パネースとは? わかりやすく解説

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パネース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 16:51 UTC 版)

パネース
創造の神
他の名前 プロートゴノス
エリカパイオス
メーティス
エロース
シンボル
クロノスアナンケー(またはニュクス
兄弟 カオスモイラホーラー
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パネース[1]古希: Φάνης, Phanês、「顕現する者」の意)は、オルペウス教創世神話に登場する原初の両性具有パネス[2]ファネス[3]とも表記される。

アイテールの中に時の神クロノスによって創られた卵から生まれた神[1]。黄金の翼と種々の動物の頭を持ち、光り輝き、全ての物の創造者である[1]

プロートゴノス古希: Πρωτογονος, Prôtogonos、「最初に生まれた者」の意)」とも呼ばれる[1]。その他、メーティスエロース、「エリカパイオス古希: Ηρικεπαιος, Êrikepaios、「力」の意)」とも呼ばれている[1]

脚注

  1. ^ a b c d e 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』191頁。
  2. ^ 齊藤安潔「古典期オルペウス教の概要(1)」『西洋古典研究会論集』第22号、西洋古典研究会事務局、2013年。 NAID 40019759808https://researchmap.jp/SAITO_Yasukiyo/published_papers/48560669 31頁。
  3. ^ レナル・ソレル 著、脇本由佳 訳『オルフェウス教』白水社〈文庫クセジュ〉、2003年。 ISBN 978-4560058633 左xvii頁。



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