ミズスギナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > ミソハギ科 > ミズスギナの意味・解説 

水杉菜

読み方:ミズスギナ(mizusugina)

ミソハギ科の抽水性多年草

学名 Rotala hippuris


水杉菜

読み方:ミズスギナ(mizusugina)

ミズドクサ別称
トクサ科の抽水性多年草

学名 Equisetum limosum


ミズスギナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/21 13:40 UTC 版)

ミズスギナ
保全状態評価
絶滅危惧IB類環境省レッドリスト
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: フトモモ目 Myrtales
: ミソハギ科 Lythraceae
: キカシグサ属 Rotala
: ミズスギナ R. hippuris
学名
Rotala hippuris
Makino
和名
ミズスギナ

ミズスギナRotala hippuris)は、ミソハギ科キカシグサ属に分類される植物。湖沼ため池で見られる水草で、アクアリウムに用いられる水草としても知られる。

目次

分布

日本固有種で、関東以西の本州四国九州に分布[1]。生息地の減少に伴って個体数は減少しており[1]環境省レッドデータブック絶滅危惧種に指定されている[2]

形態、生態

多年草[3]匍匐茎を伸長し、上部は直立、茎の高さは3-10cm[3]。葉は線形葉で5-12輪生し、長さは2-3cm[3]。水面まで茎を伸ばし、水上に茎が出た場合は、水中とは異なった形態の葉(異型葉)をつける[1]。花は白色で、水上に伸びた茎の葉腋につく[1]。また水中で閉鎖花をつけ、無性的に繁殖する可能性も示唆されている[4]

利用

アクアリウムにおいて、水槽で栽培されることがある。

脚注

  1. ^ a b c d 小林真吾(2002)「愛媛県におけるミズスギナRotala hippuris Makino の分布記録」愛媛県総合科学博物館研究報告 7 109-112
  2. ^ 環境庁自然環境局野生生物課編『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物8 植物I(維管束植物)』 財団法人自然環境研究センター、2000年、ISBN 4-915959-71-6
  3. ^ a b c 「愛知県維管束植物レッドリスト」(2009年)p.47 [1]
  4. ^ 角野康郎 『日本水草図鑑』 文一総合出版、1994年。 p.120



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミズスギナ」の関連用語

ミズスギナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミズスギナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミズスギナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS