ささげとは?

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ささげ【×捧げ】

【一】[名]

ささげること。

伊豆諸島で、物を頭の上にのせて運ぶこと。ささぎ。

【二】接尾助数詞平安時代捧げ物数えるのに用いる。木や造花に付け一組みの捧げ物を「ひとささげ」という。

「奉りあつめたる物、千—ばかりあり」〈伊勢七七


ささげ【豇豆/大豆】

マメ科一年草は3小葉からなる複葉。夏、蝶形淡紫色花が咲く(さや)は細長く弓なりに曲がる。種子や若い食用中央アフリカ原産。ささぎ。《 秋》「—摘む籠を小脇恵那夕焼/風生」

《形が1似ているところから》歌舞伎衣装で、禿(かむろ)・姫などの着付(きつけ)の袖口垂れている5色のひも。

大角豆の画像

ささげ

〔名〕 島田髷を結ぶ布紐。歌舞伎衣装で、遊女などが島田の髷を結ぶ布紐。

歌舞伎浮世柄比翼稲妻鞘当)(1823)二番目序幕「派手なる切り継ぎ肌着、平括けの締め帯、黒襟座敷着、ささげの島田紫縮緬鉢巻したる拵へ


ささげ【捧】

1 〔名〕 太平洋各地漁村女性水桶その他を頭の上にのせて運ぶ頭上運搬をいう。

2接尾平安時代捧げ物数えるのに用いる。物のにつけた一組捧げ物をひとささげという。

伊勢物語(10C前)七七「奉りあつめたる物、千ささげ許あり」


ささげ【豇豆・大角豆】

〔名〕

マメ科一年草中央アフリカ原産で、日本でも古くから栽培されている。つる性長くのびるもの、つる状にならないものもある。互生長柄をもち三小葉からなる小葉は柄があり卵状菱形長さ八〜一五センチメートル。夏、葉腋(ようえき)に淡紫色(ちょう)形花を二〜三個ずつつける。果実長さ一五〜二〇センチメートル線形(さや)で上を向いてつく。種子長さセンチメートル内外で、白・黒褐色赤褐色など品種によって異なる。おびただしい数の栽培品種があり、実用面からは若食用とするもの(サヤササゲ)、種子とるもの(ミトリササゲまたはハタササゲ)に大別される。また、ジュウロクササゲ、サンジャクササゲなど著しく長くなる一群がある。種子は餡の原料にしたり、強飯(こわめし)にまぜてたいたりする。漢名、豇豆。《季・秋

正倉院文書写経司解・天平一一年(739八月一一日「佐々気四升 直銭十六文」

俳諧・晉明集(1772‐89頃)二「ささけ採籬のそなたや生駒サゲ 山」

② (形がジュウロクササゲ似ているところからいう) 振袖広袖仕立にして、袖丈肩山から三分の一ところにつけた色無地細長い布。江戸時代文化一八〇四‐一八以前京坂地方盆踊りなどの衣服につけた。また、歌舞伎衣装の禿などの袖口垂れている五色の紐をいう。

ささげ&wc2;〈清長画 雛形若菜の初模様〉の画像

青物料理献立183044)「をどりゆかたの ささげ

③ (男を竹にたとえるのに対して女にたとえていう語。

歌謡鄙廼一曲(1809頃)科埜の国春唄曳臼唄ともに諷ふ「思ひ出しては死ぬほど口惜し、ならぬ大角豆(ササゲ)に手をくれて」


捧げ


捧げ

読み方:ささげ

【文語】ガ行下二段活用動詞捧ぐ」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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ささげ (大角豆)

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

Vigna unguiculata

アフリカエチオピア原産だといわれています。古くから各地伝播し、わが国でも平安時代には栽培が始まっています。このササゲ属には180種ほどの品種ありますが、蔓性もしくはなし矮性で、長いのが共通し特徴です。栽培品種は、蔓性長く30100センチグループ蔓性もしくはなし矮性1030センチグループそれになし矮性10センチほどのグループ大別されます。ふつうに「ささげ」といえば1030センチグループ指します。名前の由来は、の先が上に反り返り捧げもつ手の形に似ていることから。
マメ科ササゲ属一年草で、学名Vigna unguiculata。英名は Cow pea
マメのほかの用語一覧
サイカチ:  野皀莢
ササゲ:  ビグナ・カラカラ  十六大角豆  大角豆  小豆  藪蔓小豆  黒小豆

ささげ

・白、黄、赤のものがあり、特に関東地方では赤色のささげ赤飯に使われる。小豆比べ煮崩れしにくい

ささげ

ささげは、日本では古くから栽培され、平安時代にはすでに「大角豆」という名前で存在していたこと記録として残っていますが、アフリカ原産のものが中国経て渡来したものです。なお、「大角豆」という名前は、豆の端が少し角ばっていることから付けられたようですまた、江戸時代の「農学全書」には、紅色由来してとも表記されています。この他、を牙に見立てて「細々牙」と言ったり、が物を「捧(ささげ)る」ように上を向いていることに由来するなどの説もあります。なお、ささげの英名は"cowpea"です。
日本では主に関東以南暖地栽培され、昭和30年代までは国内栽培が盛んでしたが、以後減少しています。また、輸入は主に中国タイなどから行われています。日本生産される豆は赤色のものですが、輸入豆には、白色褐色黒色のものもあります
ささげには大粒種と小粒種がありますが、通常、ささげといわれるものは小粒種の方です。関東地方ではあずきに代わって赤飯用いられます。これは、あずきは煮たときに皮が破れやすいため、「腹切れ」→「切腹」という連想から武家社会で嫌われ、煮ても皮が破れないささげの方を用いようになったのだと言われています。

読み方
ささげ

ササゲ

(ささげ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/30 09:03 UTC 版)

ササゲ(大角豆、学名:Vigna unguiculata: Black-eyed pea)はササゲ属の一年草。つる性の種類とつるなしの種類とがある。アフリカ原産。主に旧世界の温暖な地方で栽培される。樹木の形状は低木であり、直立ないし匍匐する。枝を張ったり、からみついたりと、成育の特性は多彩。


  1. ^ 池上文雄、加藤光敏、河野博、三浦理代、山本謙治『からだのための食材大全』 NHK出版 2018 ISBN 978-4-14-011360-8 p.197.
  2. ^ a b 青葉高『日本の野菜』八坂書房、2000年、pp. 97-98。ISBN 4-89694-456-9
  3. ^ 小さなアミメアリでは追い払う行動が観察されず、他の種のアリには研究が及んでいない。小澤朗人「ササゲの花外蜜腺に集まるアリはカメムシから莢果を守れるか?」、『関西病虫害研究会報』第54号、41-45ページ、2012年。
  4. ^ 新猿楽記
  5. ^ 第3章 調理室における衛生管理&調理技術マニュアル”. 文部科学省. 2020年6月6日閲覧。
  6. ^ ささげ”. 東海農政局. 2020年6月6日閲覧。


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