スギゴケとは? わかりやすく解説

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すぎ‐ごけ【杉×苔/杉×蘚】

読み方:すぎごけ

スギゴケ科蘚類(せんるい)の総称一般に湿地密に生え、高さ5〜10センチ茎と葉との区別がみられ、針状密につく。雌雄異株で、の頂に褐色の柄のある四角柱状の胞子嚢(ほうしのう)をつける。ウマスギゴケ・オオスギゴケ・コスギゴケ・タチゴケなど。


スギゴケ

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スギゴケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 09:49 UTC 版)

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スギゴケ
上:配偶体(茎葉体)、下:胞子体(さく柄)
分類
: 植物界 Plantae
: マゴケ植物門 Bryophyta
: スギゴケ綱 Polytrichopsida
: スギゴケ目 Polytrichales
: スギゴケ科 Polytrichaceae
: スギゴケ属 Polytrichum
: スギゴケ P. juniperinum
学名
Polytrichum juniperinum
(Willd. ex Hedw.)
和名
スギゴケ

スギゴケ(杉苔、Polytrichum juniperinum)は、コケ植物の一種。厳密にはスギゴケ属の1種 Polytrichum juniperinum の標準和名をスギゴケとするが、一般には、スギゴケ属Polytrichum)および近縁のニワスギゴケ属(Pogonatum)、またはスギゴケ科に属する種の総称として用いることもある。総称としてのスギゴケについてはスギゴケ類を参照。

概要

オオスギゴケ

が直立する茎葉体で、細めの葉がその周りにならんでいるようすが、スギの枝のように見えなくもない。地上に密生して群落を作る。さく柄は真っ直ぐに上に伸び、さく(胞子嚢)は円柱形にちかく、帽は上にとがっている。表面が下向きの長い毛に覆われていることが多い。

スギゴケやその近縁種は日本では比較的海抜の高い場所に見られる。身近に見られるスギゴケとされる種の多くは、コスギゴケ(Pogonatum inflexum、カギバニワスギゴケとも)であることが多い。また、大型で10cmを越えるウマスギゴケ(Polytrichum commune Hedw.)やオオスギゴケ(Polytrichum formosum Hedw.)が日本庭園によく使われている。


近縁のハミズゴケ(Pogonatum spinulosum)は、茎葉体が退化し、ほとんどさくの基部にかすかに見えるだけである。光合成はよく発達した原糸体が行なう。そのため、周囲の地表が緑色になる。


スギゴケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/14 01:44 UTC 版)

KOKEくん」の記事における「スギゴケ」の解説

身体の色は白。頭の両脇着いている。和菓子が好きでよく人の物を食べている。

※この「スギゴケ」の解説は、「KOKEくん」の解説の一部です。
「スギゴケ」を含む「KOKEくん」の記事については、「KOKEくん」の概要を参照ください。

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