カレーうどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 13:51 UTC 版)
カレーうどん(カレー饂飩)は、うどんにカレー汁をかけた料理[1][2]。明治時代に生まれた[3][4]和洋折衷料理の一つであり[5][6]、うどんやそばに洋風の種物を使用した始まりとされる[7][8]。カレー汁は、出汁にカレー粉を加えたものや[9]カレールーを出汁でのばし[10]、片栗粉でとろみをつけたものが用いられる[9][11]。具材は特に決まったものはなく[12][13]、牛肉や豚肉、鶏肉などの肉や、ニンジンやタマネギ、ジャガイモなどの野菜が使用される[14]。
注釈
- ^ 地球の歩き方編集室 (2022, p. [要ページ番号])では1906年(明治39年)、奥村 (2009, p. [要ページ番号])やそばうどん編集部 (2018, p. [要ページ番号])、川上 & 西村 (1990, p. [要ページ番号])では1907年(明治40年)としている。
- ^ 小菅 (2002, p. [要ページ番号])や井上 (2007, p. [要ページ番号])では1908年(明治41年)としている。
- ^ 小菅は「三朝庵」を、親子丼の店ではなく、親子丼を参考に卵とじカツ丼を考案した店として紹介している[54]。
- ^ ターメリックの色素成分であるクルクミンは、可視光、紫外光、弱アルカリ条件下などで分解されやすい[79][80]。
出典
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- ^ 栗原祥光 (2022年2月27日). “Hondaのカレーうどん5種類を麺好きアイドルが食べ比べ”. アスキーグルメ. アスキー. 2022年7月2日閲覧。
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- ^ 井上 2007, p. 155.
- 1 カレーうどんとは
- 2 カレーうどんの概要
- 3 展開
- 4 調理法
- 5 栄養素
- 6 脚注
カレーうどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 09:33 UTC 版)
「おどろき戦隊 モモノキファイブ」の記事における「カレーうどん」の解説
第4・15・28・67・100話に登場する食べ物。第4話スペシャルミッションでは最終的にストロー(緑色のゴムホース)を使った食べ方で2人にトラウマを残し、第15話では日笠の誕生日ケーキ代わりに登場した(ロウソクを立てる為にカレー粉は2倍)。第67話ではストローの太さが直径5cm程にグレードアップして中村屋のインドカレーを使ったカレーうどんを食べかけた。
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カレーうどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:32 UTC 版)
「ごちそうさん (2013年のテレビドラマ)」の記事における「カレーうどん」の解説
第19週に登場(第114回)。め以子はラジオ番組での室井の即興朗読をヒントに、食糧難を乗り切るべく隣組で食材を持ち寄り「一つの鍋」での共同炊事を提案する。め以子は備蓄していた小麦粉や、折しも竹元から送られたカレー粉を提供、「うま介」にて皆で作ったカレーうどんを食べながら、密告の疑いをかけた多江とも和解する。最後は空になった鍋に向かい一斉に「ごちそうさん」の声をかけた。
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カレーうどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:26 UTC 版)
カレーうどん・カレー南蛮うどん(地方によってはカレーなんば)と呼び、蕎麦の「カレー南蛮」と同様の料理である。だし汁にカレー粉を加えてカレー風味にしたものや、だし汁で延ばした和風カレーをつゆとして用いたもの、あるいは茹でた麺にカレーライス用のカレーを直接ないし温かい麺つゆとともにかけたものなど多彩である。 全国的に一般的なものは、鰹節など、うどん全般に使用される和風だしのつゆをベースに、カレー粉を溶き、片栗粉でとろみをつけたスープをうどんにかけたものが多い。 発祥は早稲田大学近傍の三朝庵と言われ、昭和10年(1935年)頃はカレーライスより盛んに食べられており、各社から「南蛮カレー粉」が発売されていた。地域により具材、調理法が異なりバリエーションが多い。南蛮は、かつお節などの出汁を使用し長ネギを入れたカレー風味のつゆを使用したものである。「冷やし」もあり、地方では名古屋カレーうどん、豊橋カレーうどんなど、町おこしのための独自料理となっているものも多い。 ウィキメディア・コモンズには、カレーうどんに関連するカテゴリがあります。
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