キカシグサとは? わかりやすく解説

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きかし‐ぐさ【きかし草】

読み方:きかしぐさ

ミソハギ科一年草。田や湿地生え、高さ約15センチ下部は地をはう。小さく楕円形で、対生8、9月ごろ付け根淡紅色小花を1個ずつつける。


キカシグサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 03:43 UTC 版)

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キカシグサ
キカシグサ(Rotala indica var. ulgrinosa
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: フトモモ目 Myrtales
: ミソハギ科 Lythraceae
: キカシグサ属 Rotala
: キカシグサ(広義) R. indica
変種 : キカシグサ(狭義)
R. indica var. uliginosa
学名
Rotala indica var. uliginosa
和名
キカシグサ

キカシグサ (Rotala indica var. uliginosa) は、ミソハギ科キカシグサ属に属する抽水植物。また、キカシグサ属に分類される植物の総称でもある。

生態

湿地ため池水田の畦などに生息する一年草。和名は、果実シラミ(古語でキサシ、またはキカジ)の卵に似ていることに由来する[1]。また、アズキグサアキボコリという別名もある[1]

分布

日本中国インド東南アジアに広く分布[1]

形態

草体は通常直立、または斜上する。草体の高さは最大20cm程度。葉は卵形で少し厚みがあり、対生する。浅い水中でも生活し、基部から匍匐茎を四方に伸ばしてよく繁殖する。

キカシグサの花

8月から10月にかけて、淡い赤色の花を葉腋につける[1]。9月頃から、淡黄色で楕円形の種子をつける。種子の大きさは0.5-0.8mm[1]

人間とのかかわり

ロタラという名前で鑑賞用に熱帯魚屋で売られる。 田んぼなどに生息している場合、水田雑草として除草される場合が多い。

脚注

  1. ^ a b c d e 大滝末男、石戸忠『日本水生植物図鑑』(北隆館) p.65



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