作や日常生活活動を改善するための指導、そして社会生活を送る上で不利な要素を少なくするため、福祉用具の選定や住宅改修・環境調整、在宅ケア等も含まれる。近年では、生活習慣病の予防、コントロール、障害予防も理学療法の対象であるといえる。

参考文献

  • 『運動機能学 : -理学療法の基礎知識として- 』森優(著)金原出版,1969
  • 『理学療法とは』 日本理学療法士協会事務局 1989
  • 『呼吸理学療法学』荻原新八郎(著) 医学書院 1990 ISBN 4-260-24329-2
  • 『ICUのための新しい肺理学療法』 丸川征四郎(編) 第2版 メディカ出版 1997 ISBN 4-89573-616-4
  • 『嚥下障害における肺理学療法』聖隷三方原病院嚥下チーム企画・製作 医歯薬出版,1998
  • 『理学療法士になるには』丸山仁司(編著)ぺりかん社,1999
  • 『環境と理学療法』内山靖(編著) 医歯薬出版 2004 ISBN 4-263-21167-7

関連項目

外部リンク


理学療法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/23 04:58 UTC 版)

頚椎症」の記事における「理学療法」の解説

急性期には行わない1週間程度経過し症状落ち着いたら理学療法を行う。頚椎牽引温熱療法ストレッチなどがある。 頚椎牽引 体重1/6から開始し8~15Kgまでを目安にする。 ストレッチ 肩すくめ、胸はり、首の回旋などの指導を行う。 温熱療法 慢性炎症消炎効果がある。 神経ブロック

※この「理学療法」の解説は、「頚椎症」の解説の一部です。
「理学療法」を含む「頚椎症」の記事については、「頚椎症」の概要を参照ください。

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