匍匐性
匍匐性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 06:48 UTC 版)
匍匐枝(匍匐茎、ストロン)をのばすもの 匍匐枝とは、節から根を下ろす匍匐するシュートのこと。 チドメグサ、シロツメクサなど。 直立(または斜上)するシュートを伴う匍匐性シュートをもつもの 複数のタイプが重なって個体が形作られている。シバ - 匍匐茎と直立茎が組み合わさっている。 ギョウギシバ - 下部が匍匐するシュート、斜上するシュート。 カキドオシ - 直立(または斜上)するシュートと匍匐枝が組み合わさっている。 ラショウモンカズラ - シュートははじめ斜上し、彎曲して先が地を這う。匍匐部の葉は鱗片状である。このシュートに直立し花をつけるシュートが伴う。 走出枝(ランナー)を出すもの 走出枝とは、途中から根を下ろさない匍匐性のシュートのこと。ユキノシタ - 母株から走出枝を出した先にロゼットをつくり、それが子株となる。 オミナエシ - 春に直立シュートから走出枝を伸ばし、秋にその先端からロゼットをつくり、翌春に直立シュートとなる。直立シュートは結実後枯れる。
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「匍匐性」の例文・使い方・用例・文例
- 匍匐性で、通常二股に分かれた葉状体を持つ苔綱のコケ
- 生長の遅い匍匐性の植物で半常緑の葉と直立したハリガネのような茎を持つ
- 白からピンクの花と明るい緑の葉を持つ欧州の匍匐性クローバー
- 熱帯アメリカおよびオーストラリア産の匍匐性あるいは半直立性の亜低木
- ツルニチニチソウ:丈の低い匍匐性の常緑多年生植物
- 主に匍匐性の有毒の植物で青い花が咲く
- 匍匐性または双生の草本の熱帯西のアフリカの小さな属
- 西欧州産の常緑の匍匐性草本
- 匍匐性の雑草で小さなピンクの花をつける
- 匍匐性の植物で、3つの鮮やかな濃いピンクの花が密な房をなし、地面近くに咲く1つの花のように見える
- 主に熱帯産の肉厚なあるいは匍匐性の草本
- 浮遊性あるいは匍匐性のアキノノゲシで、淡いバラ色の花が頂生の総状花序につく
- 匍匐性の茎の上に密に集まったピンクの花房がネコの足を裏返したところに似ている
- 下等な多年生のブタクサで、匍匐性の根を持ち、米国南西部やメキシコのやせた土地に産する
- 灰白色の綿毛で覆われた葉を持つ、多年生で匍匐性の絨毯状に繁茂する草本
- 匍匐性の根茎と青からスミレ色の花の垂れた穂状花序のような総状花序を持つ、直立するヨーロッパの草本
- 匍匐性の根茎と柄のある卵形の葉と小さな花を持つ、北半球の小さなランの属
- 細い茎に小さく奇怪な昆虫のような有毛の花を持つ、いくつかの匍匐性の矮性ランの総称
- 優美なピンクの花を持つ、小さな匍匐性のヨーロッパの草本
- 黄色い花を持つ、ヨーロッパの匍匐性常緑植物
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