絶滅ネコ類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 03:30 UTC 版)
数万年から数千年前に栄えた絶滅種のネコ科動物などの骨格標本や復元標本が展示されている。ネコの進化を語る上で欠かせないサーベルタイガーを始め、マカイロドゥスやホプロフォネウスなど、一般にあまり知られていない太古の動物の頭骨などもある。野生動物の保護の大切さを訴える意味も込められたコーナーである。 1997年(平成9年)には、約2千年前までヨーロッパに生息していた史上最大のネコ科動物であるケーブライオン(ホラアナライオン)の全身骨格標本と、既に絶滅したバリトラとジャワトラの頭骨、計3点の展示が開始された。いずれも日本には1つしかない、貴重な標本である。ケーブライオンの標本はロシアのウラル山中で発見されたもので、全身骨格と共に復元模型も展示されている。この全身骨格は発見例の数がわずかであることから、国宝級との声もある。
※この「絶滅ネコ類」の解説は、「ねこの博物館」の解説の一部です。
「絶滅ネコ類」を含む「ねこの博物館」の記事については、「ねこの博物館」の概要を参照ください。
- 絶滅ネコ類のページへのリンク